近年、シンギュラリティ(技術的特異点、または2045年問題)という言葉を耳にすることが多くなってきた。 そこで、シンギュラリティという概念の提唱者であるレイ・カーツワイル氏が書いた、元著とも呼べる「THE SINGULARITY IS NEAR」(シンギュラリティは近い―人類が生命を超越するとき)を読んだので、感じたことを書きたい。 なお、Kindle版の書名は「シンギュラリティは近い―人類が生命を超越するとき」となっており、単行本版の書名は「ポスト・ヒューマン誕生―コンピュータが人類の知性を超えるとき」となっている。 シンギュラリティは近い―人類が生命を超越するとき[Kindle版] posted with ヨメレバ レイ・カーツワイル NHK出版 Kindle Amazon[書籍版] 今回は上のフルバージョンを対象にレビューしているが、値段とボリュームを抑えた、読みやすいバージョンが以