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書評に関するarajinのブックマーク (2,331)

  • 哲学者 國分功一郎さんへインタビュー。「する」でも「される」でもない、もう一つの世界。「中動態」が教えてくれること - 北欧、暮らしの道具店

    HOME / 特集 / 【立ち止まって、考える】第1話:「する」でも「される」でもない、もう一つの世界。「中動態」が教えてくれること ライター 嶌陽子 ある時、当店スタッフの松田に教えられ、1冊のを手にしました。哲学者、國分功一郎(こくぶん こういちろう)さんによる『中動態の世界 意志と責任の考古学』。2017年に刊行されて大きな話題を呼び、今年に文庫化もされたです。 自分で何かをする「能動態」でも、誰かに何かをされる「受動態」でもない、「中動態」という概念が古代の言語にはあった——。こうした内容を丹念に論じたこのは、正直言ってとても難しく、読み進めるのに苦労しました。 ▲2017年に出版され、今年文庫化された『中動態の世界』(新潮文庫) けれど読んでいるうちに、日常で当然だと思っていたことを考え直したくなったのも事実。「中動態」という概念は、身のまわりのさまざまな出来事について考え

    哲学者 國分功一郎さんへインタビュー。「する」でも「される」でもない、もう一つの世界。「中動態」が教えてくれること - 北欧、暮らしの道具店
  • 岡田斗司夫の4タイプ理論(人生の法則) - 筆の赴くままに

    今回お話するのは、人間関係について。 人を4つのタイプに分けるメソッドなのだが、これが大変役に立つ。私自身、仕事でもプライベートでも、大いにその恩恵を得ている。 「4つのタイプに分ける」と言うと、「あぁ、よくあるよねアレね」なんていう、反応が返ってくると思う。私自身、色々なコミュニケーション術を学んできた。数十万するセミナーも受けた。占星術まで習った。そうして最終的に着地したのが、今回紹介する4タイプ理論なのだ。 そもそも、この4タイプ理論は2011年2月に発売された、書籍「人生の法則」著者 岡田斗司夫 が元となっている。なので、このブログは書籍「人生の法則」の説明であると同時に私の咀嚼でもある。 人生の法則 「欲求の4タイプ」で分かるあなたと他人 電子版 作者: 岡田斗司夫 FREEex 出版社/メーカー: 株式会社ロケット 発売日: 2013/11/20 メディア: Kindle版 こ

    岡田斗司夫の4タイプ理論(人生の法則) - 筆の赴くままに
  • 〈多様性の時代〉のカオスを生き抜くための本『他者の靴を履く アナーキック・エンパシーのすすめ』ブレイディみかこ | 単行本 - 文藝春秋

    他者を学ぶこと、考えること、想うこと。 すべてはきみの自由のため。 ブレイディさんの熱い直球を受けとめろ! ――福岡伸一 差異を超克するすべを人類は持ち得たのか、 読み手の知性が試される一冊。 ――中野信子 他者はあまりに遠い。“共感”だけではたどり着けない。 ジャンプするために、全力で「考える」知的興奮の書! ――東畑開人 「文學界」連載時から反響続々! 『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』に次ぐ「大人の続編」。 「わたしがわたし自身を生きる」ために―― エンパシー(=意見の異なる相手を理解する知的能力) ×アナキズムが融合した新しい思想的地平がここに。 ・「敵vs友」の構図から自由に外れた“エンパシーの達人”金子文子 ・「エンパシー・エコノミー」とコロナ禍が炙り出した「ケア階級」 ・「鉄の女」サッチャーの“しばきボリティクス”を支えたものとは? ・「わたし」の帰属性を解放す

    〈多様性の時代〉のカオスを生き抜くための本『他者の靴を履く アナーキック・エンパシーのすすめ』ブレイディみかこ | 単行本 - 文藝春秋
  • 世界最高のSF作家イーガンのハードSF短編集 - 大森望|WEB本の雑誌

    『プランク・ダイヴ (ハヤカワ文庫SF)』 グレッグ・イーガン,鷲尾直広,山岸 真 早川書房 990円(税込) 商品を購入する Amazon HonyaClub HMV&BOOKS honto 現役世界一のSF作家といえば、オーストラリアのグレッグ・イーガン。 『SFの雑誌』のオールタイムベスト100で堂々1位に輝いた『万物理論』を筆頭に、『宇宙消失』『順列都市』『ディアスポラ』と、長篇が邦訳されるたびに大きな話題を集めてきた。 しかし、もしかするとそれら長編群以上に高く評価されているのがイーガンの中短篇。2006年に『SFマガジン』で実施された翻訳SF短篇オールタイムベスト投票では、イーガンの「しあわせの理由」が(テッド・チャン「あなたの人生の物語」を押さえて)第1位に輝いている。 これまでに邦訳刊行されたイーガン短篇集は、『祈りの海』『しあわせの理由』『TAP』『ひとりっ子』の4冊。

