小型無人機「ドローン」の飛行を示唆し東京・浅草神社の三社祭の運営を妨げたとして横浜市の無職少年(15)が逮捕された事件をめぐり、少年を支援していた「囲い」と呼ばれる存在が浮かび上がっている。警視庁には少年のファンを名乗る男性が「少年の口座に25万円を振り込んだ」と話しているほか、複数の人物が現金やギフト券で約33万円分を支援したことが分かっている。同庁が金の流れなども慎重に調べている。 パソコン代25万円を支援した“ファン”自身のホームページで「配信業で生計を立てる」と公言していた少年。同庁少年事件課によると、少年が支援を募ってホームページ上に公開していた銀行口座に、昨年10月以降、親族以外の十数人から振り込みがあったことが判明した。1回の振込額は数十円~数万円。浅草署を訪れ「パソコン代25万円を支援した」と話したファンを名乗る20代の男性からとみられる振り込みのほかに、約33万円の入金が