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ブックマーク / natrom.hatenablog.com (8)

  • 新型コロナに対するイベルメクチンのケースシリーズを発表してほしい - NATROMのブログ

    イベルメクチンに対する「熱狂」 一部の界隈で新型コロナウイルス感染症に対する抗寄生虫薬「イベルメクチン」への期待が高まっている。熱狂的であるとすら言える。「海外ではイベルメクチンが大きな成果を上げているのに日で使用が制限されているのはけしからん」といった具合だ。反ワクチンや陰謀論(「安価なイベルメクチンで新型コロナが予防・治療できるとワクチンをはじめとした高価な薬が売れないので巨大な利権が妨害しているんだよ!!」)とつながっていることもあり危惧を覚える。 現時点ではイベルメクチンが新型コロナに効くことを示す良質な証拠はない。日だけではなく、海外でも主な公的機関は臨床試験以外でのイベルメクチンの使用を推奨していないが、ごく当然のことである。「ワクチンは受け入れられたのに実績のあるイベルメクチンが受け入れらないのは不公平」という類の反論もあるが、イベルメクチンの偉大な実績は寄生虫疾患に対す

    新型コロナに対するイベルメクチンのケースシリーズを発表してほしい - NATROMのブログ
    antonian
    antonian 2021/08/28
    一部の界隈でイベルメクチンだけが殊更に期待されているの謎。治療薬が欲しいのはわかるけど、冷静になって欲しい。
  • 脳の中の「わたし」 - NATROMのブログ

    ■脳の中の「わたし」坂井克之著, 榎俊二著。 脳研究者による。「脳科学」は、一部の脳科学者のために、いささか怪しい分野であるように見えるが、このは大丈夫だ(と私は判断した)。私は未読であるが、著者の坂井は、「脳トレ」や「ゲーム脳」などの脳科学ブームを批判的に検証したも書いている(■脳科学の真実--脳研究者は何を考えているか)。『脳の中の「わたし」』は、個々の実験の結果や症例の紹介が丁寧で、また、事実と解釈の区別が明確にされているのがわかりやすい。解釈には深入りしないので、哲学的になりすぎることもない。また、イラストが豊富である。「文章とイラストのコラボレーション・新しい科学読み物」というシリーズらしい。たとえば、表紙は、半側空間無視を表している。絵でわかる人もいるだろうが、「えの素」「ムーたち」などの作品で知られる漫画家の榎俊二によるものである。坂井によるあとがきによれば 榎

    脳の中の「わたし」 - NATROMのブログ
    antonian
    antonian 2010/08/16
    イラッとするイラストだな。イラストレーターで描いてるみたいな半端なドローイングにイラッとすんのかな?手書きかイラレかどっちなんだ?的な。我ながら職業病だ。。。
  • 嫌煙者詐称に対して懲罰審査を実施する真の嫌煙者 - NATROMのブログ

    過激な嫌煙運動は、阿呆な喫煙擁護論と同じくらい興味深い。「禁煙ファシズムはけしからん」と主張する愛煙家の人々の気持ちがよくわかる事例を紹介したい。日市民の化学ネットワーク(JPCCN)という「化学物質のリスクコミュニケーションや身近な暮らしの化学情報文化の普及を通じて、社会に貢献する、非営利・民間発の公益セクター」*1がある。このJPCCN全国代表事務局であるjpccnさんとmuimiさんとのTwitterでのやりとりをまとめた。 ■Togetter - まとめ 嫌煙者詐称に対して懲罰審査を実施するJPCCN 見どころを紹介・引用しよう。まずは、「合成洗剤は閉鎖性海域の生物多様性を貧弱化させる、家庭で使う洗浄剤のすべてを合成洗剤から石けんに替えよう」という主旨のjpccnさんのツイートに対して、やや懐疑的なツイートをmuimiさんがつけたところから議論ははじまる。最初のうちは有意義な議論

    antonian
    antonian 2010/05/01
    どの世界にもファシストや原理主義者がいて、そういう人が悪目立ちして足を引っ張るのには困ったモノである。
  • Akinatorに科学者を当てさせてみた - NATROMの日記 #c AH1 2009/09/02 15:28

    みなさまはAkinatorをご存知だろうか。日語版ウィキペディアのAkinatorの項から引用するのが手っ取り早い。 Akinatorとは質問への5段階の回答例を元に(実在または架空の)人物・キャラクターを絞込み推測しながら特定するプログラムエンジンであり、データベースを応用した人工知能の一種である。20個ほどの簡単な質問だけで、回答者がイメージしている人物の名を当てることができる。 英語・フランス語・ドイツ語・ヘブライ語・ポルトガル語に対応しており、世界中の有名人のみならず漫画、アニメ等に登場する架空の人物までも網羅しているが絞込みに該当しなかった人物についても回答者が補足し加えていく事でデータベースを日々増やしており学習し続けることでより少ない質問で回答を導き出すようになっている。 「世界中の有名人のみならず漫画、アニメ等に登場する架空の人物までも網羅している」とあるが、むしろマンガ

