「全共闘史」のなかで、11月22日は記念日の一つなのだという。昭和43年のこの日、東京大学の安田講堂前で「東大・日大闘争勝利全国学生総決起大会」が開かれ、両大学の全共闘が合流したとされる。今年、40年後の記念日に日大全共闘のOBたちは、安田講堂にほど近いホテルの宴会場で同窓会を開いていた。 暗黙のルール 乾杯の音頭をとったのは、日大全共闘の元議長、秋田明大さん(61)。瀬戸内の島で自動車修理工場を営む秋田さんが上京することはめったにない。 「こういう場に立つのは40年ぶり。私がそうだから言うわけではありませんが、みなさんも紆余(うよ)曲折しながら頑張ってこられたと思います。とにかく、あさってではなく、明日に向けて頑張っていきたいです」 短いあいさつだったが、元闘士たちは満足そうに拍手を送った。周囲から声をかけられるたび、秋田さんは丁寧に頭を下げた。 会場を訪れたのは、日大だけでなく、東大
岩波新書から『ぼんやりの時間』という本が出ていると聞きました。親近感のわくタイトルなので、読んでみたいと思っています。 でも「ぼんやりの時間」って、そもそもどんな時間なのでしょうね。おそらく以下のような時間なのではないかと私は考えました。 『私家版・ぼんやりの時間』 ぼんやりの朝は早い。意外と早い。 ぼんやり(以下BY)は朝の五時半にはぱちりと目が覚めて、ひとりでに自分の部屋から起き出してくる。起き出して何をしているのかというと、リビングのテレビでぼんやりと、早朝から再放送している『一休さん』を見るのだった。ぼんやりするためなら早起きも辞さない、それがBYだ。『一休さん』を観るBYは(桔梗屋の弥生さんと新右衛門さんが出てくる回はたのしいな)と思った。 早起きしているにもかかわらず、BYはいつも遅刻ぎりぎりに登校する。自分でも不思議だった。 歴史の授業は遣唐使のところだった。けれどもBYは授
ちょっと関東ローカルなネタかもしれません。 先日、初めて会う編集さんと打ち合わせしてた時のことです。 わざわざ祐天寺まで来てくれたので、駅前にある「アートコーヒー」で打ち合わせをしたのですが、 なんか妙にソワソワしているのです。 それで、「だ、大丈夫ですか?」と聞くと、 「ここがアウェイだ」と言うのです。 「え?」と。 だって「アートコーヒー」ですよ? オシャレカフェならまだしも、こんなどこにでもあるチェーン店の普通の喫茶店で、アウェイ感を感じることないじゃないですか。 そしたら「違う」と。 「東横線沿線の駅に降りる、 ということがアウェイだ」 と言うのです! 編集さんは今、千葉に住んでいるらしいのですが、その前はずっと杉並に 住んでいて、中央線を使っていた、というのです。 そんな中央線使いの自分からしたら、 「東横線は日本一オシャレな路線だ」 と。 なぜなら、 まず、渋谷駅からはじまっ
〓今では、バッグとジュエリーのブランドとして、すっかり有名になった “サマンサタバサ” ですが、アッシがこの名を初めて目にしたのは、2002年か、2003年の冬の寒い日でした。 新宿のモザイク通り ですよ。あのビルとビルの谷間の 「ここ抜けられます」 みたいなところ。新宿駅南口と西口とのあいだの行き来をするのに便利な 「フシギな空間」 です。このモザイク通りの両側には若い女性向けのお店がたくさん並んでます。 〓で、とあるロゴが目に留まりました。 Samantha Thavasa 〓あんね、立ち止まりました。これは、アッシのような言語ニンゲンにとっては立ち止まるにあたいするロゴでした。 〓たとえばですよ、アァタが、ヨーロッパの街角なんぞで、ふと、 フォテル・ヴェルリン などというカタカナで書かれたホテルのロゴを目にしたらどうします? 立ち止まるでしょ。それに似た感じなんですね。 【 「サマン
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く