次世代通信規格「5G(第5世代)」を使う大きなメリットは、4Gよりも高精細で遅延の少ない映像を配信できる点だ。この特徴を生かし、建設機械や医療機器を遠隔操作しようとする取り組みが広…続き 5Gがやってくる つながる機器は100万台 [有料会員限定] 5Gでロボット遠隔操作や遠隔医療、ドコモが公開
せっかくなんで今回の話を理解するために必要なリチウムイオン電池の知識を. ・バインダー 電池の電極は基本的に活物質とバインダーから出来ています. 活物質というのは実際にLiイオンを吸収・放出する材料です.ただ,粒子が大きいと内部までイオンが浸透するのが大変になる(使える容量が減る,充放電速度が遅くなる)ため,通常はナノ粒子化して使用します.こうすると表面積が増えてイオンの吸収・放出が速くなり(=充放電が速くなる),中心まできっちりイオンが入れるため容量もしっかり使い切れるようになります. その一方,ナノ粒子のままだとバラバラに崩れてしまいますし,集電極(外部と繋がっている電極)との電気的な接触も取れませんから,ナノ粒子をしっかり結びつけて全体の形状を保持するための「糊」が必要になります.これがバインダーで,今回の報告ではこのアルギン酸ナトリウムをバインダーとして15wt%使用しています.リ
九州大工学研究院の小江(おごう)誠司教授(触媒化学)らの研究チームが、ニッケルとルテニウムによる分子触媒を使った燃料電池の開発に成功した。 実用化されている白金(プラチナ)触媒を使った場合の25分の1の発電能力を確認。高価な白金に代わる触媒として期待できるという。12日付のドイツ化学会誌「アンゲバンテ・ケミー」の電子版に掲載された。 燃料電池は水素と酸素を使って電気をつくる。通常は、水素から電子を取り出して反応を促進する触媒に白金を使うが、資源量が少ないため、より安価な材料が求められている。 研究チームは、水素から電子を取り出してエネルギーにしているバクテリアの体内にある酵素「ヒドロゲナーゼ」に注目した。2008年にニッケルとルテニウムを組み合わせ、酵素と同じ機能を持つ分子をつくることに成功。今回、この分子が燃料電池に使えることを確認した。小江教授は、白金に比べ触媒の価格は10分の1以下に
東京工業大学(東工大)大学院総合理工学研究科・物質電子化学専攻の菅野了次教授、平山雅章講師、トヨタ自動車、高エネルギー加速器研究機構(KEK)の研究グループは、世界最高のリチウムイオン伝導率を示す超イオン伝導体を発見したことを明らかにした。同成果は英国の科学誌「Nature Materials」に掲載された。 リチウムイオン電池の性能を超す次世代電池の実現が求められており、その鍵を握るのが電解質である。現在のリチウムイオン電池には電解質として可燃性有機電解液が用いられているが、高容量と高出力の電池を達成し、かつ安全で高い信頼性、長寿命という課題を両立させるためには、電池をすべてセラミックスで構成することが理想であるとされている。しかし、セラミックス電池のの実現を阻む課題としては、その固体電解質の特性であり、これまでの固体電解質のイオン伝導率は0.1mから1mScm-1程度で、有機電解液に比
2006年10月25日放送内容 TTF:1,931 水からエネルギー!? 商品名 水電池 特徴 水を入れると発電する電池。水を入れかえれば繰り返し5、6回使える。 価格 未定 発売日 未定 問い合わせ TSC 埼玉県川口市元郷2-15-1 エルザタワー55 2412号室 048-227-1464 その他 - ●過去の記事はこちら→
ロイター通信によると、日本の発明家「Susumu Suzuki」が画期的な電池を開発したそうです。この電池はカーボン(炭素)を主成分として構成されており、水を一滴使うだけで活性化する、つまり通常の電池と同じように電力供給が可能になるというもの。つまり、電力が無くなれば再度、水を使うことで再活性化して利用可能になるというわけ。大体、数回程度は再活性化可能なようです。 何より画期的なのはそのエコロジー加減だけではなくその価格。なんと通常の電池と同じ量を生産するのであれば、生産コストはノーマル電池の10分の1まで下がるとのこと。近未来の電池の素材はこれで決まりか……? ロイター通信によるビデオインタビューの様子は以下から。 Batteries activated by water | Reuters.com(最初にCMが流れ、そのあとに始まります) あまりにも画期的な電池なので、海外でも各所で報
