ブックマーク / news.mynavi.jp (65)

  • Google、PDF論文を劇的に読みやすくするChrome拡張「Google Scholar PDF Reader」

    GooglePDF論文を劇的に読みやすくするChrome拡張「Google Scholar PDF Reader」 米Googleが「Google Scholar PDF Reader」というPDF形式の論文を読みやすくするChromeブラウザ拡張機能の提供を開始した。 プラットフォームやOSに依存せず、クリーンで、文章の構造が一貫しているPDFは、学術文書の標準的なフォーマットとして広く利用されている。しかし、一方で、引用されている他の文献にジャンプするのが難しかったり、あるいは特定のセクションを閲覧したくても、PDFの構造上、簡単に移動できないなど、閲覧性に関して不便と感じる面もある。Googleは「Google Scholar」という学術論文の検索エンジンを提供している。シンプルで分かりやすい画面構成で、良質な学術文書を効率的に見つけられるサービスである。Scholar PDF R

    Google、PDF論文を劇的に読みやすくするChrome拡張「Google Scholar PDF Reader」
  • 農工大、「界面大振幅振動せん断粘弾性測定」による物理現象を解明

    東京農工大学(農工大)とティー・エイ・インスツルメント・ジャパンの両者は9月27日、流体界面の「大振幅振動せん断(LAOS)レオロジー測定」による結果を用いた物理現象の解明に成功したことを共同で発表した。 同成果は、農工大大学院 生物システム応用科学府 生物機能システム科学専攻の八木晴美大学院生、同・大学大学院 工学研究院応用化学部門の長津雄一郎教授、ティー・エイ・インスツルメント・ジャパンの髙野雅嘉氏、農工大大学院 グローバルイノベーション研究院の鈴木龍汰特任助教らの共同研究チームによるもの。詳細は、レオロジー協会が刊行する物理や化学などの理論的および実験的問題を学際的にカバーする学術誌「Journal of Rheology」に掲載された。 レオロジーとは、物質の変形と流動を扱う学問分野のことで、流動学とも呼ばれ、物質の粘弾性の測定方法の代表的な1つに「動的粘弾性測定」がある。同測定は

    農工大、「界面大振幅振動せん断粘弾性測定」による物理現象を解明
  • JR西日本、人型重機ロボットと工事用車両を融合させた鉄道重機開発

    JR西日は15日、人機一体・日信号と共同で、人型重機ロボットと鉄道工事用車両を融合させた多機能鉄道重機を開発していると発表した。高所に設置された多様な設備に対応する汎用性の高い鉄道重機を開発し、これまで人の手を要していた作業を機械化することで、生産性と安全性の向上をめざすとしている。 人型重機ロボット(提供 : JR西日) 多機能鉄道重機(試作機)の全体図(提供 : JR西日) 伐採デモ(提供 : JR西日) 運搬デモ(提供 : JR西日) 操縦者(提供 : JR西日) 開発中の多機能鉄道重機は、インタラクティブな作用で直感的な操作が可能となり、操縦者の操作とロボットの動きが連動し、ロボットが受ける重みや反動を操縦者にフィードバックすることで、操作技術を容易に習得可能になるという。形状によらない多様な部材の把持を可能とし、多様な状況の作業で使用が可能に。人が地上にいながら高所

    JR西日本、人型重機ロボットと工事用車両を融合させた鉄道重機開発
  • メーカー自身も驚いた、NASAが「宇宙用」に見出していた日本の企業5社

    2022年、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の「OMOTENASHI」と東京大学の「EQUULEUS」という2機の超小型探査機が月へと向かう。 アメリカ航空宇宙局(NASA)の大型ロケット「SLS(Space Launch System)」の試験打ち上げに同乗する2機は、キューブサットと呼ばれる10cm立方の規格で6つ分、重量は10~14kgほどだ。このサイズでも月面着陸と観測データの地球への送信、超小型エンジンによる月の向こう側への飛行や月の観測が可能になる。 超小型衛星が科学でも民間宇宙ビジネスでも利用が進む中で、信頼できる部品・コンポーネントの供給が求められている。 JAXAは“革新的衛星技術実証プログラム”や“小型技術刷新衛星研究開発プログラム”などを通じて新たなコンポーネント開発を支援しているが、NASAは「今すぐ使える部品がほしい」という要望にも応える最新技術のカタログを公表し

