子供のころ両親につれられて、正月、東京から奈良県の奈良公園に観光に行きました。たくさんの鹿が放し飼いされているのに驚きました。 でも、本当は飼われているのではなく、意外なことに野生の鹿です。手厚く保護されているのです。国の天然記念物でもあります。 売店で鹿せんべいを買い、鹿に食べさせました。鹿がいっぱい集まってきて楽しかったです。鹿の丸くてコロコロしたフンも可愛いかったです。 そんな幼いときのことなど忘れていたのですが、韓国歴史ドラマ「朱蒙」を見て思い出しました。 また、奈良公園で鹿が多くいる理由を、自分勝手に想像してみました。 「扶余」は鹿を意味する 朱蒙は朝鮮半島北部に高句麗を建国した人物ですが、もともとは中国東北部(満州)にあった「扶余」という国の王子でした。 「扶余」は、ツングース語(中国東北部の言語)で鹿を意味します。日本語に訳せば「鹿」という国名になります。 古代(紀元前107