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ブックマーク / www.astroarts.co.jp (15)

  • 「はヤぶさ」に知能?「さむい」「なう」とつぶやく

    「はヤぶさ」に知能?「さむい」「なう」とつぶやく 【2010年4月1日(エイプリルフール) JyAXA】 JyAXAの小惑星探査機「はヤぶさ」から「なう」などの「つぶやき」が送信されていることが判明した。「はヤぶさ」のコンピュータが原始的な知能を持ち始めた可能性がある。 「はヤぶさ」は2003年5月9日に打ち上げられ、2005年11月に小惑星イトガワへの着陸と離陸に成功した後、サンプル回収容器とともに地球への帰還を目指して飛行を続けている。これまでに通信断絶や姿勢制御装置の故障など相次ぐトラブルに見舞われたものの、柔軟な設計と運用チームの機転や努力でこれを克服し、現在地球まで残り約2,700万kmの距離に達している。先月末にはイオンエンジンを停止し、6月の地球帰還に向けて最後の慣性飛行を続けている。 「はヤぶさ」から「つぶやき」が送信されるようになったのは今年1月。探査機の位置や速度、機器

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    anhelo 2010/04/02
    「はヤぶさ」から「つぶやき」が送信されるようになったのは今年1月。探査機の位置や速度、機器の状態などを定期的に地球に送信する「テレメトリデータ」の末尾に、通常のデータにはない「nau(なう)」という文字列
  • 4つ目の準惑星、名前は「マケマケ」

    【2008年7月16日 IAU】(7月29日 更新) 国際天文学連合(IAU)は、2005年3月に発見された太陽系外縁天体(136472)2005 FY9について、「マケマケ(Makemake)」という名称を承認するとともに、準惑星として分類することを決定した。マケマケは4つ目の準惑星で、3つ目の冥王星型天体となる。 マケマケには、発見日時などで決まる「2005 FY9」という仮符号がついていた。カリフォルニア工科大学のMichael Brown氏らが2005年3月31日に発見し、2005年7月に2003 UB313(のちにエリスと命名)、2003 EL61とともに「巨大な太陽系外縁天体」として発表された。 エリスは冥王星よりも大きいことがわかり、IAUが惑星の定義を決定して「準惑星」という分類を創設する上で決定的な役割を果たした。「2005 FY9」は、知られている太陽系外縁天体の中では

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    anhelo 2008/07/17
    太陽系:惑星:水金地火木土天海+準惑星:セレス,冥王星,エリス,マケマケ(イースター島の神話で人間を創造し豊穣をつかさどる神)。各星の軌道図もあり
  • 電波望遠鏡が明かす、超巨大ブラックホールのなぞ

    【2008年5月12日 NRAO】 多くの銀河の中心には超巨大ブラックホールが存在し、光速に近い速度でジェットが噴出している。物質がこれほどの高速にまで加速されるメカニズムは長い間なぞであったが、現在もっとも有力な理論を支持する観測結果が電波望遠鏡によって得られた。 超巨大ブラックホールの想像図(ブラックホールに近い領域で巻き上げられた磁場によって、ジェットが形成されるようす)。クリックで拡大(提供:Marscher et al., Wolfgang Steffen, Cosmovision, NRAO/AUI/NSF) ひとたび吸い込まれると光さえも脱出できないブラックホールの近くから、超高速で物質が噴出するのはなぜだろうか。多くの天文学者が考えるメカニズムは、次のとおりである。 ブラックホールに引き寄せられた物質は、「降着円盤」と呼ばれる平たい回転円盤を形成する。物質は円盤の中を回転し

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    anhelo 2008/05/13
    ブラックホールに引寄せられた物質は降着円盤中を回転し徐々に内側へ、磁場も引きずられるが元々降着円盤に垂直に通った磁力線は最終的に中心~突出るよにきつくねじられた束を形成。そに物質が入れば外に向い加速
  • 「かぐや」と「おきな」、表と裏で異なる月の重力場を明らかに