    メーカー自身も驚いた、NASAが「宇宙用」に見出していた日本の企業5社
    arakik10
    arakik10 2022/01/03
    https://president.jp/articles/-/53172 と併せて読むと興味深い
  • JAXA、50年来の謎だった木星高層大気が約420℃もの高温である理由を解明

    宇宙航空研究開発機構(JAXA)は8月5日、太陽光の入射量から計算すると-73℃ほどになるはずが、約420℃もの異常高温を木星大気にもたらす熱源がオーロラであること示すことに成功したと発表した。 同成果は、JAXA 宇宙科学研究所(ISAS)のジェームズ・オダナヒュー氏(NASA ゴダード宇宙飛行センター兼務)、米・ボストン大学 宇宙物理学センターのL. Moore氏、同・T. Bhakyapaibul氏、英・レスター大学のH. Melin氏、同・T. Stallard氏、NASA ゴダード宇宙飛行センターのJ. E. P. Connerney氏、情報通信研究機構の垰千尋研究員らの国際共同研究チームによるもの。詳細は、英科学誌「Nature」に掲載された。 木星は、太陽から見た場合、地球よりも遠い位置にあり、太陽光の入射量も地球と比べると少ないため、入射量から計算すると来の木星高層大気は

    JAXA、50年来の謎だった木星高層大気が約420℃もの高温である理由を解明
    arakik10
    arakik10 2021/08/11
    理論家に新しい謎をいくつももたらしてくれている…でいいのかな?
  • 地図でプログラミング!?ゼンリンが作ったプログラミング教育ツール「まなっぷ」

    ICT教育推進のためプログラミング教育が必修化され、教育関連企業も教育現場の要望に応えて様々な教育ツールのラインナップがされるなか、地図でプログラミングという一風変わったプログラミング教育を開発、提案するのが地図業界の老舗ゼンリンだ。5月12日から14日まで東京ビッグサイトで開催された教育関連業者のための展示会「教育 総合展(EDIX)東京」内の「第2回 STEAM教育 EXPO」に同社の製品「まなっぷ」が出展されていた。地図の会社が作った教育ツールとはどのようなものかレポートする。 「第2回 STEAM教育 EXPO」ゼンリンブースより 地図業界の老舗であるゼンリンは、その蓄積された地図データを元に様々なITビジネスを展開、カーナビゲーションから、位置情報を活用したIoTソリューション、行動支援サービスやエリアマーケティング、デジタルサイネージまで幅広い分野で業務展開しており、そんな同社

    地図でプログラミング!?ゼンリンが作ったプログラミング教育ツール「まなっぷ」
  • ゼロからはじめるPython(73) より簡単にデスクトップアプリが作れるPySimpleGUIを使ってみよう

    連載では以前Tkinterを使ってデスクトップアプリを作る方法を紹介した。Tkinterもそれほど難しくないものの、PySimpleGUIを使うともっと簡単にデスクトップアプリが作れると話題だ。今回は、話題のPySimpleGUIを使って、日給計算アプリを作ってみよう。 PySimpleGUIを使って日給計算アプリを作ってみよう PySimpleGUIについて PySimpleGUIとは2018年より開発されているデスクトップアプリを作るためのライブラリだ。GUIとはGraphical User Interfaceの略で、ボタンやテキストボックスなど、マウスやタップ操作に応じて反応するインターフェイスのことだ。 もともと、PythonGUIを持ったアプリを作るのには、Tkinter、Qt、WxPythonなどのライブラリが利用されてきた。実際のところ、PySimpleGUIはこれら既に

    ゼロからはじめるPython(73) より簡単にデスクトップアプリが作れるPySimpleGUIを使ってみよう
  • 名大など、数学と考古学を融合させた新分野で人類進化史の説明に成功

