アニメや映画ファンたちが、手作りのフィギュアや模型を持ち寄って出来栄えを競い、即売もできる「ワンダーフェスティバル(ワンフェス)」。毎年、夏と冬の2回開催されていて”オタク”と呼ばれる人たちを熱狂させる世界最大規模のイベントです。その原点が実は大阪にありました。 7月30日、千葉市の幕張メッセで開かれたオタクの祭典「ワンダーフェスティバル」。訪れた人たちのお目当ては、手作りのフィギュアや模型です。3Dプリンターで出力され、服や髪の毛まで細かく作り込まれたキャラクターや、木を削って作られた飛行機や宇宙船、そして革でできた怪獣などさまざまな造形物が出品されました。 開催は1日だけですが、来場者は5万人に達し、造形物の展示、即売会としては世界最大級の規模を誇っています。イギリスから訪れた男性は「日本の文化には昔から興味がありました。ポップ系文化、フィギュアとかJポップとかアニメとか。日本の文化は