最初に知る必要があるのは、LTEと3Gで網構成や用語が異なることです。 3Gは音声通信とパケット通信が別となっていましたが、LTEではそれらが統合されています。 まずは3G網の構成ですが、以下のようになっています。 MNVO側はGGSN(Gateway GPRS Support Node)を自前で用意し、docomoとレイヤ2もしくはレイヤ3接続します。 MNO側であるdocomoは、SGSN(Serving GPRS Support Node)から無線網側が責任範囲です。 LTE網の場合は、PSドメイン/CSドメインに分かれていないので、構成がシンプルになります。 3GでGGSNと呼ばれていた機器に相当するのがP-GW(PDN Gateway)で、SGSNがS-GW(Serving Gateway)です。 LTE網のもう一つのポイントは、3G網と接続しているという点です。 初期のLTE網