膨大な時間と手間がかかっていた調査 2018年2月22日、東京の虎ノ門ヒルズにてABEJAのプライベートイベント「SIX2018」が開催された。LIXILのセッションでは、キッチンの調理行動観察調査において、ヒト・設備・調理道具の関わり方を分析するために使っているDeep Learningを活用した映像解析の手法や研究事例が紹介された。 冒頭、LIXILのTechnology Research 本部 人間科学研究所 人間行動観察グループ 森梓氏は「つい最近まで、私はAIやITといった言葉と無縁な業務をしていたが、ここ2年ほどでユーザー視点の物作りの必要性を痛感。今はユーザーの行動観察に着目することで、新しいキッチンソリューションを提案している。ただ、一言で行動観察といっても、1つの調理動画から人やアイテム(食材や調理道具)の動きを目視と手作業で分析していたため、膨大な時間がかかっていた」と
![時間が100分の1に短縮! AIを活用した調理動画解析の破壊力](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/5f3b285634ac20b3cbdaf53c045a61e652fa9bd7/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fenterprise%2Farticles%2F1802%2F26%2Fcover_news067.jpg)