    Akinatorに科学者を当てさせてみた - NATROMの日記 #c AH1 2009/09/02 15:28
    antonian
    antonian 2009/09/02
    オチがいい。麻生太郎でやったら「漫画を読む?→Yas」で、回答がすぐ来た。
  • ナイチンゲールの毒舌 - NATROMのブログ

    案の定、ナイチンゲールが大人気のようなので、看護覚え書―看護であること・看護でないこと」(現代社; 改訂第6版版)から、とくに私が感銘を受けた部分を紹介しよう。看護のであるからして、看護婦の行動の例がたくさん提示されるのであるが、その多くがダメな例である。たとえば、観察不足から虚偽の報告がなされる例として、 「この患者さんにはお通じは何回ありましたか?看護婦さん」「一回です、先生」。こういうばあいたいていは、実際には便器は七回も八回も使われていたが、ただそれを看護婦が空にしたのが一回だけであった、という意味なのである。(P179) ペットが患者の癒しになるという文脈で、 ある病人が、自分が看護婦から受けた看護と、犬から受けた看護とについて語ったことがあるが、彼は犬による看護のほうがずっと良かったと言った。「何よりも犬は喋(しゃべ)りませんからね。」(P174) 使命感を持っていない看護婦

    ナイチンゲールの毒舌 - NATROMのブログ
    antonian
    antonian 2009/08/11
    モンティパイソンを産んだ英国の偉大な看護婦ナイチンゲールの毒舌含蓄 流石だ/毒舌対象に患者が除外される辺りのスタンスもプロ意識的なのかな
  • 蚊取り線香のリスク - NATROMのブログ

    ■殺虫剤と小児白血病に関連か 米研究(AFPBB News)を読んで、「そういや蚊取り線香の害って調べられているのかなあ」と疑問に思ったので、医中誌先生に聞いてみた。「放火時に時限装置として用いられた蚊取り線香についての検討」(犯罪学雑誌)などという論文に混じって、"Exposure to mosquito coil smoke may be a risk factor for lung cancer in Taiwan.(台湾において蚊取り線香の煙への曝露は肺癌の危険因子となりうる)"という論文*1を発見した。蚊取り線香って、"mosquito coil"って言うんだ。以下、サマリーを引用して訳した。 BACKGROUND: About 50% of lung cancer deaths in Taiwan are not related to cigarette smoking. En

    蚊取り線香のリスク - NATROMのブログ
    antonian
    antonian 2009/08/02
    蚊取線香を焚きっ放しにした翌日の咽は痛いよ。しかし夏の風物である蚊取線香は手放せんので窓を開けた風通しのいい部屋で使用するよ。WHOとやらに目をつけられないといいな。
  • ケロロ軍曹が地球人の弱点を見つけたようです - NATROMのブログ

    その辺に張ってあった日肺癌学会のポスター。 地球人の弱点を 見つけたであります! 「ペコポン」じゃなく「ちきゅう」になっているところが惜しい。子供向けのポスターなのだろう。小学校の保健室に張られていそう。「黒い肺」については「極めて怪しい」と、もの申す人や、「捏造」と認識する人もいるようだ。もちろん、肺が黒くなる要因は喫煙だけではないので、非喫煙者なのに黒い肺の人もいるだろうが、喫煙と肺の黒さが相関するのは事実である。集団の傾向を具体例を挙げて提示することが「捏造」であるのなら、禁煙を呼びかけるポスターだけでなく、ほかの医学系の啓蒙ポスター(たとえば重症例を提示して「糖尿病を放置するとひどいことになりますよ」といったポスター)も「捏造」多数ということになるな。禁煙を呼びかけるほうも、インパクトのある「黒い肺」の写真を使うとしても、喫煙"のみ"が原因ではないことを承知しておくべき。 ちなみ

    ケロロ軍曹が地球人の弱点を見つけたようです - NATROMのブログ
    antonian
    antonian 2009/07/11
    うーむ、確かに数秒間見つめているうちにむかっ腹が立ってきた。不思議だ。
  • 国民皆保険制度がわりとうまくいっていた理由 - NATROMのブログ

    最近では医療崩壊などと言われているが、日の医療制度は高いコストパフォーマンスを誇っていた。いろんな要因があるけれども、その一つに国民皆保険制度があることは確かだ。読者の多くは被保険者として保険料を納め、病院を受診して自己負担分を払っているだろうが、医療従事者でないと、あまり保険者と医療機関の関係について馴染みがないと思う。レセプト審査などを中心に、簡単に国民皆保険制度を解説してみよう。図にするとこんな感じ。 国民皆保険制度 患者さんの立場からだと、「保険料を支払う代わりに、少ない自己負担(だいたいは3割)で診療を受けられる」という制度である。保険料ばかり支払って病院にはかからない元気な方にとっては損しているように見えるが、いざ病気になったときの「保険」である。これだけなら、民間保険でも同じ役割を果たせるのだが、民間が同じことをするとなると、利益を上げるために、医療費のかからない健康な人を

    国民皆保険制度がわりとうまくいっていた理由 - NATROMのブログ
    antonian
    antonian 2009/03/10
    医療保険 どのようなものでもメリット、デメリットはある。国民皆保険制度のメリットの説明に納得
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