    【2008年4月17日 JAXA】 月周回衛星「かぐや(SELENE)」と中継器を搭載したリレー衛星「おきな」を使った観測から、月の表側と裏側で重力場に違いがあることが明らかとなった。 月の裏側にある「アポロ盆地」の重力場。クリックで拡大(提供:JAXA/SELENE) 月の表側にある「晴れの海」の重力場。青、緑、黄、赤の順に強い。赤色は正の重力異常で、地形の高まりや地下にある重い物質を示している。青色は負の重力異常で、地形の凹みや、地下の軽い物質を示している。クリックで拡大(提供:JAXA/SELENE) 月周回衛星(主衛星)「かぐや(SELENE)」とリレー衛星「おきな」は昨年11月、それまでほとんど分かっていなかった月の裏側の重力場について、世界で初めて直接観測することに成功した。 その後開始された格的な観測で得られたデータによって、月の表側と裏側で、重力異常(注1)に差があること

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    anhelo 2008/04/17
    かぐやと中継器搭載リレー衛星おきなでの観測から、月の裏側では同心円状の重力分布、月の表側では一様な円形分布
  • 宇宙で超巨大な「空洞」が見つかった

    【2007年9月4日 NRAO Press Release 9月14日 更新】 電波の観測から、約10億光年にわたって何もない領域が見つかった。そこには星や銀河はもちろん、ガス、そしてダークマター(暗黒物質)さえ存在しない。大きなスケールで見れば、宇宙には泡のように「空洞」が連なっていることが知られているが、今回見つかった「空洞」のサイズはけた違いだ。 「巨大ボイド(空洞)」とその効果を示した概念図。ビッグバンからしばらくして放たれた宇宙マイクロ波背景放射には、わずかな温度の「ゆらぎ」がある(右)。それが巨大ボイドを通過すると(中)、「コールドスポット」が観測される(左)。クリックで拡大(提供:Bill Saxton, NRAO/AUI/NSF, NASA) 宇宙にはほとんど物質が存在しない「ボイド(空洞)」が存在し、膜のように分布する銀河団とともに、泡が積み重なったかのような「大規模構造

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    anhelo 2007/09/06
    星や銀河はもちろん、ガス、そしてダークマターさえ存在しない巨大ボイドのわかりやすい説明、何でこうなるのかは不明
  • 木星の「中赤斑」は、風速も大赤斑なみだった

    【2006年10月17日 NASA Goddard News】 2005年12月以降、白かった色が大赤斑のように赤くなり話題となった、木星の「中赤斑」。その中赤斑は、色ばかりか風速までもが大赤斑と同じだったことが、ハッブル宇宙望遠鏡の観測で判明した。大気活動の激しさが木星の斑点の色に関係するという説を裏付ける結果となりそうだ。 ハッブル宇宙望遠鏡が撮影した木星。クリックで拡大(提供:NASA, ESA, A. Simon-Miller (NASA/GSFC), I. de Pater, and M. Wong (UC Berkeley)) 木星の中赤斑は、人類の木星観測史上例を見ないほど大きな変化の産物だ。その誕生をさかのぼると、1940年代に大赤斑のすぐ南に現れた3つの小さな白斑にたどりつく。1998年から2000年にかけ、3つの白斑は次々と合体して1つになった。そして2005年12月に

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    anhelo 2006/10/19
    嵐として強くなったために、大気下層のガスが上昇気流に持ち上げられ、太陽からの紫外線を浴びて変色、大赤斑や中赤斑を赤くしているという説が現在有力。中赤斑の直径は地球に等しく大赤斑は地球の3倍
  • 観測史上最大、しかしコルクより軽い系外惑星

    【2006年9月21日 CfA Press Release】 惑星の大きさを見積もることも可能な「トランジット法」によって、11例目の系外惑星HAT-P-1が発見された。HAT-P-1はサイズが明らかなものとしては最大の系外惑星だが、一方でコルク以下の密度しかない奇妙な天体でもある。 全天を自動的に観測する望遠鏡群HATによって、とかげ座の方向450光年の距離に系外惑星「HAT-P-1」が発見された。 HAT-P-1の親星は連星系ADS 16402の片割れで、太陽とよく似た恒星だ。HAT-P-1は4.5日周期で、地球−太陽間のわずか20分の1という距離の軌道を回っている。地球から見ると、1周ごとにHAT-P-1が恒星の前を通るため、恒星の明るさは2時間以上にわたって1.5パーセントほど暗くなる。その様子を、HATがとらえたのだ。 このように系外惑星が親星の前を通る様子をとらえる方法を「トラ

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    anhelo 2006/09/23
    土星は密度が小さく、仮に十分に大きな水槽があれば、浮かんでしまうほどであることで有名だ。しかし、HAT-P-1の密度は土星よりも小さく、同じサイズのコルクよりも軽い。比重は、水のたった4分の1
  • 「地上の天気」と「宇宙の天気」の関係

