【生活世界―システム1】 自分は、本屋に行くと、衝動的に本を買ってしまう癖がある。で、このまえもツタヤで買ってしまったのが、「凡人が一流になるルール(齋藤孝著)」。 偉大だといわれる実業家たちの行動パターンを抽出化して、ルールとして提示している本。エジソン、カーネギー、渋沢栄一、豊田佐吉、小林一三、フォードの六人について挙げられている。 齋藤孝氏の『「型」にしたがって、トレーニングを行い、実力をつけていく』という考え方は、自分個人のものの考え方に大きく影響を与えたと思っているが、それはまた後に書きたい。 その中で、渋沢栄一のルール2として挙げられているのが、「怒りを義憤に変える」というもの。 ここで述べられているのは、怒りを「競争動機」による矮小な行動に結びつけるより、社会全体を変えるような大きな目標に結びつけて考えるほうが、大きな仕事を成し遂げられるということです。とても健全な発想だと感
今回の研究により、ヒトの笑う能力の起源が1000万年以上さかのぼることが示唆された。 (Photograph by Miriam Wessels/University of Veterinary Medicine Hannover Germany) ゴリラもくすぐられると笑うらしい。先日、ヒトと同じように類人猿にも笑う能力があると示唆する新しい研究が発表された。それが事実であれば、楽しいときなどに笑顔になることは私たち人間の専売特許ではないことになる。 若いゴリラやチンパンジー、ボノボ、オランウータンをくすぐる実験を科学者チームが行ったところ、すべての類人猿に笑う能力があることが確認されたという。 この発見から、人類と類人猿が枝分かれする直前の共通の祖先(1600万年〜1000万年前)が既に笑う能力を持っていたことが示唆された。つまり、私たちは笑う能力を独自に発達させたのではなく、祖先
日本映画は風景を描く 世界を代表する三つの国の映画産業――アメリカ映画とフランス映画、そして日本映画の違いって何だろうか? そういう問題提起がある。 観点はさまざまにあるから単純化しすぎるのは危険かもしれないが、こういうひとつの切り口がある。「アメリカ映画は物語を描き、フランス映画は人間関係を描き、日本映画は風景を描く」。ハリウッド映画は完璧なプロットの世界で、物語という構造を徹底的に鍛え抜いて作り上げ、導入部からラストシーンまで破綻なく一本道を走り抜けられるように構成されている。 フランス映画の中心的なテーマは、関係性だ。夫婦、父と子、男と愛人、友人。そこに生まれる愛惜と憎悪をともに描くことによって、人間社会の重層性を浮かび上がらせる。 日本映画は、風景を描く。自然の風景という意味ではない。目の前に起きているさまざまな社会問題や人間関係の葛藤、他人の苦しみ、さらには自分の痛み。われわれに
雨が降るレバノンの首都ベイルート(Beirut)の市街を歩く人(2006年10月19日撮影、資料写真)。(c)AFP/MARWAN NAAMAN 【4月12日 AFP】どんよりした冬の寒い日のほうが、うきうきするような晴れの日よりも記憶力が良くなる――オーストラリアのニューサウスウエールズ大学(University of New South Wales)の研究チームが、このような実験結果を発表した。この結果は電子版の社会心理学誌「Journal of Experimental Social Psychology」の最新号に掲載された。 研究チームは、気分が物事の細部についての記憶にどのような影響を与えるかを調べる実験を行った。店舗のカウンターにおもちゃの大砲、赤いバスのおもちゃ、豚の貯金箱などの小物10個を置き、買い物客が店舗から出てきたときに、カウンターに何があったかを質問した。 研究チ
かゆいところをかくと気持良いということは赤ちゃんでも知っていて、有史以前から、というか人類の誕生以前からさまざまな動物がかゆいところをかいてきたと思われるのですが、なぜかくとかゆみが遠のくのかというその仕組みは意外にもいままで解明されていませんでした。その長年の謎がミネソタ大学の研究により初めて明らかになりました。 画期的な新薬やかゆみを止める治療法につながる発見とのことで、糖尿病や肝臓病、抗ガン剤の副作用などにより慢性的なかゆみに苦しむ人にとっては朗報となるかもしれません。 詳細は以下から。Why a good scratch quells an itch - health - 06 April 2009 - New Scientist Scientists solve the mystery of why scratching relieves an itch | Mail Onlin
