週報 2024/04/28 川はただ流れている 4/20(土) 初期値依存性 さいきん土曜日は寝てばかり。平日で何か消耗しているらしい。やったことと言えば庭いじりと読書くらい。 ベランダの大改造をした。 サンドイッチ 一年前に引っ越してからこんな配置だったのだけど、さいきん鉢を増やしたら洗濯担当大臣の妻氏…
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懲りない原因は脳内物質?=セロトニン不足、学習効果低く−大阪大 懲りない原因は脳内物質?=セロトニン不足、学習効果低く−大阪大 何度痛い目に遭っても同じ失敗を繰り返す原因の一つは、脳内の神経伝達物質セロトニンの不足だった−。大阪大の田中沙織特任准教授らのグループが、こんな研究結果を16日付の米科学誌ジャーナル・オブ・ニューロサイエンスに発表した。 田中准教授らは、セロトニンの基になるアミノ酸トリプトファンを混ぜた飲み物を、濃度別に3種類用意。男性21人に飲ませた上で、二つの図形のどちらかを選ぶたびに賞金や罰金が表示されるコンピューターゲームをさせた。 回答者は繰り返し選ぶうちに、図形と金額の関係を学習。すぐに結果が表示される場合は濃度ごとの違いはなかったが、間を置いて結果を出す実験では、セロトニン不足の回答者は学習が遅く、大きな罰金を避けることができなかった。賞金がもらえる場合は濃度に
このブログでは腐るほどお話していますが、このところよく聞かれるので、今一度お話しします。 脳トレの基本は、生活習慣病予防、メタボ対策です。長期的な視点で認知症予防、認知機能低下予防の疫学的証拠が豊富なのは、食事と運動です。単純化すれば、最もエビデンスが強いのは、魚や野菜を十分取り有酸素運動すること。それから、人とかかわること、とくに社会参加すること、頭を使うこと。 ネズミの海馬で新しい神経細胞を生み出しやすいのは、有酸素運動、抗うつ剤、ブルーベリーなど抗酸化物。抗打つ薬はもしかすると「幸せな気分」ということに拡張できるかもしれません。そして新生細胞を生かしていくのが、ややこしい頭の使い方。人では、脳のメモ、ワーキングメモリの多重、入れ子使用がポイントになりそうです。 超高齢化社会では、今までより20年程度は脳を持たせる必要がありますが、とりあえずはひと昔前よりは同年齢の高齢者比較では「今」
最近はあまり聞かなくなったが、「苦労は買ってでもせよ」という言葉がある。 経済が不調でも、戦後などに比べれば、いまの日本はまだまだ恵まれている。いまの日本ならば、「苦労してみたい」という人、多少のお金を出してもいいから、文字通り「苦労を買いたい」という人は、けっこういるんじゃないだろうか。 いまの日本でも、「毎日が苦労の連続だ」という人ももちろんいるだろう。しかし大多数の人は、同じような毎日の繰り返しで、「毎日が退屈だ」と感じているのではないだろうか。 友達と飲みに行ったり、街で買い物したりして、毎日それなりに楽しくはあるのだが、どこかむなしい。そういう「退屈」だ。 人間というものは、「苦労」はそんなに嫌いではないと思う。人間が嫌いなのは「退屈」だ。 いま「退屈」だと感じている人は、多少のお金を出してもいいから「苦労を買いたい」と思うかもしれない。 「苦労」をうまくパッケージ化すれば、きっ
『日本の論点2010』(文藝春秋)が届いた。 そこに「労働について」一文を寄せている。 こんなことを書いた。 「働くとはどういうことか」 編集部から「働くとはどういうことか」というお題を頂いた。この問いがトピックとなりうるという事実から私たちはさしあたり次の二つのことを推論することができる。 (1)「働くことはどういうことか」の定義について、現在のところ一義的な定義が存在しない(あるいは定義についての国民的合意が存在しない)。 (2)そのことが「うまく働けない」若い人たちが存在することの一因だと思われている。 だが、「働くとはどういうことか」についての一義的な定義や国民的合意が存在しないことを私は特に困ったことだと思っていない。その理路を述べたいと思う。 人間だけが労働する。動物は当面の生存に必要な以上のものをその環境から取り出して作り置きをしたり、それを交換したりしない。ライオンはお腹が
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