    名古屋大学(名大)は1月12日、旧人と新人というふたつの人類集団の空間分布動態を表現すると同時に、集団間の資源競争による人口密度の変化を示す数理モデル「生態文化分布拡大モデル」を用いた人類進化史の説明に成功したと発表した。 同成果は、名大博物館・大学院環境学研究科の門脇誠二講師、明治大学 総合数理学部の若野友一郞教授らの共同研究チームによるもの。詳細は、科学誌「Quaternary International」にオンライン掲載された。 ここ最近10年間の人類進化史の研究における進展はめざましく、現在の中学校や高校の歴史や生物の教科書が追いつかない状況となっている。それら教科書では、我々ホモ・サピエンスこと新人は、ネアンデルタール人などのさまざまな旧人よりもあとに登場し、より発展した文化を最初から持っていたと説明されている。しかし、もはや大きな更新が必要だという。 まず新人の登場時期が、約3

    名大など、数学と考古学を融合させた新分野で人類進化史の説明に成功
  • 千葉大など、食物アレルギーの治療法「経口免疫療法」の仕組みの一端を解明

    千葉大学は12月7日、物アレルギーの治療法であるものの、その機序についていまだ不明な点が多かった「経口免疫療法」の治療メカニズムの一端を解明したと発表した。 同成果は、千葉大大学院 医学研究院の倉島洋介准教授、東京大学 医科学研究所の清野宏教授、同・高里良宏医師らの共同研究チームによるもの。詳細は、米国学術誌「Mucosal Immunology」にオンライン掲載された。 物アレルギーは、日において約120万人もの患者がいるとされている。その症状は、かゆみやじんましんに始まり、おう吐、下痢のほか、最悪の場合ショックを起こして死に至るケースもある危険な疾患だ。そのメカニズムは、白血球の一種である「マスト細胞」がアレルゲン(アレルギーを起こす物質)を受容し、「ヒスタミン」などのアレルギー物質を放出することで発症してしまう。 そこで共同研究チームは今回、物アレルギーの有望な治療法である経

    千葉大など、食物アレルギーの治療法「経口免疫療法」の仕組みの一端を解明
  • NIFSのスパコン「プラズマシミュレータ雷神」に見る核融合研究の現在

    数値実験炉研究プロジェクトの中核を担う「雷神」 核融合科学研究所(NIFS)では、プラズマ核融合分野専用のスーパーコンピュータ(スパコン)である「プラズマシミュレータ雷神」の運用を2020年7月1日より開始した。ベクトル型スパコン「NEC SX-Aurora TSUBASA A412-8」×540基で構成されており、10.5PFLOPSの演算性能を持つ。2020年11月に発表されたHigh Performance Conjugate Gradients Benchmarkにおいて国内3位、世界10位の成績を収めている。 核融合科学研究所に設置されている「プラズマシミュレータ雷神」 核融合科学研究所では、数値実験炉研究プロジェクトと呼称し、大型ヘリカル装置での実験結果や理論と連携しつつ、ヘリカル数値試験炉の構築を目指している。核融合研究では、1億度を超え、複雑な振る舞いをする核融合プラズマの

    NIFSのスパコン「プラズマシミュレータ雷神」に見る核融合研究の現在
    arakik10
    arakik10 2020/11/24
    核融合科学研究所
  • 東北大、ペルム紀末に起きた史上最大の生物大量絶滅の原因の証拠を発見

    東北大学は11月9日、新しく開発した指標により、地球史上最大の生物絶滅事象とされる約2億5000万年前のペルム紀末の大量絶滅と、その前に起きた陸上生態系崩壊の原因は大規模火山噴火であるとする確たる証拠を発見したことを発表した。 同成果は、東北大大学院理学研究科地学専攻の海保邦夫教授(現・東北大学名誉教授)らの研究チームによるもの。詳細は、米国地質学会が刊行する「Geology」に掲載されるに先立ち、電子版に掲載された。 地球上の生命は約40億年前に誕生したとされ、それから現在までの間に、全生物の大半が絶滅する大量絶滅が5回起きたとされ、「ビッグファイブ」と呼ばれる(6回起きたと数える研究者もいる)。 約6500万年前に巨大隕石の衝突で恐竜を初めとする多くの生物が絶滅したときは、地球上の全生物種のうちの約70%が滅んだとされる。しかし、それは“まだ少ない方”で、ビッグファイブ中で最大の被害を

