糖尿病が起こるしくみ 高血圧とならんで、いま日本で増えているのが糖尿病です。 糖尿病は、すい臓で作られるインスリンというホルモンの分泌が減ったり、その働きが鈍ることで発生します。 インスリンが充分に働かないと、食事でとった糖を体内でうまく利用できなくなって、血液中に糖がどんどん残留し、血糖値が上昇してきます。 そうした状態が長く続けば、血管はぼろぼろになってさまざまな合併症が引き 起こされてきます。網膜症や腎症、神経障害はその代表で、心臓病や脳卒中も発生しやすくなります。 高血圧同様、糖尿病を治す特効薬はなく、地道な食事療法で血糖値をコントロールしていくほかないのが現状です。 一ヵ月で血糖値がぐんと下がった! 糖尿病の食事療法にも、ぜひ取り入れたいのが発芽玄米です。 例えば、私の知り合いで糖尿病に悩んでいた人が、発芽玄米食をはじめてわずか一ヵ月で、血糖値が一九〇から一二八に、ヘモグロビンA