小学校が再開し、笑顔を見せる子供たち。教室が避難所になり、校庭で授業をする学級もあった=パレスチナ自治区ガザ北部ジャバリヤ、井上写す イスラエル軍による攻撃を受けたパレスチナ自治区ガザで24日、国連運営の学校(221校)が再開した。停戦から25日で1週間となるが、自宅が破壊され、家族を失うなど、子供たちが受けた心の傷は深い。(ガザ市〈パレスチナ自治区〉=田井中雅人、ジャバリヤ〈同〉=井上道夫) ガザ北部のジャバリヤ。ガザ攻撃が始まった翌日の先月28日から休校になっていた国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)運営の小学校(児童数約千人)に24日午前7時過ぎ、子供たちが登校した。担任の先生が無事を確認し、子供たちを抱擁する場面もあった。一部の教室はまだ避難所になっており、校庭にも机といすが用意された。 ガザ市に隣接するジャバリヤもイスラエル軍の激しい攻撃にさらされ、同校でも少なくと