ソフトバンクグループが開催した年次イベント「SoftBank World 2017」で、ソフトバンクのAI「Softbank Brain」にまつわる失敗談と活用事例が披露された。どこに課題があって、どこで失敗し、どうやってそれを乗り越えてきたのか……。ソフトバンク 法人事業戦略本部 戦略事業統括 エヴァンジェリスト 立田雅人氏が、AIに対する理想と現実をリアルに語った。 2016年7月に、IBMのコグニティブシステム「Watson」をベースにした社内AI「Softbank Brain」を導入してから1年が経過した。現在、ソフトバンク社内では40ものAIプロジェクトが走っており、今回紹介された「モバイル業務アドバイザー」もその活用事例の1つだ。