米ファイザーのロゴと、新型コロナウイルスワクチン感染症と書かれたラベルが貼られた瓶(2020年11月17日撮影、資料写真)。(c)JUSTIN TALLIS / AFP 【7月9日 AFP】米製薬大手ファイザー(Pfizer)と独製薬ベンチャーのビオンテック(BioNTech)は8日、共同開発した新型コロナウイルスワクチンの3回目の接種について、米食品医薬品局(FDA)に承認申請を行うと発表した。 両社によると、3回目の接種により、流行当初に確認されたウイルス株および南アフリカで最初に確認された変異株「ベータ株」に対する抗体レベルが、2回接種の場合と比較して5~10倍高くなることが進行中の臨床試験の初期データで示された。 「より確定的なデータを近日中に発表するとともに査読付き学術誌に掲載し、今後数週間のうちにFDA、EMA(欧州医薬品庁)およびその他の規制当局にデータを提出する予定だ」と両