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ブックマーク / www.geekpage.jp (7)

  • IIJ 月額945円、SIMのみの契約可能なLTE接続サービスを発表(3):Geekなぺーじ

    最初に知る必要があるのは、LTEと3Gで網構成や用語が異なることです。 3Gは音声通信とパケット通信が別となっていましたが、LTEではそれらが統合されています。 まずは3G網の構成ですが、以下のようになっています。 MNVO側はGGSN(Gateway GPRS Support Node)を自前で用意し、docomoとレイヤ2もしくはレイヤ3接続します。 MNO側であるdocomoは、SGSN(Serving GPRS Support Node)から無線網側が責任範囲です。 LTE網の場合は、PSドメイン/CSドメインに分かれていないので、構成がシンプルになります。 3GでGGSNと呼ばれていた機器に相当するのがP-GW(PDN Gateway)で、SGSNがS-GW(Serving Gateway)です。 LTE網のもう一つのポイントは、3G網と接続しているという点です。 初期のLTE

  • お名前.comによる忍者ツールズ停止措置に関して:Geekなぺーじ

    先週、忍者ツールズ全サービスが一時的に利用できなくなりました。 株式会社サムライファクトリー:忍者ツールズ全サービスが表示不可となる障害につきまして お名前.com:忍者ツールズ全サービスが表示不可となる障害につきまして の虫: DNSの終焉が垣間見える、ぶっ飛んでて危険すぎるお名前.comの検閲事件 その理由として、株式会社サムライファクトリー(忍者ツールズ)のプレスリリースには以下のようにあります。 忍者ツールズのサービスを利用したユーザーサイトの一部に、お名前.comの約款に抵触するサイトがあり、お名前.comへのお問い合わせが複数あったため、約款に基づきお名前.comでは一時的にドメインの停止措置をとる対応を行いました 個人的な感想としては、忍者ツールズのドメイン停止措置事件は今までにない新しいタイプのものであると思いました。 まず、お名前.comとninja.co.jpに関して

  • NTT IPv6閉域網フォールバック問題:Geekなぺーじ

    NTTIPv6閉域網におけるフォールバック問題の解説です。 同問題に対する正式な名称があるわけではありませんが、ここでは「NTT IPv6閉域網フォールバック問題」と表現しています。 当初、NTT NGN IPv6マルチプレフィックス問題の解説から書き始めていたのですが、色々考えているうちにNTT NGN IPv6マルチプレフィックス問題とNTT IPv6閉域網フォールバック問題に関してゴチャゴチャな文章になってしまったので、切り分けるためにあえてIPv6閉域網フォールバック問題だけにフォーカスした文章にしました。 個人的な感想として、背景となる環境等を考えるとNTT NGNがIPv6を利用して実装されていることそのものに関して「設計が悪い」とは思ってません。 また、NTT IPv6閉域網に関連する各種問題はNTT NGNに限った話ではなく、NTT NGNではないBフレッツ等でも発生する

  • 「魔法の数字8.8.8.8」を検証する:Geekなぺーじ

    ここ数日、8.8.8.8や8.8.4.4というIPv4アドレスを持つGoogle Public DNSに関する話題が盛り上がっているのですが、多くの人が「よくわからないけど設定変更したら早い!」と言っているので、そこら辺の話を調査してみました。 昨日、Twitterとブログでtracerouteやdigによる調査協力のお願いを発信し、8.8.8.8へのtracerouteを37件、8.8.8.8とISP DNSへのtraceroute比較及びAkamaiキャッシュサーバへのtraceroute比較を21件、日各地及び海外のいくつかの地点からご協力頂けました(皆様ありがとうございました!)。 それらのデータをもとに、Google Public DNSを利用した場合の通信経路と、それによる遅延に関する検証を行いました。 Google Public DNSに対する私の感想 まず最初に。 調査前

  • eMobileのインターネット接続形態を調べてみた:Geekなぺーじ

    従量課金の話題が盛り上がっているところに丁度、EMOBILEでの帯域制限に関する発表がありました。 「『EMOBILE通信サービス』における通信品質確保を目的とした対策の運用基準改定について」 これは、2009年10月から開始している帯域制限の条件を変更するというものです。 現行では1ヶ月間に300GB以上利用した場合、翌々月1ヶ月間は帯域制限を受けるというものでしたが、2010年8月24日からは24時間以内に300万パケット(366MB)以上を利用すると、その日の21時から翌日2時まで制限を受けます。 帯域制限がトリガーされる粒度が変わり、帯域制限発動までの時間と容量が短縮された形です。 EMOBILEの発表は、従量課金に関してではなく帯域制限に関してですが、個人的に色々不思議に思ったので調べてみました。 ということで、EMOBILEがどのようにインターネットに接続しているかという、AS

  • ネットで実名を出せない理由:Geekなぺーじ

    日曜日夜に、毎日新聞社主催で勝間和代氏がTwitterユーザと語り合うクロストークイベントがに参加しました(イベントURLが消えていたのでリンクできていません)。 非常に興味深い話題が多いイベントで面白かったです。 そのイベントの最後の方で、実名匿名議論に関しての話題があり、Twitter上で@manameさんが以下のような発言をしました。 maname #crosstalk 実名出すこと、会社に禁止されているサラリーマンもいるってこと忘れないでください。目立つことが仕事の人もいれば、目立ってはいけない仕事の人もいますよ。 http://twitter.com/maname/status/4601234589 その発言を「ですよね。」というコメントを付加してReTweetしたところ、以下のような反論がありました。 しかも、色々見てみると、様々な所に議論が飛び火しているっぽかったです。 os

  • さくらインターネットのネットワーク構成:Geekなぺーじ

    先月、さくらインターネットのネットワーク構成を調べました。 興味がある方はどうぞ。 IPv4によるAS間接続 まず、whoisを利用して、さくらインターネットが保持しているASを調べてみると、AS9370、AS9371、AS7684の3つあることがわかります。 次に、それらのAS番号を基にCyclopsで調べると、各ASと接続されているASに関しての情報がわかります。 Cyclopsは、世界各所で公開されているBGPフルルート情報をまとめて見やすくしてくれるネットサービスです。 結構素敵なので良く使ってます。 Cyclopsに掲載されている情報を見ると、以下のように東京と大阪のAS同士でEBGP接続を行っていることがわかります。 EBGP的に東京と大阪を接続することで、東京と大阪の間が完全に切断されたとしても大丈夫になるような冗長構成にしてあるようです。 この図では、さくらインターネットの

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