異例の大ヒットになっている『ラストマイル』。公開から3週目までで週末映画動員ランキング3週連続1位(興行通信社)となり、すでに興収30億円を突破している。 漫画や小説原作ではなく、テレビドラマの映画化でもなければ、ゴジラやウルトラマンなど人気IPのシリーズ作品でもない。原作なしの完全なオリジナル脚本の邦画実写で30億円を超えた作品は、興行収入発表となった2000年以降で見ると以下の通り。 <興収30億円を超えたオリジナル脚本の主な邦画実写(2000年以降)> ■2024年 塚原あゆ子監督・野木亜紀子脚本『ラストマイル』(30億円〜) ■2021年 福田雄一監督・脚本『新解釈・三國志』(40.3億円) 土井裕泰監督・坂元裕二脚本『花束みたいな恋をした 』(38.1億円) ■2020年 三谷幸喜監督・脚本『記憶にございません!』(36.4億円) ■2018年 上田慎一郎監督・脚本『カメラを止め