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共生に関するakirahsのブックマーク (13)

  • 産総研ら、昆虫の「細胞内共生細菌」が母子垂直に感染する瞬間の撮影に成功

    産業技術総合研究所(産総研)は、富山大学との共同により、昆虫の生存に必須の「細胞内共生細菌」が母虫の体内で初期胚へ伝達される瞬間を画像としてとらえることに成功し、宿主昆虫が細胞の分泌・物質取り込み機能を利用して必須共生細菌を選択的に次世代へ伝える仕組みを明らかにしたと発表した。 成果は、産総研 生物プロセス研究部門 生物共生進化機構研究グループの古賀隆一主任研究員、深津武馬研究グループ長、富山大学 先端ライフサイエンス拠点の土田努特命助教らの研究グループによるもの。研究の詳細な内容は、「米科学アカデミー紀要(The Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America:PNAS)」電子版に日時間4月20日、雑誌版は5月15日号に掲載された。 昆虫類は高度な生物機能を持つ細菌と共生する

    産総研ら、昆虫の「細胞内共生細菌」が母子垂直に感染する瞬間の撮影に成功
    akirahs
    akirahs 2012/05/30
    ブフネラの垂直伝搬機構。任意共生細菌であるセラチアはブフネラに便乗して伝搬されるらしい。面白い。
  • 蚊に細菌注射、デング熱ウイルスを封じ込め : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    熱帯地方に多いデング熱を媒介する蚊の体内に、病原ウイルスの活動を抑える共生細菌を感染させることで病気拡大を防ぐ予防法を豪クイーンズランド大などの研究チームが開発した。25日付の英科学誌ネイチャーに発表する。 デング熱は、東南アジアやオセアニアなどで毎年5000万人が感染し、高熱や頭痛などで、死に至ることもある。旅先での日人感染者も増えている。ワクチンはなく、蚊に注意するしかないのが現状。蚊の駆除のため、殺虫剤散布が行われるが、生態系への影響が懸念されている。 研究チームは、蚊やハエの体内に生息する共生細菌「ボルバキア」に着目。デングウイルスの働きを抑えるショウジョウバエのボルバキアを、デング熱を媒介するネッタイシマカに注射し、感染が確認された約30万匹を、今年1~3月、豪クイーンズランド州の野外に放った。約2週間後に細菌を持つ蚊の割合を調べると、15%以上が細菌感染の蚊で、3か月後には9

    akirahs
    akirahs 2011/08/25
    ボルバキアだから、母から子へ垂直伝搬して感染個体を増やせるのかな。(30万匹に注射はさすがに無理だろう…。)
  • 世界で初めてサンゴの全ゲノム解読に成功

    独立行政法人沖縄科学技術研究基盤整備機構(OIST)マリンゲノミックスユニット(代表研究者:佐藤矩行、研究員:新里宙也、將口栄一、川島武士、濱田麻友子ら)は、沖縄に生息するサンゴ、コユビミドリイシ(Acropora digitifera)の全ゲノムを世界で初めて解読しました。研究成果は、2011年7月25日(日時間)発行の英国科学雑誌 Natureのオンライン版に掲載され、Nature Newsでも取り上げられました。 サンゴはクラゲやヒドラ、イソギンチャクと同じ刺胞動物の仲間ですが、サンゴは共生している「褐虫藻」と呼ばれる微細藻類から養分を得て、海中に巨大な構造物、サンゴ礁を作るという、他の刺胞動物にはない特徴をもっています。全海域のわずか1%の面積にも満たないサンゴ礁ですが、そこは全海洋生物のおよそ25%の命を育む、地球上で最も生物多様性豊かな場所の一つです。しかし近年、地球温暖化や

    akirahs
    akirahs 2011/07/25
    プレスリリース。褐虫藻からの遺伝子水平伝搬は見つからないみたい。
  • サンゴのゲノム解読 沖縄科技機構、死滅の原因解明に光 - 日本経済新聞

    独立行政法人・沖縄科学技術研究基盤整備機構はサンゴのゲノム(全遺伝情報)解読に世界で初めて成功した。サンゴの起源が約5億年前に遡るとわかったほか、サンゴの生態に関わる遺伝子が多数見つかった。サンゴの死滅につながる「白化現象」の原因を解き明かす手掛かりになる。英科学誌ネイチャー(電子版)に25日掲載される。佐藤矩行代表研究者らが沖縄周辺に多く生息するサンゴの一種「コユビミドリイシ」のゲノムを約2

    サンゴのゲノム解読 沖縄科技機構、死滅の原因解明に光 - 日本経済新聞
    akirahs
    akirahs 2011/07/25
    "共生する藻類「褐虫藻(かっちゅうそう)」と病原体とを区別する自然免疫系の遺伝子を持っていることも突き止めた"。面白い。
  • 産総研:昆虫の体色を変化させる共生細菌を発見

