vue3が本格的に使われるようになってくるとvue2系では影が薄かったprovideとinjectも流行ってくると思います。(願望) こいつらがいい感じに型で補強してあげるとより使いやすくなるので紹介します。 provide/injectって何 そもそもこいつらが何かという話ですが、簡単に言えば親のインスタンスにkey:valueを保持しておいてどのコンポーネントからでも取り出せるようにする関数です。 以下のように、provideで登録したkeyとvalueをinjectで簡単に利用することができます。valueは登録時にリアクティブにしておけば、取り出した側での変更を追跡します。 main.ts import { createApp, ref } from 'vue' import App from './App.vue' const key = 'count' // 一意なキーを生成す