1971年東京生まれ。イラストレーター。ドクロ服、ドクロ雑貨集めに情熱を燃やしすぎている。ほかにはワニ、ウツボ、ハダカデバネズミなど毛の生えていない動物も好む。著書に「しろねこくん」、「ココロミくん」、「ひとみしり道」、「ばかスイーツ」などがある。(動画インタビュー) 前の記事:倍Lチキバーガーの発明
1971年東京生まれ。イラストレーター。ドクロ服、ドクロ雑貨集めに情熱を燃やしすぎている。ほかにはワニ、ウツボ、ハダカデバネズミなど毛の生えていない動物も好む。著書に「しろねこくん」、「ココロミくん」、「ひとみしり道」、「ばかスイーツ」などがある。(動画インタビュー) 前の記事:倍Lチキバーガーの発明
いったい何者なんですか 石川: JUNERAYさんは昨年10月から入ってくれた、新しいライターさんです。いきなり核心に入るんですけど、たぶん読者が全員思ってることがあって。 JUNERAYさん何者なんですか? 新しい鍋を買って浮かれるJUNERAYさん(「いつ無人島で遭難してもいいように蒸留器を自作したら、ノンアルコールジンができた」より) 飲み物に対して素人離れしたレシピ開発力を持ち(「ビール代わりに飲めるノンアルコールドリンクを開発する」より) 植物に詳しい(「短い「おそと時間」は、いい香りの街路樹をかいで季節を感じたい」より) 写真が異常にうまく(「ジンジャーエールがあるならば、ミョウガエールやネギエールがあってもいいじゃないか」より) 絵も描ける(「ビール代わりに飲めるノンアルコールドリンクを開発する」より) 石川: 何者なんですか!?!? JUNERAY: ただの花屋です 石川:
パリピじゃなくてもみんなクラブへ ほりべ: ベルリンでは若い世代はもちろん、30代、40代でもやすみの日はクラブに行くっていうのが日常茶飯事です。 古賀: えっ!? クラブ!? 踊る方の? ほりべ: はい、踊る方の。DJの音楽を聴くクラブです。 友人にクラブの写真を頼んだら「クラブ、暗いからあんまり写真ないよ……」って言われました。暗いですね。(写真:tobhanosr)※以降、写真とキャプションはほりべさんより 古賀: やすみの日なにしてる? の返答の初手がクラブとはピーキーな……。でもそうか、ベルリンはテクノの聖地ですもんね。 ほりべ: クラブに行くのはかなり普通なことで、平均的な市民でも定期的に行ったりしてるみたいです。 古賀: いわゆるウェイウェイしたパリピじゃない、普通の人たちがクラブに行く感じですか? ほりべ: そうですね。月曜日に職場「週末クラブ行ったんだ」ってカジュアルに話
1984年岐阜県生まれ。変な設定や工作を用意して、その中でみんなでふざけてもらえるような遊びを日々考えています。嫁が世界一周旅行中。 前の記事:JRの駅ナカコンビニに行くと日本中のうまいものが買える > 個人サイト 平日と休日のあいだ 嫁が世界一周旅行中の旦那 しゃっくり治療の体験談をお届けします この記事では、僕が「しゃっくり外来」という聞きなれない病院に行くことになった経緯と、その診察や治療についてご紹介します。 紹介するしゃっくりの原因や対処法などは、病院で聞いたことをシロウトなりに解釈した話です。正確な医療情報ではなく個人の体験談としてお楽しみいただき、もしものときは参考にしていただけましたら幸いです。 かっこよく言うと闘病記です。しゃっくりの。 はじまりは10年前 はじめてしゃっくりが止まらなくなったのは10年ほど前。社会人3年目のころに、それは突然やってきた。 出はじめて2日目
法務省が、戸籍で取り扱う文字を整理した「戸籍統一文字」を検索できるウェブサイト「戸籍統一文字情報」で、漢字を検索すると、みたことのない漢字がゾロゾロでてきて、たいへんおもしろい。 当サイトでは、昨年動画で取り上げたうえに、記事化までしていじり倒してきた。 この、みたことのない漢字をいじっておもしろがるのは、それはそれでいいけれど、やはり「なんでこんな漢字があるのか」という、素朴な疑問も当然わく。 そこで、漢字に詳しいひとと一緒に、戸籍統一文字にある不思議な文字を一緒にみてもらうことにした。 「戸籍統一文字」とは? 日本語を話す日本人が普段使うとされている漢字は、常用漢字としてまとめられており、その数は現在2136文字ある。 そのほか、めったに見かけないけれど、読んだり書いたりできる漢字。読み方もわからないけれど、どこかで使われている漢字をあわせて、かなり多めに見積もっても、おそらく3000
