春めくにつれ、コンビニやカフェなどで見かけるようになる「さくら味」の商品。桜の花は本来、食べるものではありませんが、「さくら味」と聞いて、あの独特の甘い味をイメージできる人も多いことでしょう。しかし、中には「『さくら味』とはつまり何味なのか?」と疑問を持つ人も少なくないようです。 ネット上では「春になるとさくら味のスイーツ買っちゃう」「さくら味好きだけど、桜の味ではないよね?」「サクランボ味とは違うのかな」など、さまざまな声が上がっています。「さくら味」の“正体”について、日本味覚協会の水野考貴さんに聞きました。 Q.そもそも「さくら味」とは、いつ、どのように誕生したものですか。 水野さん「さくら味の原型は、『桜餅』であると考えられます。桜餅は江戸時代に誕生したとされ、『長命寺(東京都墨田区)の門番だった山本新六が、樽(たる)で塩漬けにした桜の葉を使った“桜餅”を考案した』説が有力とされて
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