    体の色という生物にとって重要な性質を左右する微生物を発見 隠蔽色の変化によって天敵との相互作用に影響の可能性 生物の生態や環境適応の理解へ新たな観点を提示 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 野間口 有】(以下「産総研」という)生物プロセス研究部門【研究部門長 鎌形 洋一】生物共生進化機構研究グループの古賀 隆一 主任研究員、深津 武馬 研究グループ長らは、独立行政法人 理化学研究所【理事長 野依 良治】(以下「理研」という)基幹研究所【所長 玉尾 皓平】の土田 努 基礎科学特別研究員らと共同で、エンドウヒゲナガアブラムシのヨーロッパ集団からリケッチエラ属(Rickettsiella)の新規な共生細菌を発見し、この共生細菌の感染により赤色のアブラムシが緑色に変化することを見出した。 生物の体色は、同種/異種の認識シグナル、配偶行動における婚姻色、天敵に対する隠蔽色、警告色、擬態など多

    akirahs
    akirahs 2010/11/19
    共生細菌が赤色のアブラムシを緑色に変えているという研究。面白いが、感染で体色が変化するとテントウムシには食べられにくくなるが、寄生蜂の攻撃は受けやすくなるという。本当に宿主にとって有利なのかな?
  • 共生細菌の異種間移植で、昆虫が新たな性質を獲得 | 理化学研究所

    共生細菌の異種間移植で、昆虫が新たな性質を獲得 -これまで利用できなかった餌植物上での生存、繁殖が可能な体質に変化- ポイント 共生細菌の異種間移植で、アブラムシの植物適応能力が大幅改善することを発見 “昆虫の植物適応”が生物種を超えて伝播する可能性を示唆 生態系における植物と昆虫の関係の解釈や、害虫対策に新たな概念を提示 要旨 独立行政法人理化学研究所(野依 良治理事長)と独立行政法人産業技術総合研究所(野間口 有理事長)は、アブラムシ体内に生息する特定の共生細菌を異種間移植することで、ある種のアブラムシが、これまで餌として利用できなかった植物上で生存や繁殖が可能になることを発見しました。これは、理研基幹研究所(玉尾 皓平所長)松分子昆虫学研究室の土田 努基礎科学特別研究員、松 正吾主任研究員、および産総研生物プロセス研究部門(鎌形 洋一研究部門長)生物共生進化機構研究グループ深津

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    akirahs 2010/09/29
    ある種のアブラムシに共生する細菌Regiellaを、別種のアブラムシに異種間移植し、このアブラムシがこれまで利用できなかったシロツメクサを餌として利用可能になることを示した、とのこと。面白い!
  • A solar salamander : Nature News

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    A solar salamander : Nature News
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    akirahs 2010/07/31
    "Photosynthetic algae have been found inside the cells of a vertebrate for the first time." すごい。
  • ゲノムレベルの融合? - Research Highlights - RIKEN RESEARCH

    18 June 2010 世界的な農業害虫アブラムシのゲノム解析から、その細胞内に棲む共生細菌との驚くべき関係が明らかとなった。 アブラムシは、植物の師管を流れる液(師管液)を餌として吸い、世界中の農作物に大きな被害を与えている。およそ5000種が知られているアブラムシの生物学的特性について理解を進めれば、効果的な防除法の開発に役立つと考えられる。アブラムシは、昆虫の中でもとりわけユニークで複雑な性質をもつ。例えば、同一のゲノムをもつ個体であっても、環境条件に応じて変幻自在に姿を変えることができる。また、アブラムシは師管液のみでは生存できず、師管液にない栄養分を共生細菌に補ってもらっている。 このほど、国際アブラムシゲノム解析コンソーシアム(IAGC)は、アブラムシで初めてゲノム解読に成功した1。IAGCが解析対象としたのは、エンドウヒゲナガアブラムシ(Acyrthosiphon pis

    akirahs
    akirahs 2010/06/19
    アブラムシの共生細菌ブフネラは必須遺伝子を失っており宿主のアブラムシがそれを提供しているが、それらの遺伝子はなぜかブフネラ由来ではなく他の細菌由来だった、という話。複雑だ。
  • ノリ・寒天、日本人は栄養に…腸内細菌の力で : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    寒天の原料のテングサやノリなどの海藻(紅藻類)は人間の消化酵素で分解できないため、ダイエット品としても使われているが、日人の一部は腸内細菌の力を借りて、紅藻類を分解して栄養分にしていることが仏パリ大学の研究で分かった。北米では、こうした腸内細菌を持っている人は見つからず、習慣の違いが影響しているらしい。8日付の英科学誌ネイチャーに発表する。 研究チームは、紅藻類を分解する酵素を海洋の微生物から発見。公開されている遺伝子のデータベースを調べたところ、この酵素の遺伝子を持つ陸上の微生物はいなかったが、日人の腸内細菌から見つかった。 日人では13人中5人がこうした腸内細菌を持っていたが、北米の18人で持っている人はいなかった。日人は古くからノリなどをよくべており、腸内細菌は、ノリなどと一緒に口に入った微生物から紅藻類を分解する遺伝子を取り込んだらしい。 東京大学の服部正平教授(情報

    akirahs
    akirahs 2010/04/08
    これは面白い。食生活の違いによって腸内細菌にかかるセレクションも違っているということか。
  • シロアリ腸内共生系の高効率木質バイオマス糖化酵素を網羅的に解析 | 理化学研究所

