【ライブラリキャッシュとは】 ライブラリキャッシュは、共有プール内にある領域である。 ライブラリキャッシュは、以下の領域で構成されている。 共有SQL領域 解析済みSQLと実行計画が格納される。これによって、一度解析されたSQLを別のユーザが実行する場合にはこの領域内にある解析済みSQLを参照することで、メモリ領域の節約・CPUリソースの節約ができる。また、この領域がいっぱいになりさらに新しい解析済みSQLを格納しようとする場合、領域を確保するためにLRUアルゴリズムによりエージアウトされていく。 PL/SQLプログラムおよびパッケージ領域 プロシージャ・ファンクション・パッケージ・トリガーなどを解析およびコンパイル済みの形で格納する領域。 このページでは、ライブラリキャッシュについて、以下の視点からチューニングを施す方法を説明していく。 1)共有プール領域の使用率監視(全体サイズ・使用