入船しんもり鍼灸整骨院の新盛院長「脚や膝に痛みを抱えると肩や肘に負担のかかるリスクがある」 エンゼルスは12日(日本時間13日)、大谷翔平投手が13日(同14日)にロサンゼルス市内の病院で左膝の手術を受けると発表した。全治8週間から12週間とされ、今季を終えることとなった大谷だが、果たして「分裂膝蓋骨」とはどんな症状なのだろうかー。元日本代表の中村俊輔選手(横浜FC)の専属トレーナーを務める、入船しんもり鍼灸整骨院の新盛淳司院長に聞いた。 ー分裂膝蓋骨とはどんなものなのでしょうか? 「子供に多い症例です。膝のお皿部分に当たる膝蓋骨は通常1つですが。これが2つ以上に別れた状態を分裂膝蓋骨と呼びます。エンゼルスのエプラーGMは大谷選手の症状を先天的と説明していたようですが、大谷選手の症状も珍しいわけではありません。同じ症状で来院する子供も実際に多いです。幼少期に痛みが出ない人で大人になってから