電池いらないリモコンできた ボタン押す振動で発電2009年11月17日10時3分 印刷 ソーシャルブックマーク NECエレクトロニクスと音力発電が開発した電池いらずのリモコン。近い将来の実用化が期待されている 半導体大手のNECエレクトロニクスとベンチャー企業の音力発電(神奈川県藤沢市)は、乾電池を使わないリモコンの試作機を共同開発した。指でリモコンを押す際に生まれる振動を使って発電する仕組みだ。すでにメーカーからの引き合いもあるといい、近い将来の実用化を目指している。 音や空気の振動を電気に変える「振動力発電」技術に強い音力と、NECエレが06年12月から開発してきた。まず、リモコン操作でできる振動を、音力の部品で微少な電気に変える。これをNECエレのマイコンで制御し、データをテレビに飛ばす。電源のオンオフ、チャンネルや音量の切り替えが、乾電池を使わずにできるという。 試作機のサイズは、
立命館大学理工学部の道関隆国教授 (電子工学) の研究グループが、人の尿で発電する電池で作動するセンサーシステムをセイコーエプソンと共同開発したそうだ (毎日 jp の記事、YOMIURI ONLINE の記事より)。 尿電池は 100 円玉ほどのサイズ、送信機は 4 センチ四方、受信機も手のひらサイズと超小型。4 滴 (約 1 ミリリットル) の尿で、3 メートル先の受信機へ数時間電波を送ることができるという。おむつに取り付ければ尿漏れセンサーになり介護用品としても大変役に立つはずと、参加企業を募って実用化を目指すとのこと。 また、道関研究室の田中亜実さんは、このシステムを 10 月末にニュージーランドで行われた IEEE SENSORS 2009 Conference で発表し、学生向け論文賞を受賞したそうだ。
京都のベンチャー企業、アクアフェアリーが開発した、水から直接電力を取り出せる燃料電池が来春、コンビニで販売されるそうです。価格は「高校生がお小遣いで買える程度」とのことですが、一体どんな触媒を使っているのでしょうか? アクアフェアリー社のWebサイトに掲載されている京都新聞の記事やWEDGEの記事(PDF)が詳しいが、独自の「水素発生剤」を水と反応させることで水素を発生させ、空気中の酸素と反応させて電力を得るという仕組みだそうだ。価格は本体が5000円程度、水素発生剤を含む燃料カートリッジが1個100円程度を目標としているという。 なお、アクアフェアリーは化学メーカーの日東電工からスピンアウトした企業とのこと。
現在主流となっているリチウムイオンバッテリーに続く新たなバッテリーとして、燃料電池や遺伝子操作したウイルスを用いた電池などが挙げられていますが、新たに「空気から充電できるバッテリー」が登場することが明らかになりました。 にわかには信じられないようなバッテリーですが、はたしてどういう原理で充電できるのでしょうか。また、このバッテリーは従来の10倍のエネルギー量を実現できるようです。 ※17:18に追記しました 詳細は以下の通り。 World's first battery fuelled by air - Telegraph この記事によると、現在イギリスのセントアンドリューズ大学で携帯電話やノートパソコン、電気自動車などに向けて「STAIR(St Andrews Air)バッテリー」という革命的な充電池が開発されているそうです。 このバッテリーは基本的に従来のものと同じ方法で電力を蓄える仕
ソニーが、生物の植物に含まれる栄養源である炭水化物(ぶどう糖)を酵素で分解して活動エネルギーを取り出すしくみを応用して、活動エネルギーのかわりに電気エネルギーを取り出して発電する「バイオ電池」を開発したそうです。 今回試作したバイオ電池は50mWという世界最高出力を達成しているほか、試作したバイオ電池を使って、ウォークマンによる音楽再生も実現したとのこと。 詳細は以下の通り。 今回ソニーが開発したバイオ電池の構造は、ぶどう糖を分解する酵素と電子伝達物質を固定化した電極(負極)と、酸素を還元する酵素と電子伝達物質を固定化した電極(正極)で、セパレーターを挟んだものになっているそうです。 そして負極側で外部からぶどう糖の水溶液を取り込み、ぶどう糖を酵素で酸化分解する際に電子と水素イオンを取り出します。すると水素イオンはセパレーターを介して負極側から正極側に移動を行い、正極側で取り込んだ空気中の
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