フォルクスワーゲン「ポロ」は初めての“外車”として間違いのない選択肢だ。現行モデルはこれまでよりも少し立派な体格となったが、扱いやすいサイズ感であることに変わりはないし、端々から感じられる“ドイツ車らしさ”は健在。高速道路を走るたびに嬉しくなるようなクルマに仕上がっている。 現行型「ポロ」に試乗!(本稿の写真は撮影:原アキラ) 「ゴルフ」の弟分として登場 “外車デビュー”にふさわしいVWのモデルとしては、2012年にデビューしたスモールハッチバック「up!」を取り上げたいところだったのだが、残念ながらこのクルマ、2019年に生産終了となってしまった。現在のVWでエントリーモデルを探すとすれば、up!よりも1サイズ大きい「ポロ」ということになるだろう。 「up!」(写真)なき今、フォルクスワーゲンのエントリーモデルといえば「ポロ」である(この写真のみ編集部撮影) ポロの歴史は意外と古く、初代