翻訳者の角谷さんより献本をいただきました。ありがとうございます。 アマゾンに以下のレビューを投稿したのですが、なぜか1ヶ月以上待っても表に出てこないので、こちらに出します。 アジャイルな見積りと計画づくり ~価値あるソフトウェアを育てる概念と技法~ この本が問いかけているのは「開発者にとって客は敵なのか味方なのか」という問いだと思う。 私がソフトウエアの見積りの本を読む時に、漠然と期待してしまうのは、「これで客の口を塞ぐことができるか」ということだ。つまり、自分が「これは1000万円かかりますね」と言って顧客がそれを値切ろうとした時に、「いやこの見積りは正確です。なぜなら....」と言うような、建築における構造計算のような理論武装が欲しいと思ってしまう。 こういう思考の暗黙の前提は、「開発者と顧客は敵同士である」ということだろう。 見積りも仕様も開発者と顧客の間で交わす契約である。契約とは
今回のコラムも前回に引き続き、ユニクロの「UNIQLOCK」の事例を見ていきます。 前回は、主にUNIQLOCKのブログパーツのコンセプトや特徴を中心にUNIQLOCKが成功したポイントについて考えてみましたが、今回はブログパーツ以外のポイントについて考えてみたいと思います。 まとめサイトを通じて、キャンペーンの盛り上がりを可視化 まず注目したいのは、UNIQLOCKでは、単純にブログパーツを提供しているだけでなく、「WORLD.UNIQLOCK」というまとめページを提供している点です。 通常、ブログパーツを張るという行為は一つひとつのブログでパーツを張るという個人の行為ですが、このWORLD.UNIQLOCKにおいては、世界中のどんなブログにUNIQLOCKが張られているかを一望できます。 ブログパーツを張っている人数や国の数、累計の表示回数などを閲覧できるため、現在、UNIQLOCKが
本連載では、竹島愼一郎氏が提唱するインパクト抜群の「1枚企画書」をPowerPointで作る手順を全5回で紹介します。社会人になったらWordやExcelだけでなくPowerPointも使いこなせなくては、社内や取引先でのプレゼンに勝ち抜けません。しかし、ただ単に企画書をPowerPointで再現しただけでは、印象に残るプレゼンにはほど遠く、居眠りを誘う会議になってしまうことでしょう。 「1枚企画書」の最終回として、本書が出版に至った企画書の実例を含む、「プレゼン力の高い企画書」を3種類ご紹介します。実際の成功事例を踏まえてPowerPointをフル活用すれば、皆さんの仕事もきっと成功に近づくはずです。 ※本記事は「ビジネス極意シリーズ パワポで極める1枚企画書」から一部抜粋し、編集・再構成したものです。 Table of Contents プレ企画書1――飽和市場の「新商品企画書」 ■
就職活動はそろそろ内定なんか出ちゃったりして落ち着いてくる頃である。その次は具体的にやりたい仕事を決めていくフェーズに入る企業なんかもあったりするんで(秋頃とかかな?)、そのへんの予備知識にでもなればと今回は家電メーカーにおける企画職能について述べてみる。前回の就職活動ネタがわりと好評だったのと、UIEJapan社の人員追加募集があったようなのでそのへんを絡めつつお送りする。 職能ってのは区切りが難しい。会社によっては「技術」と「事務」しかなかったりもするらしい。実際には「開発」「研究」「企画」「デザイン」「マーケティング」「営業・販売」「その他諸々の本社機能(人事,経理,財務,知財,広報etc)」あたりがメジャーどころだ。業種によっては「SE」「SI」「ITアーキテクト」みたいなIT系職種が細かくわかれている会社もあれば、「営業技術」とか「エバンジェリスト」みたいな学生さんには理解不能な
初めまして、ロケットスタートという会社をやっている古川健介といいます。ネット上では「けんすう」という名前でよく活動しています。ITmediaで連載をさせていただくことになりました。よろしくお願いいたします。 さて、この連載のテーマは、「『1を10にする』ネットサービスの育て方」です。「1を10にする」「ネットサービスを育てる」とは何でしょうか? 最近、プログラムの知識がネットや本で充実してきたり、サーバーなどのインフラが充実してきました。「mixi」や「2ちゃんねる」のような、ネットサービスと呼ばれるものを個人で作ることも難しくはない時代になっています。 ネットサービスを考えてリリースすること。これを僕は、「0→1」と呼んでいます。何もないところからサービスを生み出すという意味で0→1です。 一方で、ネットサービスはリリースされただけでは意味がありません。リリースしただけで自動的に成功した
筋の練られた小説を読んだり、ドラマを見たりして感心させられることも多いだろう。中には、自分でも小説を書きたいと思う人もいるかもしれない。また、ケータイ小説への投稿も流行っている。そんな小説作りに最適かもしれないソフトが、オープンソースで開発され、提供されている「StorYBook」である。「StorYBook」では、登場人物や舞台を設定し、時系列で物語を構成する。そのため、後になってから「辻褄が合わない」と困惑することもなく、論理的な小説作りが可能だ。小説以外にも、レポートや資料作成に応用することができるかもしれない。なお、ソフトウェアの動作にはJava Runtimeが必要となる。 注意:本稿では、ソフトウェアのインストールを行っていますが、ソフトウェアの利用は使用者の責任で行ってください。 StorYBookをインストール それでは、「StorYBook」をインストールしよう。「Sou
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く