次世代通信規格「5G(第5世代)」を使う大きなメリットは、4Gよりも高精細で遅延の少ない映像を配信できる点だ。この特徴を生かし、建設機械や医療機器を遠隔操作しようとする取り組みが広…続き 5Gがやってくる つながる機器は100万台 [有料会員限定] 5Gでロボット遠隔操作や遠隔医療、ドコモが公開
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九州大工学研究院の小江(おごう)誠司教授(触媒化学)らの研究チームが、ニッケルとルテニウムによる分子触媒を使った燃料電池の開発に成功した。 実用化されている白金(プラチナ)触媒を使った場合の25分の1の発電能力を確認。高価な白金に代わる触媒として期待できるという。12日付のドイツ化学会誌「アンゲバンテ・ケミー」の電子版に掲載された。 燃料電池は水素と酸素を使って電気をつくる。通常は、水素から電子を取り出して反応を促進する触媒に白金を使うが、資源量が少ないため、より安価な材料が求められている。 研究チームは、水素から電子を取り出してエネルギーにしているバクテリアの体内にある酵素「ヒドロゲナーゼ」に注目した。2008年にニッケルとルテニウムを組み合わせ、酵素と同じ機能を持つ分子をつくることに成功。今回、この分子が燃料電池に使えることを確認した。小江教授は、白金に比べ触媒の価格は10分の1以下に
東京工業大学(東工大)大学院総合理工学研究科・物質電子化学専攻の菅野了次教授、平山雅章講師、トヨタ自動車、高エネルギー加速器研究機構(KEK)の研究グループは、世界最高のリチウムイオン伝導率を示す超イオン伝導体を発見したことを明らかにした。同成果は英国の科学誌「Nature Materials」に掲載された。 リチウムイオン電池の性能を超す次世代電池の実現が求められており、その鍵を握るのが電解質である。現在のリチウムイオン電池には電解質として可燃性有機電解液が用いられているが、高容量と高出力の電池を達成し、かつ安全で高い信頼性、長寿命という課題を両立させるためには、電池をすべてセラミックスで構成することが理想であるとされている。しかし、セラミックス電池のの実現を阻む課題としては、その固体電解質の特性であり、これまでの固体電解質のイオン伝導率は0.1mから1mScm-1程度で、有機電解液に比
その場で振れば、すぐ発電できる!画期的な小型初電池、ブラザー工業の「振動発電池」とは? 2011.05.16 松岡 由希子 リモコン、時計、携帯音楽プレイヤーなど…。私たちの身の回りは、乾電池を使用する製品であふれています。現在は、使い捨て型の乾電池がまだ主流で、電池交換のたびに廃棄される使用済乾電池も、課題のひとつ。そこで、その場で振るだけで発電できる、画期的な小型発電池が開発されたそうです。 ブラザー工業株式会社が開発した「振動発電池」は、上下左右に振ると、振動で発電する仕組み。このエネルギーは電子機器でそのまま利用できます。電力がなくなれば、また振って発電するというように、繰り返し何度でも使えるのが、大きなメリット。電池交換の必要がないので、廃棄物の削減にもつながります。 また、乾電池の代替品として幅広く利用できるよう、形状には、規格乾電池を採用。単三と単四が試作されています。ちなみ
The Truth About Toyota’s New Magnesium Battery As always, context is important By Seth Fletcher | Published Jan 19, 2011 2:44 AM EST Technology SHARE Before the average electric car can travel 500 highway miles on a single charge, we’ll need better batteries than the lithium-ion packs used today. Last week, when Toyota told the press that it was working on a magnesium-based electric-car battery th
