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bp special ECOマネジメント/フロントランナー - 三洋電機「エネループ」[前編] 乾電池に代わる充電池を求めて 答えのないプロジェクト発進
三洋電機 モバイルエナジーカンパニー アルカリ充電池事業部トワイセル技術部 部長 田所幹朗。1962年生... 三洋電機 モバイルエナジーカンパニー アルカリ充電池事業部トワイセル技術部 部長 田所幹朗。1962年生まれ。神戸市出身。神戸大学大学院工業化学専攻。1987年三洋電機入社。研究開発畑で水素吸蔵合金など、一貫して電池畑を歩む。2500mAhの高容量ニッケル水素電池開発のチームリーダーなども務め、エネループ開発では初めてのプロジェクトリーダーに。「大きな決断に迫られ、一か八かに賭けたり、ハラハラドキドキで開発しました」 「先入観があったら、新しいものは決して出来ない。社内の雑音は気にするな。実験やマーケの客観的なデータを大切にしろ。データのまま、素直に行ったらどうだ」 「はい……」 大阪・守口市にある三洋電機本社。電池事業の先輩技術者、宮崎徳之(のりゆき)は、後輩の田所幹朗(もとお)にこうアドバイスを送る。2人は神戸大学工学部でも先輩後輩の間柄だ。 2005年の年明け。このとき宮崎は品質統括
2009/03/31 リンク