2016年初頭、1分ごとにカラクリが動いて時刻を書き記す「書き時計」がTwitterで話題を呼び、ついには東京都美術館で展示されるほどの好評を得ました(関連記事)。それから約1年を経て、作者の鈴木完吾さん(@BellTreeNursing)が進化形の「time castle」を完成。小型化や各種改良に成功し再び注目を集めています。 多数の木製歯車が複雑にからみ合ってペンを動かし、毎分磁気ボードの数字を書き替える3分計のタイマー。そのたびに鐘が「チーン」とかすかに鳴る風流な仕掛けも施されています。サイズも前作よりひとまわり小さく、コンパクトな仕上がりに。 1分おきに上のアームが文字を消していき…… 下の筆記ユニットが新たに数字を書き込む 編集部は鈴木さんに製作時の苦労などをうかがいました。書き時計は動作にさまざまな問題があったそうで、作者として納得できていなかった様子。そこで完成度で前作を超