台湾の中央気象局によると、北東部の花蓮から約60キロ東の沖合で14日午前2時5分(日本時間同日午前3時5分)ごろ、マグニチュード(M)6・3の強い地震があった。日本の気象庁はM6・4、震源の深さは約50キロと推定。花蓮沖では最近、地震が頻発しており、関係者が注意を強めている。 台北で震度3を観測するなど台湾全土で揺れを感じ、就寝中の多くの市民が目を覚ました。中央通信によると、人的被害の報告は入っていない。 中央気象局によると、台湾東部沿岸の南澳や蘇澳港で震度4、花蓮や基隆で震度3、台中で震度2、高雄で震度1。日本の気象庁によると、沖縄県の与那国島でも震度3、西表島などで震度2、石垣島などで震度1を観測した。(共同)