専門家と東急沿線の街を歩くシリーズ、飲食店プロデューサーと渋谷を歩いた回の後編である。 まさかあの落ち着いた町中華が人気店だったなんて。まさかラーメンとタピオカは飲食店目線だと同じ部類のものだったとは。 専門家の視点で歩くと街歩きはとたんにおもしろくなる。後編も知識山盛りでへぇへぇ言わされっぱなしである。 渋谷の1Fの店は一人用だと分かったそのつづき 前回の記事『「渋谷の一階は一人飯の店」飲食のプロと街を歩く』ではデイリーポータルZと同じ会社、東京カルチャーカルチャー飲食部門をプロデュースした株式会社ザップ・ダイニング インスパイアー代表の大橋義也さん、そして同社東京カルチャーカルチャー運営責任者松田さんと渋谷を歩いた。 飲食店目線で渋谷を歩くとどうやってこの高いテナント料を払っていくのか問題が目についた。センター街路面店は回転率を上げるためにラーメン屋やタピオカ屋が多かったり、なぜか残っ
変わった生き物や珍妙な風習など、気がついたら絶えてなくなってしまっていそうなものたちを愛す。アルコールより糖分が好き。 前の記事:スギナを茶にすると健康にいい > 個人サイト 海底クラブ 野草の力が見たい バジル以外の植物を使ってジェノベーゼを作るという趣旨の記事には前例がある。ライターの月餅さんが書いたこれがそうだ。 青菜6品目で決めたベストジェノベーゼはパクチー 記事の最終的な結論が「野菜ってすごい」だったことからもわかる通り、雑草代表として登場したヨモギとオオバコはどちらもわざわざ食べたいと感じるほどのものではなかったようだ。 記事は面白かったけれど、いち野草好きとしては少し物申したくなった。ヨモギとオオバコだけで野草が野菜に負けたとみなされてしまってはなんだか悔しいではないか。野草の中にも本家をしのぐくらい、とまでは言わないにしても、そこそこ美味しいジェノベーゼになれる逸材がきっと
クレープらしきものができる あるあるをフライパンで焼くとバターの香りが立ち上ってきた。これ以上いくと焦げそうなので折りたたんで上げる。見覚えのあるものができあがった。 既視感はずっと続くし意外性はどこにもない。「あるある」の生地に熱を加えると「ある」「あるな」というものになる。これが実存というものだろうか。ずいぶんとクレープっぽい形をしている。 こういうものが出来上がる。わかる…! だがわかってどうする。 このように色々作った最後、お菓子作りが趣味の田村久美子さんが来たところで終了。試食会をした。 このあと我々は材料を試しながらオリジナルお菓子作りに乗り出していき、最後にお菓子作りが趣味のお母さん仲間田村さんを迎えて品評会をやった。 試食してみよう。一品目。卵焼きやクレープの類のものだろうか。 まず厚いクレープが出来上がった お菓子初心者がこんなものかな??という分量で適当に混ぜて焼くと平
行く先々で「うちの会社にはいないタイプだよね」と言われるが、本人はそんなこともないと思っている。愛知県出身。むかない安藤。(動画インタビュー) 前の記事:外でスリッパを履くと訳アリ感が出てサボってるように見えない > 個人サイト むかない安藤 Twitter エコバッグはたいてい小さく折りたたむことができるので鞄に入れておいても邪魔にならない。 エコバッグ。 広げるとエコバッグ。 エコバッグはその使用用途から、撥水加工されているものが多い。ということは汚れが付きにくいのだ。その特徴を生かして、敷物として使えることに気づいたので今日ここだけの話としてみなさんに教えちゃいたい。 荷物をちょっと置きたいときも エコバッグがあれば安心です。 ちょっと座って仕事することもできます。 エコバッグさえあれば公園だってシェアオフィスである。地べたに座って仕事をしているとじんわりと尻が湿ってくるだろう、あれ
編集部安藤です。やってきましたゴールデンウィーク。ことしは旅行に行けなかったりして暇を持て余している人もいるんじゃないでしょうか。 そんな時こそ勉強です。アラビア語を学びませんか。ライターの拙攻さんが前に話を聞きに行った日本アラビア書道協会事務局長の山岡さんがデイリーポータルZのフルバージョンを書いてくれました。 山岡さん。 記事「アラビア語を知識ゼロから学んでみよう」より。 ポータルZ 記事では「ポータルZ」の部分を書いてもらったんですが、今回はいよいよ「デイリーポータルZ」フルバージョンを書いてくれました。 こちら! ディーワニー体「デイリーポータルZ」 もういっちょ! ルクア体「デイリーポータル」 どこがデイリーでポータルでZなのかわからない人はもう一度記事を読んでみてください。僕は2回読みなおしましたがまだわかっていません。 デイリー ポータル ZED GW中に勉強し