3月30日、フィンランド人男性が事故で失った指の部分にUSBメモリーを装着している(2009年 ロイター) [ヘルシンキ 30日 ロイター] バイクの事故で義指が必要となったフィンランドのコンピューター・エンジニアが、失った指の部分にUSBメモリーを装着するというアイデアを思い付いた。 Jerry Jalavaさん(24)は昨年5月、仕事からの帰り道にバイクで鹿と衝突し、左手薬指の約半分を切断しなければならなくなった。 医師は指の半分を失った状態では仕事をしにくいだろうと考えたが、Jalavaさんは義指を装着しないほうがキーボードを使いやすいことに気付き、友人と「指の半分」の使い道について冗談を言い始めたという。 Jalavaさんはロイターテレビの取材に「指を見た人は最初、本当に怖がって冗談とは受け取れないから、大抵笑い出すまでに少し時間がかかる」と答えた。 メモリー・スティック
さて、春です。 望もうと望むないと、さまざまな環境の変化にさらされる方は多いでしょう。新しい学校に職場、そして新しい同僚に上司・部下。さまざまな出会いが訪れ、人生が音を立てて動き出す季節です。 ま、たしかに素晴らしい人もいれば、いけすかないヤツもいるかもしれません。でも、できることなら、多くの出会いを一生の付き合いにしたいじゃないですか。というわけで、今回のまとめ企画は、新しい出会いを一生モノにする「対人技術」についてです。 詳細は、以下にて。 ■ 「新しい出会い」という気分になれないときに ・「人見知り」を少しずつ直すための4つの心がけ ・「Hello」と挨拶し続けてわかった11のこと ・人生最大の過ちから立ち直る方法 ■ 「新しいコミュニティ」を広げていくために ・ネットワークを上手に作るためのTips ・パーソナル名刺でいつもと違った自分をアピール ・新しい友達を作るには進んでみんな
乳幼児期に親からよくほめられる子供は、他人を思いやる気持ちなどの社会適応力が高くなることが、科学技術振興機構の長期追跡調査で明らかになった。育児で「ほめる」ことの重要性が、科学的に証明されたのは初めて。3月7日に東京都内で開かれるシンポジウムで発表する。 筑波大の安梅勅江(あんめときえ)教授(発達保健学)らの研究チームは、2005~08年、大阪府と三重県の計約400人の赤ちゃんに対し、生後4か月、9か月、1歳半、2歳半の時点で成長の度合いを調査した。調査は親へのアンケートや親子の行動観察などを通して実施。自ら親に働きかける「主体性」や相手の様子に応じて行動する「共感性」など、5分野25項目で評価した。 その結果、生後4~9か月時点で父母が「育児でほめることは大切」と考えている場合、その子供の社会適応力は1歳半時点で明らかに高くなった。また、1歳半~2歳半の子供に積み木遊びを5分間させたとき
1枚の写真がある。松竹歌劇出身の女優、長谷川待子と一緒に写り、読売ジャイアンツの帽子をかぶった少年が照れくさそうに笑っている。少年は小学生時代の橋下徹。小学5年までを過ごした東京都渋谷区幡ヶ谷の六号坂通り商店街で、約30年前に撮影されたものだ。 「野球だけでなく、何をやっても上手で、近所でも目立つ存在だった。『小さい子は5ストライクでアウト』など年下の子供ためのルールも作っていた」と幼なじみの勢濃徹(39)は振り返る。橋下と同じ名前の彼は、橋下が目立ち過ぎたため「徹2号と呼ばれていた」と苦笑する。 新宿副都心に隣接する京王線沿線の幡ヶ谷は、渋谷区とはいえ庶民的な街だ。昔ながらの酒屋や八百屋が並ぶ商店街を路地へ少し入ると3階建てのアパートが今も残る。1階は大家が経営する質店で、橋下一家は3階に間借りしていた。 東京時代の思い出について橋下は多くを語っていない。この時期に父親が急逝したという悲
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く