前回は,仕事の技術には「ある特定の会社や組織でしか通用しないもの」と「どこの会社や組織でも通用するもの」があり,雇用が不安定になってくるこれからの世の中を考えれば,後者の仕事術すなわち「どの会社でも通用する仕事術」を身に付けたほうがよいという話をした。 今回から,どの会社でも通用する仕事術を構成する「7つの力」を具体的に説明していく。7つの力は以下の通りである。 このうち,(5)の「文章を書く」は連載「10年後も通用する文章術」で詳細に説明した。この連載では残りの6つについて解説していく。 今回は(1)の「教える」を取り上げる。前回,(2)のマネジメントも取り上げると予告したが,マネジメントについては次回に触れることにしたい。 「教える」力がもたらす5つのメリット 「教える」力を身に付けるコツを説明する前に,なぜこの力を習得したほうがよいかに触れておこう。教えることが嫌いだったり,教えるこ
![どの会社でも通用する仕事術(2)正しく「教える」9つのコツ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/bed39b5962a5d552c95b6d796db8f55e72d32943/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fxtech.nikkei.com%2Fimages%2Fn%2Fxtech%2F2020%2Fogp_nikkeixtech_hexagon.jpg%3F20220512)