女性のシルエット(2021年6月13日撮影、資料写真)。(c)AXEL SCHMIDT / POOL / AFP 【7月21日 AFP】ブラジルで2022年のレイプ認知件数が前年比8.2%増の7万4930件、1時間当たり8件以上と過去最多に上ったことが、NGO「ブラジル治安フォーラム(FBSP)」が20日に公表した報告書で明らかになった。 FBSPが警察の犯罪統計資料などをまとめたデータによると、被害者の60%以上は14歳未満、10%以上は4歳未満だった。 レイプの70%近くは被害者の自宅で発生した。 FBSPのコーディネーター、ジュリアナ・マルチンス(Juliana Martins)氏は「新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)中、学校が長期間閉鎖され、被害者は加害者と共に閉じ込められた。学校再開に伴い、告訴件数が増加した」「多数のレイプ事件が通報されていないため、実態はこのデ