    シロアリ腸内共生系の高効率木質バイオマス糖化酵素を網羅的に解析 -各種シロアリ腸内共生系に共通した酵素群特定とその特異な進化過程を解明- ポイント 各種シロアリ腸内共生系に共通するセルラーゼ遺伝子を網羅的に取得 バクテリアから共生原生生物への遺伝子水平伝播が、高効率糖化システムを実現 糧と競合しない強力なバイオマスリソース利用基盤技術としての実用化へ期待 要旨 独立行政法人理化学研究所(野依良治理事長)は、各種のシロアリ腸内に生息する共生原生生物が共通して持つ特異的な「セルラーゼ※1」群遺伝子を網羅的に取得し、この遺伝子群による高効率なバイオマス糖化※2システムの実現には、シロアリ腸内微生物複合系※3(シロアリ腸内共生系)のバクテリアと共生原生生物間の遺伝子水平伝播※4が関係していることを明らかにしました。理研基幹研究所守屋バイオスフェア科学創成研究ユニットの守屋繁春ユニットリーダー、同

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    akirahs 2010/01/22
    シロアリの腸内でバクテリアから原生生物にセルラーゼ遺伝子の水平伝搬が起きたという話。もうあちこちで水平伝搬は起きていると考えるべきか。
  • HDVの不思議 - 蝉コロン

    科学NATROM先生がウイルスに寄生するウイルス〜D型肝炎ウイルス〜 - NATROMの日記というエントリを書いておられました。HDVは個人的にいろいろ興味があるのでちょっと追っかけで紹介したいと思います。HDVは"ウイルスに感染するウイルス"とは言わないのかどこで線を引くかみたいな問題な気がするのでよくわかりません。文献によっては"ヘルパーウイルスとしてHBVを必要とするHDV"などと記載されています。こういうヘルパーウイルス依存性ウイルスは他にもいくつか知られているようです。アデノ随伴とかそうっぽいんだけどよく知らない。以前に紹介したvirophageスプートニクは、厳密には「宿主ウイルスを犠牲にして自分が増殖する」することが初めて明らかになったウイルスと言うのかもしれません。 以下、HDVのその他の特徴ウイロイドっぽいウイルスですら生物かそうでないかみたいな議論になっているところを恐

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    akirahs 2010/01/21
    トランスポゾンの中にも非自律型があって、自律型トランスポゾンに「寄生」しているものがありますね。似たような関係かな。
  • asahi.com(朝日新聞社):動物のDNA内、新たなウイルス遺伝子を発見 阪大 - サイエンス

    ボルナウイルスの電子顕微鏡写真=大阪医科大学提供  ヒトやサルなど動物のDNAが、少なくとも4千万年前までに感染したとみられる「ボルナウイルス」の遺伝子を取り込んでいることを、大阪大学微生物病研究所の朝長(ともなが)啓造准教授(ウイルス学)らが発見した。遺伝子治療で体内に有用な遺伝子を入れるための運び屋として使うなど、ウイルスの新しい利用法開発につながる可能性もあるという。7日付の英科学誌ネイチャーに発表した。  生物のDNAには、進化の途中で感染したウイルスの遺伝子の一部がとりこまれ、残っていることが知られている。ヒトのDNAの全遺伝情報(ゲノム)の約8%は、DNAに入り込む性質を持つ「レトロウイルス」のものだとされている。  そのためウイルスの感染と生物進化の関係が研究されているが、これまでレトロウイルス以外のウイルスの遺伝子がゲノムに侵入するかどうかはわかっていなかった。  朝長さん

    akirahs
    akirahs 2010/01/07
    Open Reding Frameが保存されていて発現もしているようなので、取り込まれたウイルス由来の遺伝子がホストに有用な新規の機能の進化を促した可能性がある。面白い。
  • 寄生から共生への進化 トコジラミ(南京虫)には細胞内共生細菌ボルバキアが必須栄養素を供給している 産総研 « NODE 科学、技術、サブカル ニュース

    National Academy of Sciences, PNAS(Copyright 2009)  (左)交尾中のトコジラミ。下が雌、上が雄。体長は約5 mm。(右)トコジラミ共生器官の蛍光顕微鏡像。赤色が共生細菌ボルバキア。 引用元: 産総研:トコジラミに必須栄養素を供給する細胞内共生細菌ボルバキアの発見. −寄生から相利共生への進化を実証− 独立行政法人 産業技術総合研究所(産総研)ゲノムファクトリー研究部門 生物共生進化機構研究グループ 深津 武馬 研究グループ長、細川 貴弘産総研特別研究員らは、トコジラミ(南京虫)にとって共生細菌「ボルバキア」が生存に必須であり、ボルバキアがトコジラミにビタミンB類を供給していることを解明した。アメリカの学術専門誌「Proceedings of the National Academy of Sciences USA」(米国科学アカデミー紀要

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    akirahs 2009/12/25
    ボルバキアは単に昆虫に寄生しているだけではなく、役に立っていることもある、というお話。面白い。
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