ジェミナイ・モバイル・テクノロジーズは2010年7月14日、キー・バリュー型データストア(KVS)「Hibari」をオープンソースソフトウエアとして公開した。Hibariはジェミナイが独自に開発したKVSで、数十台~数百台のPCサーバーにデータを分散保存することで、大容量・高速のストレージを安価に実現できることが特徴。中国の大手携帯電話会社が運用するSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)や、日本の大手Webメールのストレージとして採用された実績がある。 Hibariが対象としているのは、テキストデータや写真、動画などのデジタルコンテンツ、様々なシステムのログデータなど。中国の大手携帯電話会社が運営するSNSは写真などのストレージとして、日本の大手Webメールはユーザーのメールボックス(各ユーザー当たり数Gバイト)の保存先として、それぞれ利用している。プログラムは、関数型言語の「E