「ラルド」というイタリアの食べ物をご存知だろうか。 端的に言えば、豚の脂身の塩漬けのこと。生ハムの脂の部分だけ、とも言う。これがやたらと美味いという話で、それは食べてみたいぞ。 さらには、現地では相当に庶民向けの雑な食べ物らしく、適当に自分で安い脂身を漬け込んでも作れる、という話も聞いた。そんな適当なものなら、作ってもみたい。 そんな流れからの、ラルドへの挑戦である。 1973年京都生まれ。色物文具愛好家、文具ライター。小学生の頃、勉強も運動も見た目も普通の人間がクラスでちやほやされるにはどうすれば良いかを考え抜いた結果「面白い文具を自慢する」という結論に辿り着き、そのまま今に至る。(動画インタビュー) 前の記事:どこの本社オブジェでしょうかクイズ > 個人サイト イロブン Twitter:tech_k まずは食べてみないと分からないラルド 順番としては、そもそもまずは食べてみないことには
時代や進み、いまやなにをとってもバリエーションのゆたかな世の中になりました。しかしそのベースとなるものを軽んじて良いのでしょうか。否! デイリーポータルZは春休みを記念し、「ふつう」を再発見します。 カフェのシーズナルドリンク、最高〜!と思う。 三口目までは。 いつからだろう、甘いドリンクが飲みきれなくなったのは。半分を超えたあたりで身体が常温の水を欲しはじめ、脳裏に「胃もたれ」の文字が浮かぶ。大学生の頃はちょっと物足りないなあくらいに思っていたのに。 おいしい、おいしいけれど、満腹より先に満足がきてしまう このまま刻一刻と”大人”になる身体でもって、コーヒーチェーンと縁がないまま生きていくのだろうか。否!カフェとは本来、コーヒーそのものの良さを嗜むところであるはずだ! いまこそ、「ふつうのコーヒー」を楽しむときだ。 スターバックスの「ドリップコーヒー」 よく考えたら、カフェに行けば「人に
1971年東京生まれ。イラストレーター。ドクロ服、ドクロ雑貨集めに情熱を燃やしすぎている。ほかにはワニ、ウツボ、ハダカデバネズミなど毛の生えていない動物も好む。著書に「しろねこくん」、「ココロミくん」、「ひとみしり道」、「ばかスイーツ」などがある。(動画インタビュー) 前の記事:「ねずみくんのチョッキ」が作りたい(デジタルリマスター版)
1971年東京生まれ。イラストレーター。ドクロ服、ドクロ雑貨集めに情熱を燃やしすぎている。ほかにはワニ、ウツボ、ハダカデバネズミなど毛の生えていない動物も好む。著書に「しろねこくん」、「ココロミくん」、「ひとみしり道」、「ばかスイーツ」などがある。(動画インタビュー) 前の記事:いちごを乗せたい
変なモノ好きで、比較文化にこだわる2人組(1号&2号)旅行ライターユニット。中国の面白可笑しいものばかりを集めて本にした「 中国の変-現代中国路上考現学 」(バジリコ刊)が発売中。 前の記事:身近すぎる定番スーパーを紹介する番組が気になった > 個人サイト 旅ライターユニット、ライスマウンテンのページ いきなり地球の裏側「ブラジル」と「ペルー」 いきなり地球の裏側の国々の店がある。それが愛川町である。 本厚木から愛川町に向かって北上すると、異国感あふれる店が出てきた。 南米食品店「サボールラティーノ」である。ブラジルのリオデジャネイロと、ペルーのマチュピチュの写真が貼ってある。 中に入るといきなり現地の言葉の広告が紙やデジタルサイネージで設置されている。一歩入っただけで海外だ。 読めない。だがその異国情緒がいい。 売りものはだいたい南米の商品だ。ちょっとした個人スーパー程度の広さに、未知の