    世界最高のSF作家イーガンのハードSF短編集 - 大森望|WEB本の雑誌
    arajin
    arajin 2025/04/19
    「5冊目となる『プランク・ダイヴ』が刊行された(5冊とも、山岸真編訳) 収録作は、「クリスタルの夜」「エキストラ」「暗黒整数」「グローリー」「ワンの絨毯」「プランク・ダイヴ」「伝播」の全7編(収録順)。」
  • LLMはなぜ計算ができるか:Transformerと「ワンの絨毯」 - Dust Theory

    知人に 大規模言語モデルが数式は正しいのに、計算結果をよく間違える理由 を尋ねられました。せっかくなので、少し面白く解説してみます。 例えば、簡単な足し算「10+21」をLLMは計算してくれるのか?これはできますね。2の平方根「sqrt(2)」をLLMは計算してくれるのか?これもできます。もう少し複雑な計算、例えば対数の入った多少複雑な陰関数を与えてみましょう。数式は特に重要ではないので読み飛ばしてください。 d(p, q) = p*log(p/q) + (1-p)*log( (1-p)/(1-q) )とします。また、d*(p,q) = d(mu, q)として、mu in (p,q)をd(mu, q) = d(mu, p)となる値とします。このとき、d*(0.1, 0.3)を計算してください ChatGPTはscipyプログラムを書いて正しく計算してしまうので、そういうギミックがないDee

    LLMはなぜ計算ができるか:Transformerと「ワンの絨毯」 - Dust Theory
    arajin
    arajin 2025/04/19
    「SF作家グレッグ・イーガンの小説『ワンの絨毯』」
  • これがコスパの精神か!──『ふつうの会社員が投資の勉強をしてみたら資産が2億円になった話』 - シロクマの屑籠

    ふつうの会社員が投資の勉強をしてみたら資産が2億円になった話【電子限定特典ページ付き】 (幻冬舎単行) 作者:斗比主閲子幻冬舎Amazon 幻冬舎さんのつてで、『ふつうの会社員が投資の勉強をしてみたら資産が2億円になった話』をご恵贈いただいた時、どうしたものだろうと思った。著者ははてなブログで長く活動しているトピシュさんだから縁はある。でも、お金を私に送られても楽しめないんじゃないの? という心配だ。 ところがこのは面白かった。お金についてのハウツーであるだけでなく、資産形成のために必要な精神が活写されているように読めて、そこが面白かったからだ。 結論を書いてしまおう。 資産を形成するための根的な精神とは、トピシュさんに内面化されているだろう、ホモ・エコノミクスの精神だ。ここでいうホモ・エコノミクスの精神がトピシュさんと同じぐらい「うまく」内面化されていて実行可能なら、きっと資

    これがコスパの精神か!──『ふつうの会社員が投資の勉強をしてみたら資産が2億円になった話』 - シロクマの屑籠
  • 日記文学を読みたい 近代のもの 現代に生きる「私」と異なる考え方、もの..

    日記文学を読みたい 近代のもの 現代に生きる「私」と異なる考え方、ものの見方がどのようなものかを知るのが楽しいのだなあ そういう意味で言えば別に現代の日記文学もとても面白い 極論、他人の考え方は「私」とは当然異なるので 読めば読むほどいかに他人のことをわかっていないかを感じる noteで全然知らない他人の私的な日記を掘って読むのも良い (noteの日記といえばダ・ヴィンチ・恐山の日記は別格に面白いが、今話題にしている日記の面白さとは別軸の面白さだ) 前近代の日記はなぜか興味の範囲外なんだよなあ 自分の興味が幕末~明治~大正ごろの日の価値観の変遷だからだろう 『オーストリア皇太子の日日記: 明治二十六年夏の記録』というを今読んでいる とても面白い 海外の反応まとめブログを読んでいるときと同じ感情になるけれど 青空文庫でもいろいろな日記が読めて良い 原民喜という方が書いた『忘れがたみ』の

