昨今、AI分野における技術革新がニュースになる際、「人間の仕事を代替するテクノロジー」といった側面がクローズアップされやすい。しかし、AIは仕事を奪うばかりではない。人間の仕事を支え、新たな価値を創造する担い手としても活躍の幅を広げている。 金沢工業大学とIBMによる「コグニティブキャンパス」プロジェクトもその一つだ。昨年11月に発表した同プロジェクトは、多様化する学生のニーズへの対応、自己成長に向けた的確な支援を、IBMが有するAIの「IBM Watson」によって実現する取り組み。 先日は、プロジェクトの第一弾として、大学での学びや生活、課外活動など、キャンパスライフ全般のアドバイザーとなる「KITコグ」システムを発表した。 学生のキャンパスライフを支える「KITコグ」 8月から期間限定で試験導入されるKITコグでは、学生の成績や性格診断結果など、約40の項目にもとづいて、類似する卒業
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