日々、自宅や職場で体重や血圧を測って一喜一憂している人も多いだろう。水面下で爆発的に増える医療データ。単に記録する自己満足を超えて、社会的な資産として予防医療や産業に使えば新しい価値を生み出せる。政府も予防こそが最大の医療費削減策と力を入れ始めた。「運動ゲームを楽しむと健康食品がもらえ、医療保険が安くなる」――。IT(情報技術)の力をうまく生かせばそんな未来が絵空事ではなくなってきた。「バイタ
3年前、文部科学省は『脳科学研究ルネッサンス』という報告書で「発達障害を予防する方法を開発し、発達障害を大幅に減らす」と高らかに宣言した。 今夏、埼玉県が全国に先駆けて発達障害を含む子供の発達支援に取り組むプロジェクトチームを発足させ、保育、教育、医療、福祉の関連部局の課長クラスの職員で構成した4段階に分けた部会で、発達障害児と親支援に県を挙げて取り組むこととなった。 第1段階は発達障害の予防、第2段階は早期発見、第3段階は早期支援、第4段階は教育支援で、有識者ヒアリングを踏まえて9月を目途に課題をまとめ、具体策を検討し、実施する。 ところで、発達障害の予防、早期発見・支援の緊急性について問題提起した4月19日付本欄の拙稿「豊かな言葉がけ見直そう」は大きな反響を呼んだ。発達障害児の生誕前後のリスク要因などの環境要因の重要性を指摘し、改善の成果をあげている澤口俊之氏の学説は学会の定説ではない
[シカゴ 12日 ロイター]オリーブオイルや木の実、魚、鶏肉、トマト、アブラナ科の野菜、緑黄色野菜、果物などをふんだんに取り入れた食事が、アルツハイマー型認知症の予防に極めて効果的との研究結果が明らかになった。 米コロンビア大でアルツハイマー病を研究するYian Gu氏らのチームは、65歳以上の健康な人2148人の食事データを平均4年間追跡し、1年半ごとにアルツハイマー病の発症を確認。脳の健康に有益な特定の栄養素を摂取した人は、そうでない人に比べ、アルツハイマー病を発症するリスクが40%低いとの結果を、12日付の専門誌「アーカイブス・オブ・ニューロロジー」に発表した。 逆に、飽和脂肪酸を含む赤身肉やバター、内臓肉、高脂肪乳製品などは避けた方がよいとしている。 Gu氏は、アルツハイマー病には治療法がないため、予防がかぎだと指摘した。
オーストラリア、シドニー大学のRachel Huxley博士はレギュラーコーヒー、カフェインなしコーヒー、紅茶が2型糖尿病リスクを18%~36%減少させる効果があると明らかにした。『Sydney Morning Herald 』などが複数の海外メディアが14日、報道した。 Rachel Huxley博士は45万7千922人が調査対象になった18件の研究論文を総合分析した結果、レギュラーコーヒー、カフェインなしコーヒー、紅茶を1日3~4杯飲む人は糖尿病発病率がそれぞれ平均25%、36%、18%、低いことが明らかになったと述べた。さらに、レギュラーコーヒー1杯の場合、平均7%ずつ糖尿病リスクが低くなると分析した。(カフェインなしコーヒーと紅茶はデータが不十分なため1杯ごとの糖尿病のリスク減少率を抽出することはできなかった。) カフェインなしコーヒーが糖尿病リスクの減少率が最も高い理由として、R
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《1》 ボケは当人が望んでなったわけではない、とまだ多くの人が思っているようで、残念なことである。 毎日新聞の4月16日付けの読者投書欄にもそういう主張が載っていた。愚かな新聞記者も同感したればこそ、採用したのだろう。 その投書は「石野みほ」と名乗る35歳の主婦であったが、「ボケ110番」という表記が大変疑問だというのである。この人は子どものころ(12歳まで)、要介護状態で痴呆がある高齢の祖母と同居していたから、自分は介護と痴呆老人と暮らす大変さを知っていると“豪語”している。 痴呆の実態は介護経験がないと理解できまい、と始めから言うのは、謙虚さのない文章だと思う。なぜならボケ老人を介護したことがないヤツは黙ってろ、私は体験者なんだ、言う事を聞け、という態度にとれるからだ。 こういう人にかぎって、論理的に説明すると激高して感情のままに反発しがちだ。そしてお定まりの「言葉狩り」にな
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