    日記文学を読みたい 近代のもの 現代に生きる「私」と異なる考え方、もの..
  • 経済エリートたちの誤解をとく快著、誕生!|ちくま新書|河野 龍太郎|webちくま

    BNPパリバ証券チーフエコノミスト河野龍太郎氏、渾身の書き下ろし! なぜ実質賃金は上がらないのか、なぜ停滞が続き収奪的なのか……経済構造に関わるあらゆる謎が氷解する『日経済の死角:収奪的システムを解き明かす』が、ちくま新書より2025年2月7日に発売になります。「はじめに」を先行公開します。 2024年9月27日の自民党総裁選でも、同年10月27日の衆議院議員総選挙でも論点だったのは、低迷する実質賃金の引き上げでした。日の経済エリートは、生産性を上げなければ、実質賃金を上げることはできないと論じます。しかし、書が明らかにする通り、日の場合、実質賃金が上がらないのは、生産性の問題ではありません。 1998年〜2023年までの四半世紀で、日の時間当たり生産性は3割上昇しましたが、時間当たり実質賃金はこの間、なんと、横ばいです。正確には、近年の円安インフレで3%程度下落しました。 その

    経済エリートたちの誤解をとく快著、誕生!|ちくま新書|河野 龍太郎|webちくま
    arajin
    arajin 2025/02/11
    “儲かっても溜め込み、実質賃金の引き上げにも人的投資にも消極的な大企業が長期停滞の元凶である”
  • 日本の住宅の行く末を考える──『家が買えない』と『2030年-2040年 日本の土地と住宅』 - 基本読書

    家が買えない 高額化する住まい 商品化する暮らし (ハヤカワ新書) 作者:牧野 知弘早川書房Amazon2030―2040年 日の土地と住宅 (中公新書ラクレ) 作者:野澤千絵中央公論新社Amazon最近、家のことをよく考えている。僕は現在賃貸在住で、引っ越しが好きだというシンプルな理由から戸建てやマンションを買いたいわけではないのだが、かといって何がなんでも賃貸派というほどでもない。仕事がフルリモートであることから事実上国内であればどこにでも住めるという選択肢の広さも悩みの要因だ。 というわけで、どこに住むのがいいのかなあ(もうすぐ第一子が産まれることもあり)と考えながら住宅マンションを読んでいるのだが、昨年の12月に出た『2030年-2040年』と『家が買えない』はどちらも日住宅をめぐる現状をよく解説していておもしろかったので合わせて紹介したい。特に『2030年-2040年

    日本の住宅の行く末を考える──『家が買えない』と『2030年-2040年 日本の土地と住宅』 - 基本読書
    arajin
    arajin 2025/01/19
    『家が買えない』『2030―2040年 日本の土地と住宅 (中公新書ラクレ 828)』
  • 日本の家はなぜこんなに寒い!? - 集英社新書プラス

    の家は、夏は暑く、冬は寒い。そうした居住空間における「がまんの省エネ」は、特に高齢者にとってヒートショックなど健康面での深刻な問題にもなっています。 しかし、断熱性能を改善することによって、わたしたちの暮らしは激変します。 世界的なエネルギー価格高騰の中、断熱性能を向上させる具体策を紹介し、そうした実践が持続可能なまちづくりにつながることまで示した一冊が、このたび刊行された『「断熱」が日を救う 健康、経済、省エネの切り札』です。 著者の高橋真樹さんは自らもエコハウスで暮らす、日唯一の「断熱ジャーナリスト」。 翻訳家のキニマンス塚ニキさんは、X(旧Twitter)にて「今年もまた「日の家 なぜ寒い」を永遠に検索したり愚痴ったりする季節がやってくるが、なぜ日住宅断熱の途上国レベルが社会問題とされてないのか、マジで理解できない。ヒートショックの犠牲者が交通事故死者の倍なんだぜ? 

