尊厳死法制定により生産性を認められない人に死をもたらすことが合法的になるとして、日本キリスト教連合会が強い懸念を示した。 「尊厳死」法制化に向けた動きが活発化するなか、キリスト教信仰と倫理の観点から尊厳死法制定が持つ否定的動機を追及するため、カトリック中央協議会、日本聖公会、プロテスタント所教団(教会)合わせて59の団体が加盟するキリスト教団体「日本キリスト教連合会」(松岡俊一郎理事長)が主催するシンポジウム「尊厳死―キリスト教会は支持しうるか―」が21日、日本福音ルーテル教会宣教百周年記念東京会堂で開催された。尊厳死に関心のある教会関係者を中心におよそ70人が参加した。 主催の日本キリスト教連合会は今年3月、超党派の国会議員で構成される「尊厳死法制化を考える議員連盟」より、「尊厳死について、キリスト教界としての見解を聞きたい」との依頼を受けた。連合会は、「現時点では、この問題に関するキリ
自分ではがした作品の一部の紙を手にする中垣克久さん=18日、東京・上野公園の東京都美術館で(淡路久喜撮影) 東京都美術館(東京都台東区上野公園)で展示中の造形作品が政治的だとして、美術館側が作家に作品の撤去や手直しを求めていたことが分かった。作家は手直しに応じざるを得ず「表現の自由を侵す行為で、民主主義の危機だ」と強く反発している。 (大平樹) 撤去を求められたのは、神奈川県海老名市の造形作家中垣克久さん(70)の作品「時代(とき)の肖像-絶滅危惧種」。竹を直径一・八メートル、高さ一・五メートルのドーム状に組み上げ、星条旗や日の丸をあしらった。特定秘密保護法の新聞の切り抜きや、「憲法九条を守り、靖国神社参拝の愚を認め、現政権の右傾化を阻止」などと書いた紙を貼り付けた。代表を務める「現代日本彫刻作家連盟」の定期展として十五日、都美術館地下のギャラリーに展示した。 美術館の小室明子副館長が作品
今月14日から各地で降った記録的な大雪により、関東甲信地方では山梨県や埼玉県、それに東京都や群馬県、長野県で道路の通行止めが続き、18日夜の時点でも一部の自治体で集落が孤立した状態が続いています。 このうち山梨県では、小菅村で304世帯が孤立しているほか、甲府市で284世帯、早川町で238世帯など、18の市町村で少なくとも1583世帯が孤立しているということです。 また、埼玉県では、秩父市や飯能市など8市町村で579世帯が孤立した状態となっています。 東京都では、奥多摩町と檜原村、それに青梅市の3市町村で、合わせて338世帯で704人が孤立しています。 群馬県では、上野村や神流町など9の市町村で295世帯、574人が孤立しています。 長野県では、佐久市と天龍村の少なくとも2つの市と村で、合わせて13世帯、23人が孤立しているということです。
東京都美術館(台東区)で開催中の現代日本彫刻作家展で、安倍政権の靖国参拝などを批判した作品の撤去を同館が求めていた。主催者は「表現の自由を侵害する」と反発したが、同館は「政治的な宣伝という苦情が出かねない」とし、協議の末に作品の一部が削除された。 作家展は15~21日、約60点を展示。同館が指摘したのは、主催した現代日本彫刻作家連盟の中垣克久代表の「時代(とき)の肖像―絶滅危惧種 idiot JAPONICA円墳―」。高さ1・5メートルのドーム状の形で、作品として「憲法九条を守り、靖国神社参拝の愚を認め、現政権の右傾化を阻止して、もっと知的な思慮深い政治を求めよう」と手書きの紙を貼っていた。 館の運営要綱では、「政治活動をするためのものと認められるとき」は、施設使用を認めないと定めている。同館は16日、中垣さんに撤去を求め、「折り合いがつかなければ、展示会の中止や来年度以降の施設使用の見直
働く人1人当たりの去年の給与総額は、月の平均でおよそ31万4000円と前の年を下回り、過去最低だったことが分かりました。厚生労働省は今月初めに示した速報で3年ぶりに増加に転じたとしていましたが、最終的な計算で、パートタイムで働く人の割合が増えたため、平均の金額が下がったと話しています。 厚生労働省は、従業員が5人以上いる全国のおよそ3万3000の事業所を対象に毎年、基本給や残業代、ボーナスなどを合わせた給与総額を調査しています。 今月5日に公表した速報では、去年は働く人1人当たり、月の平均で31万4150円と前の年より23円増え、3年ぶりに増加に転じたとしていましたが、18日、確定値がまとまり、月の平均で31万4054円、前の年を73円下回ったことが分かりました。今の形で統計を取り始めた平成2年以降、最も低い金額です。 厚生労働省は、最終的に計算したところ、給与の低いパートタイムで働く人の
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