
どうも、世間の浮かれムードについていけず滅入り苦しむ108Hassiumです。 以前、こんな記事を書きました。 この記事の最後に書いたように、研究に進展があったので続きを書きます。 復習前回の記事を読むのが面倒な人のために前回の内容を軽くまとめます。 まず、有理関数の次数を「分子の次数-分母の次数」と定義しました。 例えば$${\frac{z}{z^2-1}}$$は-1次、$${\frac{1}{z^2}+1}$$は$${\frac{z^2+1}{z^2}}$$と変形できるので0次、といった感じです。 次に、「$${f^1(z),f^2(z),f^3(z)…f^{n-1}(z)}$$の次数が全て0以下」かつ「$${f^n(z)}$$の次数は2以上」を満たす関数を「$${n}$$周期発散関数」と命名しました。 例えば$${f(z)=\frac{c}{z^2-1}+1}$$は2周期発散、$${
アニメ「ふしぎの海のナディア」に登場する謎の宝石「ブルーウォーター」を再現する人が現れ、Twitterで「かっこいい」「きれい」と好評です。 ブルーウォーターは主人公ナディアが持つ青い宝石。中に回路が透けて見えるのが神秘的です。コスプレやアクセサリー製作を手がけるキュアカイシャイン小鳥遊(@taka_nashi)さんは、レジン(樹脂)を使ってブルーウォーターを再現。光にかざすと透き通った青が美しく、内部に細かな回路が見えるのがグッときます。蓄光顔料を使っているため、暗闇で光るのもたまらない……! レジンで作ったブルーウォーター 回路が透けて見える! 蓄光顔料で光るのもググッとくる キュアカイシャイン小鳥遊さんはTwitterで作り方についての質問にも回答。3Dデータを作成して光造形3Dプリンターで出力し、蓄光顔料を間の部分に塗って接着し、あとは「磨いて磨いて磨きまくる!」という方法で製作し
美大生が卒業制作として作った金属製の美しい赤いドレスが「こんなに綺麗な鎖帷子は初めて見た」「チェインドレス!?」と話題になっています。拡大するとビックリな作り込み……! 金沢美術工芸大学に通う希宮(のぞみや/@1_saboten)さんが制作した作品。キラキラとした素材がラメニットのように見えますが、実はすべてアルミの針金を輪っかにした“丸カン”を編んで作られています。そのため重さは10キロ。 ドレスとしてのシルエットはもちろん、優雅な袖や、大胆なスリット、動きのある裾のフリルなどデザインも凝っており、素材とのギャップに驚かされます。目を引く紅色からはかっこよさも感じる……! ぱっと見では金属製とは思えないほどの美しいデザインです 希宮さんによると、作品のテーマは「女性の武装と装飾」。以前にネット上で「新宿駅で女性にだけタックルをしながら歩く人の動画」(関連記事)が投稿され波紋を呼びましたが
山道に浮かぶ異様な顔の看板が怖すぎると、Twitterで話題です。TRPGだったら、ビックリして正気失うヤツ。 ビビるわ 遠くから見てもコワイ… 看板が掲げられているのは、六甲高山植物園。遠くから見ても恐怖なのに、近づくと、にんまりとした目の瞳孔にまた人の顔が見えるという不気味っぷり。周囲には「おーい。そこのひと。とまって。もどって。」から始まる詩が掲げられています。 似たような看板はもうひとつあり、こちらは目の部分が全体が黒く塗りつぶされています。「ここはあんぜん。あなたはあんぜん。」などと詩が書かれていますが、いやいやどんなに安全と言われても口元が怪しすぎます。口角のあがり方が笑ゥせぇるすまんと同じじゃないですか。写真を投稿したdemosoさんも「昼間でもビビったのにこれ夜見たらチビるやろな…」とつづっています。 もう一つの作品 なんというロケーション このインパクト絶大な看板は、アー
7月から足掛け4か月ほどかけて、とあるインスタレーション作品をVR空間に再現するという制作を行っていたのだが、先ごろやっと公開することができた。どうにかなるだろうとは思っていたけれど、なかなか大変で、そして楽しかったのでその記録を残す。 cluster 上の記憶のミライ なにを作ったのか 札幌のミニシアターの代表であり、映像作家、美術家である、中島洋さんの作品 "記憶のミライ" のVR版を cluster というサービス上に構築した。 cluster.mu こちらから鑑賞できるので、よかったら見てもらえると嬉しい。PC, Mac, スマートフォンで見ることができるし、Steam VR が使える環境なら VRゴーグルでも見られる。 "記憶のミライ"の詳しい説明は、こちらにあるのだけれど古い8ミリフィルムから作成された映像作品を、4面のスクリーンに囲まれながら鑑賞する。というインスタレーション