リチウムイオン電池の次を狙うは、リチウム空気電池(1) 2009年11月26日 1/4 (これまでの 山路達也の「エコ技術者に訊く」はこちら) 自動車メーカーは、リチウムイオン電池を搭載した電気自動車の開発にしのぎを削る。しかし、リチウムイオン電池でガソリンと同等のエネルギー性能を実現できないことは明白で、次を見据えた電池開発がすでに各所で加速している。中でも期待されているのが、金属を使った「金属空気電池」だ。独立行政法人 産業技術総合研究所、エネルギー技術研究部門 エネルギー界面技術グループの周 豪慎グループ長は、リチウムを利用した新しい構造のリチウム空気電池の開発に成功した。 リチウムイオン電池では、電気自動車に不十分? ──リチウムを使った、新しいタイプの電池を開発されているとお聞きしました。現在、リチウムイオン電池が急速に普及していますが、これでは不十分なのでしょうか? リチウムイ
トヨタ自動車は東京モーターショーで、プラグインハイブリッドのコンセプト「Prius Plug-in Hybrid Concept」を公開した。新型「プリウス」をベースに開発したもので、家庭や充電ステーションにおける普通充電に対応させたほか、電池容量の増加による航続距離の拡大、暖房にヒートポンプを使用するのが特徴。2009年末から法人向けにリース販売する計画。
電池いらないリモコンできた ボタン押す振動で発電2009年11月17日10時3分 印刷 ソーシャルブックマーク NECエレクトロニクスと音力発電が開発した電池いらずのリモコン。近い将来の実用化が期待されている 半導体大手のNECエレクトロニクスとベンチャー企業の音力発電(神奈川県藤沢市)は、乾電池を使わないリモコンの試作機を共同開発した。指でリモコンを押す際に生まれる振動を使って発電する仕組みだ。すでにメーカーからの引き合いもあるといい、近い将来の実用化を目指している。 音や空気の振動を電気に変える「振動力発電」技術に強い音力と、NECエレが06年12月から開発してきた。まず、リモコン操作でできる振動を、音力の部品で微少な電気に変える。これをNECエレのマイコンで制御し、データをテレビに飛ばす。電源のオンオフ、チャンネルや音量の切り替えが、乾電池を使わずにできるという。 試作機のサイズは、
立命館大学理工学部の道関隆国教授 (電子工学) の研究グループが、人の尿で発電する電池で作動するセンサーシステムをセイコーエプソンと共同開発したそうだ (毎日 jp の記事、YOMIURI ONLINE の記事より)。 尿電池は 100 円玉ほどのサイズ、送信機は 4 センチ四方、受信機も手のひらサイズと超小型。4 滴 (約 1 ミリリットル) の尿で、3 メートル先の受信機へ数時間電波を送ることができるという。おむつに取り付ければ尿漏れセンサーになり介護用品としても大変役に立つはずと、参加企業を募って実用化を目指すとのこと。 また、道関研究室の田中亜実さんは、このシステムを 10 月末にニュージーランドで行われた IEEE SENSORS 2009 Conference で発表し、学生向け論文賞を受賞したそうだ。
三洋電機 モバイルエナジーカンパニー アルカリ充電池事業部トワイセル技術部 部長 田所幹朗。1962年生まれ。神戸市出身。神戸大学大学院工業化学専攻。1987年三洋電機入社。研究開発畑で水素吸蔵合金など、一貫して電池畑を歩む。2500mAhの高容量ニッケル水素電池開発のチームリーダーなども務め、エネループ開発では初めてのプロジェクトリーダーに。「大きな決断に迫られ、一か八かに賭けたり、ハラハラドキドキで開発しました」 「先入観があったら、新しいものは決して出来ない。社内の雑音は気にするな。実験やマーケの客観的なデータを大切にしろ。データのまま、素直に行ったらどうだ」 「はい……」 大阪・守口市にある三洋電機本社。電池事業の先輩技術者、宮崎徳之(のりゆき)は、後輩の田所幹朗(もとお)にこうアドバイスを送る。2人は神戸大学工学部でも先輩後輩の間柄だ。 2005年の年明け。このとき宮崎は品質統括
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