米カリフォルニア(California)州ヘイワード(Hayward)にあるリサイクル会社の工場に積まれた、解体を待つアナログ放送用テレビ(2009年1月28日撮影)。(c)AFP/Getty Images/Justin Sullivan 【1月29日 AFP】米下院は28日、来月実施予定の地上波デジタルテレビ放送への完全移行を延期する法案を否決した。下院は民主党が多数を占めており、258対168で賛成が反対を上回ったが、法案を修正なしで可決できる3分の1の賛成は得られなかった。バラク・オバマ(Barack Obama)大統領にとって政権発足後初のつまずきとなった。 アナログ放送から地デジへの完全移行は2月17日に予定されているが、オバマ大統領は6月12日までの延期を求めていた。米上院は26日、移行延期法案を全会一致で可決していた。 オバマ大統領の就任前、同大統領の政権移行チームは、多くの