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています ナノ3Dプリンタでプリントした極小の戦艦大和がすごいとTwitterで話題になっています。小さすぎて意味がわからないよ! どれが戦艦大和……? 投稿したのは、金属部品メーカー・キャステムが運営するものづくりスペース「京都LiQビル」の公式アカウント(@castem_liq)。指先を写した写真には、光を反射しているのが分かる程度の“点”しか見えませんが、顕微鏡で確認するとそこには戦艦大和が……! 光っている点を顕微鏡で見ると……(※編集部で拡大) めちゃくちゃ小さい大和が! ただ船の形をしているだけではなく、よく見ると檣楼(しょうろう)や主砲らしきものまで再現されているようで、さらにビックリします。比較対象の髪の毛が太く見えるってどういうことなの……。 指紋がでかく見えるレベル 髪の毛に乗る大和の図 顕微鏡での撮影風景 Twitter
造形作家のムラマツ アユミ(@ayumi_M580)さんによる幻想的な生き物を形にした立体作品が心引かれる美しさです。どの作品もかっこいいしか言えなくなる……! 作者の空想を生きる、さまざまな“生き物”を粘土や樹脂を使って表現しています。古代生物や骨、そして妖怪などをモチーフにしながら、生命の力強さといった真逆のイメージを感じさせ、その独特な世界観の魅力に引き込まれます。 甲冑魚・黒帝 甲冑牛・矛 作品は、甲冑がブロンズ製だという「甲冑魚・黒帝」や、透明樹脂で表現された琥珀のような体と骨の頭を持つトカゲらしき見た目の「ALIVE」。妖怪がモチーフの作品では「猫又」や、カワウソの妖怪をイメージした「夕闇」。また卒業制作として作られた「風輪」は、回帰と輪廻をテーマに「海に帰った古代の鯨類と、彼岸と此岸を繋ぐ風車のイメージ」を重ね合わせた作品とのことで、背景に流れる物語を想像させる見所の多い作品
ブルボンのルマンドやイトメンのチャンポンめん、明治のチェルシーなど、食品のパッケージを手描きで入れた“おいしそうなスニーカー”が、Twitterで好評を博しています。とても再現度が高くて、本物を買いに行きたくなる。 お菓子やラーメン、調味料など、見慣れたデザインがずらり 最初に描いたというイトメンのチャンポンめん ブルボンのお菓子もお気に入り 普段買っている好きな食べ物をスニーカーに描いているという、“美味そうなスニーカーの人”(@hOpQTKSkHnbQILM)さんの作品。お菓子やラーメンに限らず、ヒガシマルのうどんスープやヱスビー食品の柚子こしょう、しそ焼酎「鍛高譚」など多彩なモチーフを選び、デザインを忠実にスニーカーへ落とし込んでいます。 真上から見ると商品棚みたい ねとらぼ編集部が作者を取材したところ、食品パッケージをスニーカーに描き始めたのは7月ごろ。数年前まで請け負っていたオリ
「木で絵の具を彫ってみた」という、ユニークな発想の彫刻がTwitterで注目を集めています。これ、板に絵の具を盛ったように見えるでしょう? でも、その“絵の具の部分”も、木から削り出された“板の一部”なんですよ……。 正式な作品名は「PAINT-1」。信じられないかもしれませんが、全部木です 緑色の「PAINT-2」 青の「PAINT-3」 絵の具の凹凸をリアルに表現したこの作品は、彫刻家の村田勇気(@murataart)さんが手掛けた「PAINT」シリーズ。クスノキを彫って着色し、盛り付けられた絵の具に見せています。彫刻だけでなく、彩色の技術もすごい……! ズームで見ると、絵の具にも木目があると分かる 作品は「すごすぎて理解が追いつかない」「拡大するまで理解できなかった」との声があがるなど好評を博しました。赤い絵の具の造形が、肉やマグロの赤身に見えた人も多いようで、「おすし食べたくなった
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています 「超時空要塞マクロス」のオープニングシーンだ、懐かしい……と思ったら、バルキリーのプラモデルをアニメ調に塗って作ったジオラマでした。いくら模型だと聞かされても、脳がアニメとしか認識してくれない。 ファファファファ~ファ~、ファファファファ~ファ~、マクロのそ~……えっ違う? アニメじゃない? 製作者はモデラーのannkoromoti(@ufjmFR0BF7t5Jq7)さん。バルキリー(VF-1J)にアニメ風の影を描き込んで自作の台座に置き、冒頭の出撃シーンを再現して見せました。台座に原作と同様のパースがかかっているのでアニメに見えるのだろうと、理屈は分かっても心がなかなか納得してくれません。 引きで見ればジオラマだとは分かりますが、どうしてもバルキリーまわりが2次元に見えてしまいます 模型である証拠として、annkoromotiさん