    東北大、ペルム紀末に起きた史上最大の生物大量絶滅の原因の証拠を発見
  • ゼロからはじめるPython(65) PythonでExcelを操作する二大手法を比較しよう

    業務でなくてはならないツールExcelExcelのマクロを使って自動化することもできるが、Pythonを使うとより幅広いライブラリと併用できて非常に便利だ。とは言え、PythonExcelを自動操縦する場合、「openpyxl」を使う方法と「pywin32」を使う方法の二台手法がある。ここでは、そのメリット・デメリットを比較してみよう。 Pythonの二大Excelライブラリを比較してみよう 「openpyxl」「pywin32」のどちらが良いのか? PythonExcelを操作して、業務の自動化をする場合、「openpyxl」を使う方法と「pywin32」を使う方法の二大手法がある。どちらにもメリットがある。 まず、どちらのライブラリを使う場合も、基的なExcelのシートの内容を読み書きすることができる。しかも、双方ともオープンソースであり無料のライブラリだ。しかし、決定的に異な

    ゼロからはじめるPython(65) PythonでExcelを操作する二大手法を比較しよう
  • Ryzen Threadripper 3990Xを試す - ベンチマーク実測レビュー (2)

    ◆IntelBurnTest V2.544(グラフ9) AgentGOD http://www.xgamingstudio.com グラフ9 さて、同じくコア数が性能に直結しそうなLinpackは? ということでIntelBurnTestであるが、意外にも性能が最大になるのはMaximumの場合のみで、Standard(1GB)~Very High(4GB)程度だと、Ryzen Threadripper 3960Xにも劣る程度の性能しか出ない、というちょっと面白い結果になった。 ただこれの理由は明確で、メモリ不足(正確にはメモリ帯域不足)である。メモリが少ないケースでは、L3がそれほど効果的に作用しないから煩雑にメモリアクセスが発生する。ところがRyzen Threadripper 3990Xではコア数が倍だから、アクセス頻度も倍になる訳で、メモリバスの奪い合いになる訳で、これがオーバーヘ

    Ryzen Threadripper 3990Xを試す - ベンチマーク実測レビュー (2)
    arakik10
    arakik10 2020/02/08
    FFTW
  • ゼロからはじめるPython(46) Pythonでデスクトップアプリ作成入門 - Tkinterで肥満判定ツールを作ろう

    Pythonには、標準でWindows/macOS/Linuxデスクトップ向けアプリを作成するTkinterというライブラリが備わっている。このライブラリを使うと、ボタンやエディタなどGUIを持つアプリを作ることができる。今回は、デスクトップアプリの開発方法を紹介する。作成例として、肥満度判定を行うBMI計算ツールを作ってみよう。ここで作成するのは身長と体重を入力すると、BMI値と肥満度を表示するツールだ。 肥満度計算を行うデスクトップアプリを作ってみよう デスクトップアプリとは? ところで、『デスクトップアプリ』とは何だろうか。WindowsmacOSなどパソコン上で動作するアプリのことだ。昨今、アプリと言えば、スマートフォンを対象にしたアプリを指すことが増えた。そこで、スマホアプリに対して、パソコンで動作するアプリを、『デスクトップアプリ』と呼ぶ。 Pythonデスクトップアプリ

    ゼロからはじめるPython(46) Pythonでデスクトップアプリ作成入門 - Tkinterで肥満判定ツールを作ろう
    arakik10
    arakik10 2019/02/19
    テキスト入力
  • 遅刻魔たちによる「傷のなめ合い座談会」を精神科医に見届けてもらった (1) 遅刻魔3名による傷のなめ合い | マイナビニュース

    世の中には、時間にルーズな人やいつも遅刻ばかりしてしまう人が一定数いるものである。そういった人たちは、自身の「遅刻癖」を一体どのように捉えているのか。そして、その癖を直すのに効果的な方法はあるのだろうか。 稿では、自称・遅刻魔のビジネスマン3名による座談会を開催し、時間を守れる側の人間には理解しがたいであろう遅刻魔の生態をお届けする。さらに、その様子を精神科医の高木希奈さんに見ていただき、遅刻癖の原因と対策を探ってみることに。それではまず、遅刻魔トリオによる傷のなめ合い座談会の模様からご覧いただこう。 今回ご協力いただいたのは、精神保健指定医、精神科専門医・指導医、認定産業医として多方面で活躍する高木希奈さん(写真:マイナビニュース) 各々の遅刻魔度合いは? ――はじめに、自分が「遅刻魔」であるという自覚が芽生えたのはいつからかを教えてください。 浜岡さん(仮名/以下、敬称略):僕は新卒