    日本の家はなぜこんなに寒い!? - 集英社新書プラス
    arajin
    arajin 2025/01/06
    『「断熱」が日本を救う 健康、経済、省エネの切り札』「2024年の4月からは、賃貸も含めた住宅の省エネ性能表示が努力義務化」
  • 読書ノートを書いてみる - ドイツ語教員が教えながら学ぶ日々

    読書ノートをちゃんと書いていなかった 私は小さな頃から文学少年だったというわけでもないのですが、大学生以降毎日さまざまなを読んできましたし、を読んで考えたことを書くのが中心となる仕事をしています。 しかし、これまであまり読んだについて記録を残すことはありませんでした。正確には、学部から修士ごろには、買ったとその日に読んだについて、スケジュール手帳に数行のメモを残していました。しかし大学院生になると、研究に必要な(あるいは論文)を毎日複数読まなければならないし、長編小説などは同時並行で読んでいるうちに何年も中断してしまうことも増えました。それで、研究に必要なについてはメモ帳やWordなどでメモを取り、必要な部分を抜き出して翻訳するなどして、論文の材料にしてきました。 最近ではGoodnotesを使って、テーマごとに研究メモのノートを作っています。 今回考えている読書ノートという

    読書ノートを書いてみる - ドイツ語教員が教えながら学ぶ日々
    arajin
    arajin 2024/12/03
    「ヴァージニア・ウルフ『灯台へ』を読んだ。 分かりにくくて冒頭50ページを10回読み直す」
  • 脳に収まるコードの書き方 - hitode909の日記

    アーキテクチャを理解可能にするために、同時に見るべき関心事は最大7個にしよう、という話がよかった。 よくわからない難しいコンポーネントの話をしてると、「これってこういうこと?」「それは〇〇という概念があって…」というのが延々と続いて、話が全然進まない、ということがある。 そういうときは、抽象を見つけるのに失敗していて、フラットに様々な概念を並べてしまっている、と言える。 適切に意味をまとめていって、中心概念と、それの付随する概念が最大6個となるように、六角形の花、ヘックスフラワーにプロットしよう、というアイデア。で、そのフラワーの1セルを拡大すると、さらに、中心概念と付随する概念6個、というかたちで、入れ子にしていく。 ソフトウェアの分割統治っていうと新しい話ではないけど、フラットな20個の概念に分割されても、覚えてられない。 このでは人間が一度に覚えていられるマジカルナンバーを参照して

    脳に収まるコードの書き方 - hitode909の日記
  • 40代や50代で「人生が楽しくない人」の共通点 「チャッター」への気づきが自己価値の軸となる(東洋経済オンライン) - Yahoo!ニュース

    チャッターと向き合わず、当の悩みに気づかずに生きてきた人は、自己価値を見失いがちです(写真:Graphs/PIXTA) 「明日のプレゼンはうまくいくだろうか」「昨日はあんなことを言ってしまった」など、私たちは日々、頭の中で話をしている。 このような「頭の中のひとりごと(チャッター)」はしばしば暴走し、あなたの脳を支配し、さまざまな問題を引き起こしてしまう。 一方、この「チャッター」をコントロールすることができれば、あなたは来持っている能力を最大限に発揮できるという。 賢い人ほど陥りがちな「考えすぎ」をやめる方法とは何か?  昨年11月に日語版が刊行された、40カ国以上で刊行の世界的ベストセラー、『Chatter(チャッター):「頭の中のひとりごと」をコントロールし、最良の行動を導くための26の方法』について、スポーツ心理学者で五輪メダリストの田中ウルヴェ京氏に話を聞いた。前編、中編に

    40代や50代で「人生が楽しくない人」の共通点 「チャッター」への気づきが自己価値の軸となる(東洋経済オンライン) - Yahoo!ニュース
    arajin
    arajin 2024/11/22
    “『Chatter(チャッター):「頭の中のひとりごと」をコントロールし、最良の行動を導くための26の方法』”
  • 選挙にいかない人に「なぜ選挙にいかないのか」と聞いてもその答えは参考にならない →「未顧客理解」という概念を試してみよう - 頭の上にミカンをのせる

    とりあえず期日前投票に行ってきました。 んで、こんなツイートが話題になってましたが・・・こういう聞き方をしても無駄だと思うよ 責められるべきは選挙行かない人よりもまず選挙を運営してる自治体の選挙の重要性を舐め腐った態度でしょ 一番目の理由は「親が投票にいかないから自分も投票に行ったことがない」「最初の一回目のきっかけがない」だし二番目も「候補者のことを誰も知らない」「誰に投票していいいのかわからない」と考えておいたほうが良いです 投票に行かない人は選挙に行くという行動パターンが自分の中にない、をまず最初に考えた方が良いかも 私が投票に行く理由 しかし上記のような「おっさん側の論理」をいくら言っても意味がない。未顧客理解の五原則を考えるなら、ちゃんと若者(未顧客合理性)を理解し、彼らの合理性にフィットする「文脈」を提示する必要がある 氷河期世代の人には信じられないかもしれないけれど若者は今の

