皆さんは、「三種の神器」の他にも、神代の時代から伝わる宝物「黄金の壺」が有る事をご存知でしょうか? 前方後円墳の形は、ひっくり返して「壺」になる、と言う話を聞いた事がある方もおられると思います。 前方後円墳を「瓠塚(ひさごずか)」、ひょうたん古墳と称した。日本のとても古い神社に、ひょうたん神社を称するところがあります。 元伊勢 籠神社 それは丹後一宮の元伊勢「籠神社(かごじんじゃ)」、別名を「瓠宮(このみや)」と言います。「籠」も「瓠」も「壺」も「こ」と読むのです。 何故「こ」の話をするかと言うと、かつて籠神社には黄金の壺が、社宝(しゃほう)として伝わっていたそうです。籠神社の名称には、「壺(この)神社」の意味が有ると言われる方もいます。 その壺の名は、「真名之壺(まなのつぼ)」と言います。高天原の聖なる水をくむための器で、籠神社の宮司が就任する際に、真名之壺に入れた水を飲むと言う説があり