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています もしもセブン-イレブンやポンジュースとシューズメーカーがコラボレーションしたら? そんな想像が表れた、「架空のスニーカー」のデザインが楽しいです。モチーフの力もあってどれも秀逸で、実物が欲しくなる。 店舗型の箱にのったセブン-イレブンスニーカー ソールが甘酸っぱいように見えるポンジュース版 側面のドットで実物の穴を表したカロリーメイト(ブロック)版 透明で涼しげなサントリーの天然水版 白地にロゴが彫り込まれた牛乳石鹸版 「ドゥドゥーン」と鳴って虹色に光りそうなネトフリ版 桔梗信玄餅版は赤青2色 プランナーにしてデザイナーの、ミチル(@mitiruxxx)さんによるデザイン案。カロリーメイトの穴や、桔梗信玄餅の花柄など、身近なブランドのデザインをスニーカーと箱に落とし込んでいます。 一連の作品は「セブン-イレブンのは店員がはいていそう
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています 「カルピスウォーター」の夏季限定パッケージが7月14日より登場しました。パッケージのイラストには“とある仕掛け”が施されており、爽やかで甘酸っぱいサプライズがTwitterで話題を呼んでいます。 部活や下校風景など「放課後の高校生」が前面に描かれた夏季限定パッケージ。これだけでも透明感のある素敵なデザインですが、カルピスを飲み干すとペットボトル背面のイラストと重なり物語が完成します。 たとえば吹奏楽部の女子生徒の奥には、同じく楽器を演奏する友人が登場し、練習場所がどこかの屋上だったことも判明します。また、下校する男子生徒の視線の先には、楽しそうに振り返る女子生徒が。角度によっては手をつないでいるようにも見え、付き合っているのか、恋人未満の関係なのか、どちらにせよ甘酸っぱい気持ちになるイラストです。 青い空、青い海、青春を感じさせるも
世田谷美術館が開催中の特別展「作品のない展示室」が好評を博しています。文字通りに作品は一切展示せず、展示室そのものと、窓から見える砧公園の景色を見せる趣向です。 普段はスライディングウォールで閉ざされた窓を全開放 会場の様子(公式ブログより) 「作品のない展示室」開催概要 ・会場:世田谷美術館 1階展示室(東京都世田谷区砧公園1-2) ・会期:2020年7月4日~8月27日 ・開館時間:10時~18時 ・休館日:毎週月曜日(祝・休日の場合は開館、翌平日休館) ※8月10日(月・祝)は開館、翌8月11日(火)は休館 砧公園内に位置する同館は、建築家の内井昭蔵氏が「生活空間としての美術館」「オープンシステムとしての美術館」「公園美術館としての美術館」をコンセプトに設計。広い窓を多数備え、周囲の環境と一体化しようとする、開放的な建物となっています。 せっかくの窓も普段は作品保護のため閉鎖されてい
我々の存在する宇宙は、卵の中にあるのかもしれない――そんな空想を立体化した「宇宙の卵」が神秘的でワクワクします。割れた卵の中をのぞき込むと、中には広大な宇宙が……! 日常に宇宙の神秘が入り込む不思議 あたりを暗くすると、中から宇宙が飛び出しそうな感覚に Twitterユーザーのaiwendil(@aiwendil1)さんが手がける、アート作品のプロトタイプ。古今東西の創作物で描かれてきた「宇宙を卵になぞらえるイメージ」を、実在する物体として表現したらどうなるだろうかと、作り始めたといいます。 「吸い込まれそうなほどきれい」「神の視点?」「メン・イン・ブラックを思い出した」など大きな反響を呼んだこの作品は、aiwendilさんが取り組む「架空標本博物誌」シリーズの1つ。「実在する架空」をコンセプトに、これまでも「植物世代と動物世代を繰り返す『大気鳥』」や、「生物とも非生物ともつかない『雪氷水