    選挙にいかない人に「なぜ選挙にいかないのか」と聞いてもその答えは参考にならない →「未顧客理解」という概念を試してみよう - 頭の上にミカンをのせる
    arajin
    arajin 2024/10/27
    『“未”顧客理解 なぜ、「買ってくれる人=顧客」しか見ないのか? 作者:芹澤 連”』
  • 国家を崩壊に向かわせる要因について、歴史を定量分析することで導き出す「歴史動力学」を扱った一冊──『エリート過剰生産が国家を滅ぼす』 - 基本読書

    エリート過剰生産が国家を滅ぼす 作者:ピーター ターチン早川書房Amazonこの『エリート過剰生産が国家を滅ぼす』は、もともとカブトムシやチョウといった生き物の個体群動態について研究して生計を立ててきた研究者が、複雑系科学のアプローチを人間社会の研究に応用していった結果をまとめた一冊になる。 この著者らが切り開いた分野は「クリオダイナミクス」(歴史動力学)と呼ばれ、人類史に繰り返し現れるパターンが存在することを発見し、どのような条件が揃うとあるパターン(たとえば、国家の崩壊など)が発生するのか──を歴史の定量分析を通して研究している。「エリート過剰生産が国家を滅ぼす」はたとえ話や主観的な主張ではなく、彼らの研究を通して見えてきた「国家が滅びに向かう」具体的な要因なのだ。 二〇一〇年、各分野の専門家が今後一〇年の展望を予想するという科学誌『ネイチャー』の特集で、私はつぎのように明言した。米国

    国家を崩壊に向かわせる要因について、歴史を定量分析することで導き出す「歴史動力学」を扱った一冊──『エリート過剰生産が国家を滅ぼす』 - 基本読書
    arajin
    arajin 2024/10/17
    “『エリート過剰生産が国家を滅ぼす』”
  • 人類学者による痛快などんでん返し|webちくま(筑摩書房の読みものサイト)

    『ひっくり返す人類学』書評✑ 吉田尚記 学校教育の問題や貧富の格差など、身近で大きな危機に人類学で立ち向かう『ひっくり返す人類学 —— 生きづらさの「そもそも」を問う』(奥野克巳著、ちくまプリマー新書)の書評を、ニッポン放送アナウンサーであり、自身もプナンへ会いに行ったことのある吉田尚記さんにお書きいただきました(PR誌「ちくま」9月号より転載)。 痛快! 痛快! 痛快! 学問についてのでありながら、どんな大どんでん返しのミステリー小説よりも痛快である。小説はどんなに緻密な伏線だとしても、小説の中にしか、ひっくり返せる対象を持つことは出来ないが、このがひっくり返すのは、我々の常識と現実。当たり前だと思っている「教育」「格差」「死」「自然」⋯⋯! これ以上大きなひっくり返す対象はない。これが、痛快でないわけがないのだ! 人類学者・奥野克巳先生による大逆転ホームランを、とくとご覧頂きたい。

    人類学者による痛快などんでん返し|webちくま(筑摩書房の読みものサイト)
  • 【600人のDV男を葬った化粧水】17世紀イタリア女性たちの救いの毒薬「アクア・トファーナ」 - 草の実堂

    事件史 【600人のDV男を葬った化粧水】17世紀イタリア女性たちの救いの毒薬「アクア・トファーナ」 事件史, 西洋史 コメント: 0 投稿者: 藤城奈々 (編集者) 2024/9/30 最終更新:2024/12/3 17世紀のイタリアに、男性の支配やDVに苦しむ女性たちを、毒薬で密かに救った女性がいた。 彼女の名は、ジュリア・トファーナ(Giulia Tofana)である。 ジュリアは「アクア・トファーナ」という毒薬を調合し、化粧用ボトルに入れて販売していた。 この毒薬は、1633年から1651年までの約18年間買われ続け、600人以上の男性たちが毒殺されたという。 ジュリアは、暴力的な男性にとっては恐怖の存在であったが、抑圧から解放された女性たちには「救世主」と称賛された。 ジュリア・トファーナは、1620年にイタリアのシチリア島パレルモで生まれた。 彼女の幼少期についてはほとんど記録

