スマートフォンは販売台数ではいまだiPhoneを大きく上回ってはいるものの販売単価は17%下がり、携帯端末全体の販売台数も減少した。 フィンランドのNokiaが1月28日発表した第4四半期(10~12月期)決算は、売上高が前年同期比6%増の126億5100万ユーロ、21%減の純利益は7億4500万ユーロ(1株当たり0.22ユーロ)だった。米AppleのiPhoneや米GoogleのAndroid搭載端末の台頭で携帯電話市場でのシェアが前年同期の35%から31%に縮小し、販売台数も3%減の1億2370万台だった。粗利率は前年同期の9.5%から7%に下がった。 販売台数の減少は、競争の激化と部品の供給不足によるものとしている。スマートフォンの販売台数は36%増の2830万台で、米Appleが発表したiPhoneの販売台数1624万台を大きく上回ってはいるが、低価格帯のスマートフォンの増加により
![Nokia決算、iPhoneやAndroidに押されて21%の減益](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/7e51372d18138e90ed2c8d95d693065718b5e361/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fimages%2Flogo%2F1200x630_500x500_enterprise.gif)