    【2006年9月22日 NASA Goddard Space Flight Center】 「宇宙天気」とも呼ばれる、地球の超高層におけるプラズマのふるまいに、地上の天気が影響を与えていることが初めて明らかになった。日米の研究チームが地球観測衛星のデータから分析したところによれば、熱帯雨林などにおける雷雨が、間接的にプラズマの密度に影響を与えるようだ。 地球観測衛星IMAGEが捉えた密度の濃いプラズマの帯。クリックで拡大(提供:NASA/University of California, Berkeley) 高度100キロメートル以上の大気はひじょうに希薄で、普通は「宇宙空間」に含まれる。しかし、たとえ薄くても、「大気圏」は高度500キロメートル以上のところまで広がっている。じゅうぶん高い領域は太陽から届くX線や紫外線によって大気中の原子や分子が電離されているため、「電離圏」と呼ばれる。電

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    anhelo 2006/09/23
    熱帯雨林の雷雨によって、上空では大気のゆらぎが発生。このゆらぎがE層のプラズマを動かし、それによって変化した電場が、高度400キロメートルでプラズマの集中を引き起こしていた
  • 【特集・太陽系再編】まとめ

    【2006年8月28日 アストロアーツ】 特集「太陽系再編」では4回に分けて8月16日に公表された「惑星の定義」原案に基づきさまざまな考察をしてきました。24日、ついに新しい「惑星の定義」が決定しました。改めて、4つの論点から見てみましょう。 (1)太陽系の外へ広がらなかった影響 新定義に基づく、新しい太陽系の姿(上段が惑星、下段が矮惑星)。クリックで拡大(提供:The International Astronomical Union/Martin Kornmesser) 特集第1回では、原案が系外惑星も視野に入れていることを指摘しましたが、今回採決された定義は「太陽系の惑星」に限ったものとなってしまいました。 原案では「褐色矮星」の扱いが不明瞭でした。この点は会議中にも指摘され、惑星の定義に「核融合を一切起こしていない」という条件を加えることが提案されています。それでも最終的に系外惑星に

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    anhelo 2006/08/29
    太陽系の惑星冥王星のすったもんだのまとめ
  • カッシーニ最新画像:これがタイタンの桃源郷

    【2006年7月25日 NASA JPL News Releases】 「桃源郷」は想像上のものではなくなった−NASAとヨーロッパ宇宙機関(ESA)の土星探査機カッシーニが撮影した、衛星タイタンの「ザナドゥー(Xanadu:桃源郷の意)」と呼ばれる領域の画像が公開された。そこは名前とは裏腹に、光がほとんど届かない死の世界。だが、どこか地球を思い起こさせるような風景も広がっていた。 カッシーニが取得した画像。ザナドゥーを横断するように撮影した。リリース元では、主な見どころを紹介した動画も公開されている。クリックで拡大(提供:NASA/JPL) ザナドゥーを流れる川。クリックで拡大(提供:NASA/JPL) 地球と共通点の多い大気を持つタイタンは、生命と関連づけられて語られることが多い(解説参照)。しかし、はるか遠くにあるタイタンに届く太陽の光はひじょうに少なく、地球と比べると極寒の天体だ。

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    anhelo 2006/07/27
    土星の衛星タイタンの姿
  • 正体不明、月の渦模様

    【2006年7月4日 SCIENCE@NASA】 月の地形といえばクレーターや海、山脈などいろいろあるが、どれにも属さない特殊な地形が存在する。その1つが、小型望遠鏡でも見ることができる「ライナーγ(ガンマ)」だ。そこには起伏がないのに、白い渦模様が見える。そして周りには磁場が存在する。長年研究されているにもかかわらず、その成因はわかっていない。 ESAの月探査機SMART-1が撮影したライナーγ。模様はおよそ30×60キロメートルの大きさだ。クリックで拡大(提供:ESA/Space-X (Space Exploration Institute)) 熱いコーヒーにクリームを注いで、ゆっくりかき混ぜたときの模様は誰でも見たことがあるだろう。よく似た模様が、月面にもある。ただし、大きさはコーヒーの上に描かれた渦の100万倍ほどある。おかげで存在自体は小型望遠鏡でもわかるのだが、どんな原理で描か

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    anhelo 2006/07/16
    ライナーγ。付きの表面に起伏がないのに、白い渦模様。周りには磁場が存在。長年研究されているが、その成因はわかってない
  • 宇宙最大の惑星系?

