ブックマーク / nov1975.hatenablog.com (15)

  • SFに賞味期限はあるか - novtan別館

    久々に懐かしいタイトルを見た。 とうとう読んでしまった、SFの最高傑作として名高い『月は無慈悲な夜の女王』。大事にとっといた一品をべてしまった、充実感と喪失感で胸一杯なところ。 なつかしい未来『月は無慈悲な夜の女王』: わたしが知らないスゴは、きっとあなたが読んでいる 「月は無慈悲な夜の女王」は言うまでもなく傑作だし、ガジェットの細かい部分を除けば確かに今でも通用する話だ。電子投票で不正をするなんてネタもあるし、面白い。 ただ、もうしばらくすると賞味期限切れなんじゃないか、とも思う。コンピューターが革命的に世界を変えた結果が反映されていないSFの賞味期限が切れるのはもうすぐだろう。 SFはもとよりテクノロジーのみに縛られるものではないけれども、そのストーリーの根幹がテクノロジーそのものを扱っている場合、どうしても賞味期限が発生してしまう。 未知の世界、端的に言って宇宙SFにおいてはなん

    SFに賞味期限はあるか - novtan別館
    angmar
    angmar 2013/03/11
    古典ミステリやO・ヘンリが「読める」のは「そうであった過去」がある程度確定的だからなのに対し古典SFは「そうではなかった未来」が確定しまったから、という話なのでは。
  • 淘汰されるプロ?仕事してないプロなんてプロじゃねーよ - novtan別館

    これから暴論を書きます。 日語におけるいわゆるプロフェッショナルという言葉には高度に専門的な、というようなニュアンスが含有されていることが多いけれども、こと仕事という点にフォーカスして考えるとそれによってっていくのがプロであり、一般的な会社員もある種のプロだし、プロだからという点をもって仕事が保証されるということは一切ないのである。 スポーツや芸術分野におけるプロはわりとプロであることを特別視しがちだが、そんなことはない。彼らはもしかしたら「才能と努力の結果」がプロであると思っているのかもしれない。あるいは、一度到達した地点のことを。でも、世の中に必要とされるプロは「今そこで結果を出す」プロである。 例えば僕のいるIT業界だって多分に日語的なプロフェッショナルを必要とする仕事である。かつて、一人ひとりが専門家でなければ仕事にならなかった。今はどうか。大半の従事者は自分で考えることが極

    淘汰されるプロ?仕事してないプロなんてプロじゃねーよ - novtan別館
    angmar
    angmar 2012/09/19
    "もっともだと思うけど、ありむーってプロなの?" ひどすぎるワロタ
  • エゴサーチを避け、全力でほのめかせ! - novtan別館

    僕の観測範囲界隈では今夏エゴサーチがhot!!暑くてしぬ。 エゴサーチってやりますか?僕はやります。やっぱり自分の書いたものがどのように反応されてるかフィードバックを得たいじゃない。特に2chとかは直リンクしないように一枚かましてくるからアクセス解析じゃわからない。最近だとfacebookですよね問題なのは。シェアとかいう仕組みあるくせに踏み台経由でくるから、実質無断転載とかが見つけられませんよ。検索しても見つからないし。 で、暑苦しい話題としてはtwitterでのエゴサーチなのね。mentionしてないのに人に突撃された!とか。そりゃしますって。信者も含めて人に知られたくなかったら書くなって思いますよ?反論が嫌なら書かなきゃいいじゃない。愚痴りたいとかはわかりますが、別に公に対して愚痴らなくてもよいのでは。twitterはつぶやき拡声器であって、下向いてブツブツ言うのには向いていませ

    エゴサーチを避け、全力でほのめかせ! - novtan別館
    angmar
    angmar 2012/08/03
    「T-3donさんて素敵よね」「雲間から覗く一筋の日の光って感じのアイコンが人柄を表してるわ」「自分の評判とか気にしない大らかなイメージよね」「他人のブクマページで噂話とかもしそうにないし」
  • ダウンロード違法化への抗議として不買運動をしようと思ったらそもそも最近何も買ってなかった件 - novtan別館

    そういう人多いのでは? ダウンロード違法化が業界にとってカンフル剤にならないのは明らかなんだけど、当事者はそうは思っていないような気がしています。とすると、これで何も変わらなかったら次は代替コンテンツを潰しに来るんだろうな、と。今回のは著作者隣接権が強化されただけという評価も結構ありますが、逆に言うと、ダウンロード違法化というのはそれを実現するための表向きの理由であるかも知れない。 だとしたら、これは稀代の悪法で、たかだか特定業界の商業的な便宜を図るために、やろうとすれば大抵の人は逮捕とまでは行かないでも捜査の対象にできるような手段を権力者に与えてしまったということになる。さすがにまずいよね。 なので、コンテンツ業界の人は早く不法ダウンロードとかで捕まるといいよ!報道も含めて勘違いしているみたいだけど、著作権は商業コンテンツ以外にも発生するんだから、みんなで釣り針垂らしまくってかかったそば

