通勤電車の中で高校生二人がしゃべっていた。 「昨日コンビニのお釣りで二千円札もらったで! ばり久しぶりに見たわ」 「お、すげえ! 将来貴重になるかもしれんけえ、大事にとっとけえよ」 「でも俺、すぐ間違うて使いそうなのう」 「あほじゃのう。銀行に預けときゃあええじゃろ」 「あ、ほうか。お前頭ええのう!」 聞いてたらめまいしてきた。
「知ってる? ウルトラ兄弟って、ウルトラの父と母と血のつながりがあるのはウルトラマンタロウだけで、あとは養子なんだって」 複雑な家庭環境なんだな。
「ちょっと聞いてくれる? 現在最も速い通信手段は光回線やと思うんやけど、俺もっと速いの思いついた。超長い鉛筆。日本からブラジルまで届く鉛筆作って、日本から『暑いですね』とかブラジルに置いた紙に書けば光より速いよね。両端削っとけば、ブラジルの人もすぐ返事書ける。『こっちは冬じゃ』とか。 これを応用したらもっとすごい。100光年離れた惑星と通信するのに最低100年かかるとこ、そこまで届く鉛筆作れば一瞬やで。 お前理系やろ。どう思う?」 理系だから何だよ。 [追記] はてブで上記の理論に関連したリンク先を教えていただきました。 たとえば、地球から土星まで届くような棒を用意したとします。それを押したり引いたりしてモールス信号で通信を行えば、光速を超える速さで情報のやりとりができますか? 太 - 烏骨鶏BLOG 汁 - 烏骨鶏BLOG 回 - 烏骨鶏BLOG
高校時代、一番怖かった先生は、体罰体育教師でも、生活指導のサド教師でも、セクハラオンパレード変態数学教師でもなく、定年を過ぎて嘱託で物理を教えてくれてたS先生だった。 総白髪でよろよろと歩き、もぞもぞと口の中でしゃべる、いかにもおじいちゃんという雰囲気の先生だった。そして、板書の途中で突然ピタッと動きが止まり、5秒ほど石像のように固まったかと思うと、また何事もなかったかのように続きを板書し始めるということが、50分の授業中に2、3回はあった。他の先生に聞くと、かなり心臓が弱っているらしい。 普段はコソコソとおしゃべりしたり、グーグーと居眠りしてるような悪ガキ同級生たちも、S先生の授業中だけは「いつ死ぬかわからん」という恐怖と「ショックを与えたらヤバい」という緊張で、張り詰めたような静けさだった。S先生が「ピタッ」と止まる度に、生徒は「ビクッ」としたものだった。誰もが「せめて俺たちの授業中に
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く