トヨタのMaas・自動運転系の子会社6社の決算が出揃った。黒字額が最も大きかったのはトヨタコネクティッドで36億2,266万円となっており、逆に損失が最も大きかったのはKINTOで57億2,600万円だった。 自動運転ラボでは各社の決算概要をすでに報じているが、この記事では各社の決算内容をまとめて振り返っていく。 ■ウーブン3社の決算概要は?2021年1月、トヨタは先端分野の事業開発を強化するためにTRI-AD(トヨタ・リサーチ・インスティテュート・アドバンスト・デベロップメント)を再編し、持株会社のウーブン・プラネット・ホールディングスと、事業会社のウーブン・コア、ウーブン・アルファの3社に分社させた。 直近の決算公告によると、ウーブン・プラネット・ホールディングスの当期純利益は6億7,878万円の赤字、Woven Cityなどを事業領域とするウーブン・アルファは7億5,038万円の赤字