著者:高橋 明彦出版社:青弓社装丁:単行本(516ページ)発売日:2015-06-25 ISBN-10:4787292285 ISBN-13:978-4787292285 内容紹介: 楳図かずおの作品に通底する恐怖・子ども・母といったモチーフを主題論・作品論・表現論・文献学を総合して読み解き、恐怖マンガの巨匠と称され、多くのマンガ家たちからの尊敬を集めながらも、一面的に批評されがちな楳図作… 特異な作家の頭の中を解明第一人者による本邦初の研究書楳図かずおは戦後最大のマンガ家の一人といって差し支えないと思うが、楳図を論じて一冊とした評論、研究書はこれまでなかった。本書が本邦初の楳図かずお研究書ということになる。 もちろん楳図を特集した雑誌やムックならそれなりの数が出版されている。著者の高橋明彦はそれらの主要なものにも寄稿してきた楳図研究の第一人者だ。楳図研究サイト「半魚文庫」を運営する半魚さ