うちの犬がアホだ。 僕が食事をしていると、くれくれくれくれとガンガン欲しがってくる。そこでかつて、2019~20の1年間、しつけ強化フェアを敢行していたことがあったが、ダメだった。この犬、ガチである。 いいかげん、ちゃんとしつけをしなければッ! そこで、また新たに! 実はこの2020~21の1年間も、飼い主として毅然としつけし続けていたのだが、その結果、犬はちゃんといい子になったのか⁉ 食事しつけをめぐる、犬VS飼い主の壮絶な激闘の記録を公開したいと思うよッ! 犬好きな人もそうでない人も、括目せよ! 多摩在住のイラストライター。諸メディアにおいて、フマジメなイラストや文章を描くことを専門としながらも、昼は某出版社でマジメな雑誌の編集長をしたりするなど、波乱の人生を送った後に、新たなるありのままの世界へ。そんなデイリーポータルZでのありのままの業務内容はコチラを!(動画インタビュー) 前の記
最近のロゴはなんだか似ている気がする。スマホの通知もよく間違えてしまうし、見分けもつきにくくてつらい。 あまりにつらいので、いっそロゴで神経衰弱を作ってみることにした。神経衰弱の力でつらいを楽しいに変えよう! とりあえず家のプリンターで古今東西のロゴを刷る 今回遊ぶのはこちらの手づくり神経衰弱。 ロゴを30個ぐらい選んで家のプリンターで刷った。ここまでで40分ぐらいのお手軽作業。 ルールは簡単!めくって当てればそれでOK! さっそく、ロゴにつらい思いをしている同士たちを集めて遊んでみる。 そもそも神経衰弱は裏の柄がないと覚えられない まいしろ(以下、まい):よーし、じゃあ早速めくっていきます! ひろさん:最初からわかる人にしかわからないタイプのロゴが出たな あやさん:これもはや最近の人は知らないのでは? まい:これがわかるかどうかで、その人のインターネット歴がバレるタイプのロゴですね。じゃ
純喫茶と呼ばれる古い喫茶店が好きだ。 かつて最先端だったモダンな空間にそのままタイムスリップできる店や、歳月の分だけ店主の人柄が滲み出たような味わい深い店。そんな、いい歳の取り方をした名優のような喫茶店にロマンを感じる。 1975年出版の古い喫茶店本を読んでいたら、当時の新宿にあった喫茶店を網羅した貴重な記事を見つけた。 それらを昔の住宅地図と照らし合わせながらGoogleマイマップ上にマッピングし、45年以上を経て今も残る喫茶店を巡ってみた。 その先で素敵な店に出会い、マスターから当時の貴重なお話をうかがうことができた。 『喫茶・スナックのすべて 企画・設計・運営のチェックポイント』商店建築社、1975年 これがその古書だ。当時のプロ向けの本で、最先端の内装デザインや営業スタイル、今後の業界動向などが載っている。 過去の未来予想図としてこれ自体も大変面白いのだが、史料的価値がある!と特に
埼玉生まれ、神奈川育ち、東京在住。会社員。好きなキリンはアミメキリンです。右足ばかり靴のかかとがすり減ります。(インタビュー動画) 前の記事:彼はスパゲティなら無限に食べられる〜東急沿線さんぽ > 個人サイト のばなし どうにか眉4つになる経緯を伝えよう 記事の冒頭では往々にして今回の企画に至った経緯が話されるものだ。「なので、この記事を書いています」という枕があって、読み手は「理解した、それならば読んでみよう」となる。 ただ今回の記事には動機がない。眉ティントで眉を4つにしたい、という突発的な感情が筆者のなかに沸々とあるだけだ。 原宿駅前の@cosme TOKYOへ来た。大きい どうにか動機を絞り出すとすれば、”メイクという文化”に興味があったのだ。女性たちがメイクの話をワイワイとしているのを見て、楽しそうだなと思う。 男たちがゲームで「このステージは炎の防具を装備した方がいいよ」と話す
アルコールの代替品という意味の、「オルタナティブドリンク」という文化があるらしい。自分が好きな酒のオルタナティブドリンクが作れたら、ヘルシーに楽しく酒欲が満たせるのではないか。そんな願望から、全力でビールの代替品を考えてみた。 ビール以外ビールじゃない、の? 秋に飲むビールはうまい。 夏のビールももちろん美味かったが、涼しくなってきた秋空の下でゆっくり楽しむ心地良さには替えられない。 私が俳人だったらビールを秋の季語にしていただろう。 秋空に輝くブルームーン(自由律俳句) 散歩に出かけようとしたとある休日、夫がこんなことを呟いた。 「甘くなくて苦くていい香りでシュワシュワの飲み物が飲みたい…」 つまりビールでしょ。 と言いかけたところで、ふと疑問が頭をよぎった。 果たして、「甘くなくて苦くていい香りでシュワシュワの飲み物」=ビール 一択なのだろうか? もし「甘くなくて苦くていい香りでシュ
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