    【2006年3月1日 JPL News Releases】 もはや、どんな種類の恒星でも、惑星を持っていると疑ってもよさそうだ。宇宙でもっとも重く、そしてもっとも大きいタイプの恒星の周りで、惑星形成が進んでいるかもしれないことが、NASAの赤外線天文衛星スピッツァーの観測によって判明した。 太陽系と超巨大恒星R66とのサイズを比較するイラスト。(注:太陽や惑星のサイズは実際の比率ではない、横軸の距離スケールは天文単位で、対数表示されている)クリックで拡大(提供:NASA/JPL-Caltech) 天の川銀河の伴銀河・大マゼラン雲に存在する恒星、R66とR126は、それぞれ太陽の30倍と70倍もの質量を持つ。これは恒星として最大級だが、それに加え2つの恒星は既に超巨星となっている。つまり、途方もなく大きくふくれあがってるのだ。そのサイズは、太陽の位置にあったとすれば、軽く地球を飲み込むほど。

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    anhelo 2006/03/02
    恒星が巨大なら、もちろん円盤のサイズも桁外れだ。なんと、冥王星軌道の60倍以上の距離まで広がっているという
  • 宇宙に浮かぶ巨大「竜巻」

    【2006年2月16日 CfA Press Release】 NASAの赤外線天文衛星、スピッツァー宇宙望遠鏡が、宇宙に浮かぶ巨大な竜巻のような構造をとらえた。その正体は、生まれたばかりの星が発するジェットによる衝撃波だ。「今まで何千枚というスピッツァーの画像を見てきたが、このような構造を見るのは初めてだ」とハーバード・スミソニアン天体物理学センターの研究者ジョバンニ・ファツィオ氏(Giovanni Fazio)が語るように、形といい、発する波長の多彩さ(疑似カラーで表現されている)といい、とてもユニークなものだ。「竜巻」は、目下多くの科学者を巻き込んで議論の対象となっている。 赤外線観測で明らかとなったHH49/50の竜巻構造。クリックで拡大(提供:NASA / JPL-Caltech / J. Bally (University of Colorado) ) 地球における竜巻(トルネー

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    anhelo 2006/02/17
    秒速100キロメートルを優に超えるガスのジェットは、周囲の星間物質に衝突して衝撃波を作り、輝いて見える。
  • 近すぎて見えなかった…天の川銀河のごく近くに星の大集団を発見

    【2006年2月2日 Huge Star Cluster Discovered in Neighborhood of Milky Way】 観測技術の発達とともに、人類はより遠方の銀河を見られるようになっており、「これまでで最遠の銀河、発見」というニュースがよく話題となる。しかし、「灯台もと暗し」ということわざは天文学にも当てはまるようだ。地球からわずか3万光年の位置に、見かけの大きさが満月の5千倍もの大規模な星の集まりが見つかったのだ。天の川銀河に飲み込まれつつある矮小銀河と思われるこの天体は、その巨大さ故に今まで見逃され続けていた。ひょっとすると、「これまでで最近の銀河、発見」というニュースになるかもしれない。 この図は天の川銀河の周辺の構造が不規則であることを示している。 地球から約10パーセクの位置にある、一定の明るさと色の恒星の数密度が色(青が少なく、赤が多い)で示されている。図

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    anhelo 2006/02/03
    約3万光年に天の川銀河に飲み込まれつつある地球にもっとも近い銀河
  • 地球に近い、火星の地形

    【2005年11月1日 Geocity News Release / NASA Goddard Space Flight Center News】 10月30日に、火星は今回の接近の地球最接近となり、2003年の大接近に続き話題となっている。その一方で、火星ではいくつもの探査機が活動しており、火星が近くても遠くても連日地球に貴重な情報を送ってくれている。こうした探査の最新成果の中から、特に火星の地形に着目したものを二つ紹介する。地球に比べほとんど活動のない不毛な惑星と見られがちな火星だが、意外なほど大きな変化が起きていて、中には地球によく似た面も数多くあるようだ。 氷河によって形成された地形の新たな証拠 火星の極冠はよく知られているが、どうやらかつては中緯度地帯にも氷があり、氷河を形成していたようだ。火星探査機、マーズ・オデッセイおよびマーズ・グローバル・サーベイヤーが撮影した画像が地球上

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    anhelo 2005/11/03
    氷河やプレートテクトニクスでできた地形
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