    【600人のDV男を葬った化粧水】17世紀イタリア女性たちの救いの毒薬「アクア・トファーナ」 - 草の実堂
    arajin
    arajin 2024/10/06
    “2021年、ベストセラー作家デボラ・スウィフトは、ジュリアの人生を題材にした歴史小説『The Poison Keeper』を発表した。”→邦訳なし
  • 「これ、ミステリだよ」と勧められ、「そんなわけないだろ」と思いながら読んだ。なるほど確かに構成がメタ的で、伏線が色々なところに仕掛けられている「まったく新しいアカデミック・ライティングの教科書」

    みずの@ゆる言語学ラジオ @yuru_mizuno ミス研出身の先輩に「これ、ミステリだよ」と勧められたので、「そんなわけないだろ」と思いながら読んだ。 なるほど確かに、構成がメタ的で、伏線が色々なところに仕掛けられている。 教科書に擬態した読み物として読んでもちゃんと面白い。なんだこの。すげぇ。 pic.x.com/AGAxV827PL 2024-10-04 20:32:08 みずの@ゆる言語学ラジオ @yuru_mizuno もちろん、アカデミック・ライティングの教科書としてもすぐれている。著者の、読者に寄り添う姿勢はすごく印象的。 それに加えて、学問論、ひいては人文学論としても出色だ。1冊で複数の楽しみ方ができるのに、ページ数は200ページを切っている。 2024-10-04 20:38:19 みずの@ゆる言語学ラジオ @yuru_mizuno なお、「ミステリっぽい」の内容は

    「これ、ミステリだよ」と勧められ、「そんなわけないだろ」と思いながら読んだ。なるほど確かに構成がメタ的で、伏線が色々なところに仕掛けられている「まったく新しいアカデミック・ライティングの教科書」
    arajin
    arajin 2024/10/06
    “阿部幸大『まったく新しいアカデミック・ライティングの教科書』光文社、2024年。”
  • <strong>安楽死が認められている国のいま 合法化から5年・カナダの現状を専門家が解説</strong>

    2021年3月の記事、『安楽死が認められている国の共通点』は大きな反響を呼び、安楽死に対する関心の高さがうかがえた。その後3年を経過し、世界の安楽死をめぐる動向は変化している。今、最も注目を集めているカナダの状況を中心に、2024年の情報にアップデートしておこう。 〈この記事のポイント〉 ● カナダにおける安楽死のポイント ● 安楽死は医療か? 日とカナダの大きな違いとは ● 「人が許容できない苦痛」をどう判断するか ● その死は権利か? 自己決定か? 2016年に合法化したカナダは、わずか5年で安楽死の「先進国」 安楽死をめぐる世界の最新の動向を探る上で最も重要な国が、カナダだ。カナダが安楽死を合法化したのが2016年と「後発国」だが、それ以前に合法化した国々よりも踏み込んだ制度設計を行い、今では安楽死の「先進国」になったと評される。 では、カナダがどのような施策をとってきたのか、ポ

    <strong>安楽死が認められている国のいま 合法化から5年・カナダの現状を専門家が解説</strong>
    arajin
    arajin 2024/10/04
    『安楽死が合法の国で起こっていること』(ちくま新書)
  • これから出る本(2024年10月・11月) - 光文社古典新訳文庫

    《2024年10月刊》 『赤い小馬/銀の翼で スタインベック傑作選』(スタインベック/芹澤恵訳) 農家の少年が動物の生と死に向き合いながら成長していく、自伝的中篇「赤い小馬」のほか、名高い短篇「菊」「白いウズラ」「蛇」「朝めし」「装具」「正義の執行者」、さらに2014年に発見された幻の掌篇「銀の翼で」を邦初訳として収録。 《2024年11月刊》 『城』(カフカ/丘沢静也訳) ある冬の夜ふけ、測量士Kは深い雪のなかに横たわる村に到着する。城から依頼された仕事だったが、城に近づこうにもいっこうにたどり着けず……。奇妙な、喜劇的ともいえるリアルな日常を描いた最後の未完の長編。史的批判版からの新訳。 『悪い時』(ガブリエル・ガルシア・マルケス/寺尾隆吉訳) 十月の雨の朝、静かな町で起きた殺人事件にはあるビラが関係していた。ビラの内容は住民たちの疑心暗鬼を生み、息苦しく不気味な雰囲気が町全体を覆っ

    これから出る本(2024年10月・11月) - 光文社古典新訳文庫
    arajin
    arajin 2024/09/14
    “《2024年11月刊》 『城』(カフカ/丘沢静也訳)”