    ダウンロード違法化への抗議として不買運動をしようと思ったらそもそも最近何も買ってなかった件 - novtan別館
    angmar
    angmar 2012/06/22
    ↓どちらかというとこの場合「のぼせたカエル」。
  • 二次創作のデリケートさと同人活動について - novtan別館

    ずっともやもやしていたんだけど、これが一つの答えなんだということがなんとなくわかった。 「銀河へキックオフ」原作者「自作のオンリー同人誌即売会、行ったら迷惑ですか?」に寄せられた返答と、その周辺の反応 - Togetter 不思議だったのは、ウェブに公開しておいて、デリケートなんだからリンクするなとかブクマするなとか言っている人たちの存在。なんでクローズドでやらないのか。そうはいっても、同好の士に大して門戸を開いておきたい=公開するしかないけどそっとしておいて、ということなんだろうなと思ってまあわからんでもないと思っていた。でも、上記のやり取りを見て思ったのは、そういう建前が実際のところはインターネットだろうがなんだろうが自分たちのルールを適用しろ!というわがままでしかなかったってことだ。 二次創作が微妙な立ち位置だってのはもちろんわかる。同人活動において、二次創作自体は来の流ではない

    二次創作のデリケートさと同人活動について - novtan別館
    angmar
    angmar 2012/06/17
    外野が問題系大きくしてるだけでしたとさ/↓普段から「世間は理解がない」とか言ってるくせに「無邪気」とか揶揄しちゃうんだー。
  • 情報リテラシーなるものの正体 - novtan別館

    ここ1週間の騒動で、だいぶ色々なものが浮き彫りになったと思う。 特に「情報リテラシー」なるものの実態のなさが鮮明に。 切込隊長の名言。 リテラシーに絶対水準などない、あくまで確率発動のスキルなのだ、ということを思い知らされる気分です。 試される虚構新聞: やまもといちろうBLOG(ブログ) まさにそのとおりですね。 虚構新聞に騙されなかった、お前らよく読めwwと胸を張っている人たちの結構な数が、虚構新聞に騙されてるわけじゃないけど批判しているエントリを読まずに批判、あるいは読んでも意図を読み取れないという惨状があちこちで繰り広げられた、というのはそれを象徴していますね。 (http://oresen.sakura.ne.jp/2012/05/19/1205190400/によくまとまっています) いや、ちょっとまて。確率スキルどころじゃなく、スキル発動条件も結構厳しいんじゃないか?つまり、「

    情報リテラシーなるものの正体 - novtan別館
    angmar
    angmar 2012/05/21
    そもそもリテラシーと解する当否だか、国語力のあるなしだかという観点で虚構の是非を問うのがおかしい。
  • 何を知っておけば批評できるのか - novtan別館

    まあ、これを見て「ラノベひどいwww」と思うのはそれほど不思議なことではない。 もちろん、僕はこのを持っている。いきなりネタバレだが。 虎よ、虎よ! (ハヤカワ文庫 SF ヘ 1-2) 作者: アルフレッド・ベスター,寺田克也,中田耕治出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2008/02/22メディア: 文庫購入: 21人 クリック: 197回この商品を含むブログ (195件) を見る SFの今や古典であるね。 だから偉い、というわけではもちろん全然ない。 ここで、一つ問いたい。SFだから、あるいは古典だから偉いの? コレにかぎらずだけど、表現技法として適切かどうかというのは断片的なものをだけを見て判断できるものではない。じゃあ、ベスターのやり方がよかったかというと、微妙なんだけど。これをやらないでも伝えることができるのが小説の文章というものではないかと思ったりもする。まあ、見た目でわか

    何を知っておけば批評できるのか - novtan別館
    angmar
    angmar 2012/01/04
    西尾よりドグマグちゅうか西尾実際に夢Qパロで一作書いてる。
  • マンガのボランティア翻訳プロジェクトは上手く行くのか - novtan別館