架空の町を緻密に描いた風景画が、Twitterに驚きをもたらしています。描き込みがあまりにも細かくて、建物が浮き上がって立体的に見える……! 着色も陰影も未着手なのに、この立体感……! 作者はイラストレーターの指宿(@ibsukionsen)さん。水彩紙のイラストボードに、密集する建物を製図ペンでコツコツ描き込み、広大な世界を表現しました。気が遠くなる地道な作業……。 最初はトウモロコシのようにも見えますが……? 引いていくごとに立体感が増していく それでもまだ、作品は線画の段階。ここからさらに影や色を加えていくというのだから、完成形が楽しみです。 セピア調に着色した段階。次の工程は影入れと調整で、これからが本番だというのだから大変だ 作品は広く注目を集め、「高画質の写真みたい」「ズームアウト時の立体感がすごい」「キャンパスの中に小都市が……!」「小さく見える建物の中にも一人一人日常があっ
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています ロンドンを拠点とするフォトグラファーのリッチ・マコーさんのInstagramに投稿された、自然や街の風景に切り絵を組み合わせた写真が創造性が際立っていると注目を集めています。 切り絵によって夕日が大リーガーのキャッチするボールに! リッチさんは黒い紙で切り絵をつくり、目にした風景に重ね合わせることで、誰も見たことがないような異世界を作り上げます。米カリフォルニア州タンパで目にした夕日は、大リーガーの切り絵を組み合わせることによって、まるで太陽がボールみたいにグローブに収まっているように見えます。 他にも米ユタ州の岩山が並ぶモニュメント・バレーを通る1本の直線道路に、ボーリングをする人を形どった切り絵を重ね合わせることで、一変して壮大なボーリング場に変わるのです。その他にもロンドンの夜空にライオンキングのシンバたちが現れ、幻想的な世界
東京のたいやき屋さんで売っている、「たいやきマスク」がかわいいです。おいしそうなたいやきが、口元をふんわり包んでくれる……。 かわいいしおいしそうっ 阿佐ヶ谷(杉並区)の「たいやき ともえ庵」が、布小物作家の“はっち”さんに依頼して製作し、6月3日から販売している布製の立体マスク。生地が薄手の白柄(2800円)と、厚手のこげ茶柄(3200円)の2種類が用意されています(全て税込)。 柄入れまで含めて全てハンドメイドゆえ、やや高めの値付けになってしまうとのことです 公式ブログでは、製作の詳細が公開。たいやきの形に近づけるため、形は左右非対称に。装着時に柄が変形すると計算したうえで、たいやきに見えるようデザインするなど、さまざまな工夫が盛り込まれています。 既存のマスクに絵を描くだけで済ませず、形そのものをたいやきに ゴムの位置が左右で等しくなるよう、ゴム通しの構造を調整 着用するとアゴのライ
韓国のデザイン企業「d'strict」がYouTubeで映像作品を公開しました。まるで本物の海の波を箱に閉じ込めたような迫力があります。 海を箱に入れたような迫力 メディアアート「WAVE」は、アナモルフォーシスというデザイン技法を使用した作品。公開された場所は「Coex SM Town / K-Pop Square」で、韓国で最も大きな広告ディスプレイを使用しています。その大きさは横幅80.1m、高さ20.1m。ちなみに日本には2019年、田園都市線渋谷駅に世界最大サイズCOB型LED広告ビジョンとして登場した「ビッグサイネージプレミアム」がありますが、そのサイズは高さ約2m、幅約25mとなっています。 波を入れた水槽のように見える(画像はYouTubeより) 本物の海にしか見えない(画像はYouTubeより) 「WAVE」では錯覚を利用した表現を採用しており、実際にはない奥行きがそこに
ダビデ像や富嶽三十六景、モナ・リザなどを模写したタイル絵が新鮮です。素材はなんと、廃品のPC用キーボード。キートップを外して洗浄・着色し、並べて描いているのです。 ミケランジェロ「ダビデ像」 葛飾北斎「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」 レオナルド・ダ・ビンチ「モナ・リザ」 寄りで見ると…… これは確かにキートップ。印字も残っている 8系統の色付きキートップが用いられている アーティストのErik Jensen(公式サイト/Instagram)氏が、2013年から始めたアート。モチーフは古典的美術品にとどまらず、動物や風景などさまざまで、スティーブ・ジョブズ氏やビル・ゲイツ氏の肖像画も手掛けています。 ビル・ゲイツ氏の肖像画はメイキングも紹介 じわじわ完成していく様が見ていて楽しい 公式サイトでは、より多くの作品と製作工程を紹介。作品の販売も行っています。 バラしたキートップに独自配合の染料を用
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