阿含宗は積極的に世界平和を宗教の面から推し進めるという活動をしている団体です。 世界各地で、日本山岳密教形式の大柴燈護摩という形で、祈りによる世界平和を実践してきました。 今回、イスラエル、エルサレムで法要をおこなうことについては、いくつかの理由があると思います。 1、ユダヤとの関連は、2006年にポーランド アウシュビッツでホロコースト犠牲者の解脱供養をしたとき以来、有効関係にあること。 2、現在、世界情勢からかんがみて、イスエラル、イランにおいて、核拡散の問題が深刻化してきており、近い将来、大きな戦争が中東で予想されること。とくに、次回の戦争においては、核の使用が危惧されること 3、その根底には、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の深刻な宗教対立があること。 4その宗教対立を解決するには、第4の勢力として、非暴力、共生を教えの根幹とする仏教が仲裁的立場で介入することが、有効かつ不可欠であ
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