    何かと物議をかもす漫画家佐藤秀峰氏がTwitterからつぶやいたことから始まったコレ。 ニコニコ静画 経緯は以下のとおり。 「原作者が誰か英訳して!と言ってるので、できる方協力お願いします(許可済)」 この画像がニコニコ静画に投稿された背景には、原作者・佐藤秀峰氏自身の呼びかけによりネット上で始まった「『ブラよろ』全話英訳化プロジェクト」があった。佐藤氏のロングインタビュー記事を書いたばかりの深水氏(@getnewsjp)が Twitterで 「ニコ動で作業したい、という声もあるみたいですが、ニコ動にも上げてみましょうか?」 と佐藤氏(@satoshuho)に確認を取り、ニコニコ静画に"「ブラックジャックによろしく」英訳プロジェクト第1話"としてアップしたのだ。 http://news.nicovideo.jp/watch/nw1253 従来、こういうのって公共・福祉系や著作権切れの翻訳で

    マンガのボランティア翻訳プロジェクトは上手く行くのか - novtan別館
    angmar
    angmar 2010/11/01
    まあこの場合有象無象の適当翻訳が飛び出してきても文句言えないリスクとバーターなのか/逆にこれによって翻訳者の存在が可視化されるような流れになったら面白いと思うけれども。
  • これみて高木先生やばいとか言ってるやつは世の中舐めてない? - novtan別館

    さすが、というところですが。 あるきっかけで、あるダウンロード違法化反対家の人の、自宅のものと思われるIPアドレスを知ってしまった。知ることができたのは、2007年と2008 年のいくつかのある日におけるIPアドレスである。そのIPアドレスを手元のWinnyノード観測システムの接続ログと突き合わせてみたところ、5回の日時において、WinnyノードのIPアドレスとして観測されていたのを見つけた。 高木浩光@自宅の日記 - ダウンロード違法化反対家の知られるべき実像 どこかのインタビュー記事とあわせて考えると、こうやって警鐘を鳴らすことで抑止力足らんとしている、というところでしょうか。 にしても、結構否定的な反応が散見される。 はてなブックマーク - 高木浩光@自宅の日記 - ダウンロード違法化反対家の知られるべき実像 でもさ、高木先生がこれをもって誰かを脅迫するってこともなさそうだし(筋が通

    これみて高木先生やばいとか言ってるやつは世の中舐めてない? - novtan別館
    angmar
    angmar 2009/09/08
    "高木先生がこれをもって誰かを脅迫するってこともなさそうだし" してるじゃん。脅迫。実際に/あれが脅迫に読めないというのは何とも…
  • 現実世界ファンタジーは難しいご時勢だね - novtan別館

    こういうの。 松江第一病院は高リスクの高齢初産妊婦を産科が管理しない病院 という設定なのだ。しかも ただの看護実習生のめぐみが、分娩室でプロの看護師と同じ扱いを受けている描写 がある。凄いな。 医療・介護破壊ドラマと化した連続テレビ小説「だんだん」に現役看護師が怒り→介護職から看護師になった方からもコメントが「看護師資格を持たない看護実習生が勝手に分娩に参加し、新生児を触るなどすれば、違法行為で、病院は記者会見沙汰」NHKは違法行為を助長するシナリオを全国2000万人以上の視聴者にそのまま垂れ流し: 天漢日乗 ドラマなんかは、筋立ての都合のいいように、現実世界のルールは改変されるし、スーパーヒューマンな登場人物が次々登場する。じゃないとファンタジーとしての感情移入が起きない。ヒーローヒロインとともに悩み、戦い、その能力を発揮していく、そういう風に視聴者がみるべきドラマは現実と対比すると荒唐

    現実世界ファンタジーは難しいご時勢だね - novtan別館
    angmar
    angmar 2009/03/02
    専門知識を生かした作家が増えることでオールラウンドな作り手が存在しづらくなってくる問題とも/しかしさらに遡ればフィクションは知識吸収の教材、作家には教養が求められてたんだよなあ
  • 円盤になった時点でコンテンツとメディアは分離した - novtan別館

    著作権なんて、所詮はメディアからのダイレクト再生が可能な、静止画のみを用いたコンテンツだから可能だった、ということなんじゃないかな。 そもそも「円盤」と中のコンテンツ(この場合データということになる)を明確に切り分けられるようになったのは、パソコンとインターネットと携帯電話が個人レベルで普及するようになったここ十数年くらいの出来事である。 http://d.hatena.ne.jp/y_arim/20090202/1233564287 未だに、小説等はその優秀な再生装置である書籍形態として受け入れられている。一方で、音楽は録音技術の登場時から、再生装置を伴わない形でコンテンツとしての体裁が作られた。もちろん、コストを考えると当然なんだけど。例外というと、オルゴールの類のものか。 それ以前には楽譜というものも音楽のコンテンツそのものとしてあったけど、これを再生する行為は技術を要する。言葉を読

    円盤になった時点でコンテンツとメディアは分離した - novtan別館
    angmar
    angmar 2009/02/13
    取り敢えず一口に著作権と言っても原盤権とか演奏権とかあるし頒布に関しては著作隣接権も絡んできてそうそう簡単には割り切れないかと
  • 人道的な兵器 - novtan別館

