この本は副題にもあるとおり「世界最高のデザイン・ファーム」といわれるIDEOにおけるイノベーションの技法を、同社のゼネラル・マネージャーである著者が具体的な事例を数多く交えながら紹介してくれる一冊です。 その技法はというと、著者のこの一言に集約されます。 その場所からでて、市場、顧客、製品を観察しよう。狂ったようにブレインストーミングをして、山のようにプロトタイプをつくろう。 創造性を具体的なイノベーションにつなげていくには、いかに日々の仕事のなかで偶発的な発見にいたるセレンディピティを多発させることができるかという組織の能力に関わっています。 IDEOで日々行われているという「観察」「ブレインストーミング」「プロトタイプづくり」は組織においてセレンディピティを多発させ、イノベーションを可能にするための核となる3つの手法だといえます。 それに、イノベーションの温室となるおもちゃ箱のような仕
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