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ブックマーク / ityou.hatenablog.com (3)

  • そこに座っているだけでいいの? 泣くぞ - 指輪世界の第五日記

    新世紀エヴァンゲリオンの話。 過ぐる3月、S木の塾生の中学男子5人組が、それぞれめでたく進学したという。そこで家に呼んで多少アルコールでも舐めさせてやったらしい。その席のバックグラウンドに、エヴァンゲリオンを流していた。エヴァ初号機の大暴れシーンで、ひとりの子がこう言った。 これさ、シンジが強いんじゃなくて、強いのはエヴァの中にいるシンジのお母さんだから。 気の利いた子のちょっと知ったかぶったねたばれで、かわいらしい。しかし、そう、そういえばそういう話だったのか、あれは。なるほど。教えられた。 エヴァンゲリオン屈指の極悪な台詞として、「あなたはそこに座っているだけでいいの」というのがある。これは赤木リツコが、エヴァに乗ったシンジへ言う言葉だ。今、考えてみると、こんなに凶悪な言葉がなぜまかりとおっているのか、よくわからない。子供を座らせておいて、こんな台詞を投げるなんて、ありえない。 座らせ

    そこに座っているだけでいいの? 泣くぞ - 指輪世界の第五日記
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    another 2006/03/04
  • 趣味無王道、恋愛無要領、何虚戯求道 - 指輪世界の第五日記

    オタクのうちでも天運地利人和に欠くわれわれは、恋愛をリアルだと思ってきた。恋愛をやっている人たちは、実戦をやっているんだと。手元のギャルゲーが仮想現実で、あっちのあれが現実だと。こっちが短期的逃避で、あっちは長期的実利だと。一時しのぎの偽物と正真の物、誇張とデフォルメにあふれた修飾過多の邪道と、リアルでシンプルな実体を持つ正道とだと。 リアルで実利あるものごとにおいては、スキルに優れたハイレベルな人間は要領が良く、投資するコストに対して得るベネフィットが黒字である。リアルとスキルという言葉の定義からしてそうなる。だから、恋愛におけるスキルの高いプレイヤー、モテな人々は、なにかしらわれわれと違うなにかでもって、要領良く黒字を上げているのであろう。そのなにかというのはかなりすごい何かに思える。だって自分が実利を得ることを想定してみると、どうにもはげしくコストが要って赤字に思えるからだ。 この

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  • 決闘くんと対話くん - 指輪世界の第五日記

    文章さんにあらたな敵キャラが。その名は決闘くん。連綿果てし尽きぬ相互引用、コメント欄の巨大化、大盛り上がりの掲示板……昔の言葉でいうFlamingを司るキャラです。 決闘くんは対話くんの兄弟ですが*dlg、彼と違って、表舞台で第三者の視線を浴びてこそ意義ありと考えています。よく往来に出て、聴衆のいるところで活躍します。 うちの文章さんは決闘くんをかなり嫌っています。対話くんで十分だという考え。最近は決闘になりそうな雰囲気をちらとでも感じたら、メールで「対話くんに替わってくれる?」と頼むようにしているようです。 決闘くんの面白さは、主張の差し合いをして、行儀作法の守れなくなったほうの負けという、ゲームの楽しさです。文章レトリックによるディベートのゲームです。これはかなり複雑でおもしろいゲームといえます。しかしここでは、そういうゲームをするつもりの書き手が、そういうつもりのない書き手に、つもり

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    another 2005/02/21
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