    人殺しの道具だから苦しみを与えないで蒸発させてしまうような兵器が人道的なんだろうか。いや、殺さなくても相手を無力化すればいいんだな。痛みや後遺症を残さないような形で? 戦争を厳密にルール化することはどだい無理なことだと思うけれども、苦しみを与えず早く終結したほうが良いよね的な理由で核兵器ぼかーんというのも困るわけで。

    人道的な兵器 - novtan別館
    angmar
    angmar 2009/01/19
    ギアス/と思ったけどアレ、殺傷しないだけで超非人道的か/人道とかいうからおかしいのであって、騎士道的兵器とか武士道的兵器とかブシドー的兵器とかそういう/マスラオ
  • ぬるオタは歴史から抹消されているのか - novtan別館

    タイトルだけ見て「ああ、語られないライトオタは昔からいたということを言いたいのだろう」と思って読んだらちょっと違った。 タイトルで「ぬるオタ」と書いたのは正確には間違っている。要するに「オタク文化も消費するサブカル系の人間」のことだ。しかし、オタク文化にどっぷり浸かっているガチな人間からはそういう人間が「ぬるい」と捉えられるのは事実である。 まず、オタク文化をライトに消費する「オサレ」な層がいきなり現れたかというのは間違っている。急に出現したかのように感じるのは錯覚だ。 超ライトオタクは誕生していない。ぬるオタが歴史から抹消されている サブカルとオタの対立の話だったw 実際どうかなあ。サブカルってのは「最先端走ってるぜちょっとずれているのがいいんだぜここがエッジだぜ」みたいな感覚があって、オサレかどうかは良くわからないけど、一般人(というのもどこからどこまでという話になりかねない印象論だけ

    ぬるオタは歴史から抹消されているのか - novtan別館
    angmar
    angmar 2008/12/24
    オタクという言葉の負のイメージが払拭されてきた結果、遡及してオタク認定して/されて裾野が広がったように見えるのもあるかも/昔はドラゴンボール読む人とオタクは別だったけど今はDB好きだったからオタ、みたいな
  • コンテンツで収入を得ていける仕組みをみんなで考えよう - novtan別館

    ちょうどいいタイミングで記事が出たので下記の続き的に。 前のエントリ:「広告収入で無償サービス」の時代はそろそろ終わりかな? - novtan別館 ここにも書いたけど、i-mode的な課金システムってのはかなり優秀だと思う。手続きの簡便さと徴収の仕方が最高だ。でも、PC上のウェブで実現するのは難しい。それはインターネットのインフラがオープンすぎることにも起因している。もちろん、そうでないインターネットなどインターネットではない。 僕たちはインフラにはそこそこお金を払っているんだよね。インターネット接続プロバイダや携帯電話キャリアには。でも、コンテンツにはあまりお金を払わなくなりつつある。 DVDが普及する前はビデオソフトを買う人ってあんまりいなかったんじゃないかと思う。一方でCDは買っていた人が多いでしょ。大きな違いはコンテンツあたりの値段かなあ。音楽のポータビリティーがウォークマンで改善

    コンテンツで収入を得ていける仕組みをみんなで考えよう - novtan別館
    angmar
    angmar 2008/12/12
  • 進学校こそ服装に対する自由度が大きい - novtan別館

    入試で服装を(裏の)判断基準にするのはどうか、という話があるのだけど、服装が自己主張なのか反抗の象徴なのかはたまたそれ以外なのかは境遇や立場によって異なるんだよね。というところでこれ。 ところで頭髪・服装自由化している高校の存在はご存知でしょうか? ぼくの出身校は進学校でしたが、腰まで髪伸ばしている茶髪のアマチュアギタリストとかが普通にいました。ぼくも一時期はかなり髪長かったですね。少なくとも「それなりの身なりと所作」はすべからく要求されるものではないんです。だいたい、服装の自由化が少しずつだけれど着実に進められているくらいなんですから。 裏基準で選考しなければならなかったわけ - Notquicka9 納得いかない@ハテナ 僕は都立高校に通っていたけど、印象として、進学校になればなるほど制服などの制限がなかったように思う。うちの高校なんて実質校則といえるのは「バイク通学禁止」くらいだった

    進学校こそ服装に対する自由度が大きい - novtan別館
    angmar
    angmar 2008/11/01
    そして画一化からの逸脱自体が反抗の目的化する。対抗して校則も厳格化。結果「校則が問題児を作る」状態に/「都合のいいときだけ建前を」むしろこれまでは都合よくローカルルールが罷り通っていたわけで。
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