    遅刻魔たちによる「傷のなめ合い座談会」を精神科医に見届けてもらった (1) 遅刻魔3名による傷のなめ合い | マイナビニュース
  • 東工大、金融市場トレーダーの行動法則をボルツマン方程式を用いて解明

    東京工業大学(東工大)は、同大の研究グループが、ドル円市場の売買注文のトレーディング・ログをトレーダー個々のレベルで分析し、注文行動時に共通する統計法則を発見したことを発表した。また、それに基づいた市場の数理モデルを構築し、ボルツマン方程式を用いて市場のさまざまな特性を理論的に導出することに成功したことも、あわせて発表した。 この成果は、東工大 科学技術創成研究院 ビッグデータ数理科学研究ユニットの高安美佐子教授、高安秀樹特任教授、金澤輝代士助教、末重拓己氏によるもので、3月27日発行の米物理学会誌「フィジカル・レビュー・レター(電子版)」に掲載された。 金融市場のブラウン運動と物理のブラウン運動の類似性(出所:東工大ニュースリリース) 金融市場の価格変動は昔から確率的にランダムに振舞うことが知られており、金融工学ではランダムウォークモデルを用いて金融派 生商品の値付けなどが盛んに行われて

    東工大、金融市場トレーダーの行動法則をボルツマン方程式を用いて解明
  • 人工光合成による水の完全分解へ - 阪大、可視光応答型光触媒を開発

    大阪大学(阪大)は1月12日、黒リンとバナジン酸ビスマスを用いた光触媒を開発し、紫外光のみならず可視光の照射によっても、水から水素・酸素割合を効率よく生成できることを発見したと発表し、同日大阪にて記者会見を実施した。 同成果は、阪大 産業科学研空所の真嶋哲朗 教授、藤塚守 准教授らの研究グループによるもの。詳細は、ドイツの科学誌「Angewandte Chemie International Edition」(オンライン版)に掲載された。 光触媒による光合成イメージ 太陽光で水を分解して水素と酸素を生成することができる光触媒反応は、太陽光エネルギーを化学エネルギーへ変換する方法として、人類の1つの夢といえる。しかし、これまでに開発されてきた光触媒においては、その変換効率は低く、完全な水分解を起こし、水素と酸素を同時に生成することは困難だった。 真嶋氏は、「光触媒は昔から研究されており、化石

    人工光合成による水の完全分解へ - 阪大、可視光応答型光触媒を開発
  • 【連載】航空機の技術とメカニズムの裏側

    連載では、昨今、国産旅客機として三菱MRJが話題になるなど、注目が集まっている航空機の技術やメカニズムの裏側に迫る。

    【連載】航空機の技術とメカニズムの裏側
  • 慣性の法則破れる? - 量子力学において粒子はまっすぐ進まないことが判明

    広島大学は、自由空間中の粒子の動きを測定し、3か所の粒子の位置分布の理論的分析から、粒子の8%が直線に沿って動いておらず、ニュートンの第1法則を破る可能性があると発表した。 同成果は、同大先端物質科学研究科量子物質科学専攻のホフマン・ホルガ 准教授によるもの。詳細は米国の学術誌「Physical Review A」掲載された。 ニュートンの第1法則によれば、自由空間中の粒子は常に直線に沿って動くはずだが、この法則は量子力学においても有効なのかについては、不確定性原理によって「運動中」の粒子を正確にとらえることができないため、明らかにはなっていなかった。 今回の研究は、位置の状態と運動量の状態との量子干渉効果を利用。その結果、ニュートンの第1法則に反する明白な証拠が、3つの異なる時間における位置測定の統計から得られる可能性が示されたとする。 同成果についてホルガ氏は、3か所の粒子の位置分布の

    慣性の法則破れる? - 量子力学において粒子はまっすぐ進まないことが判明
  • 夜空に最も明るい星が新たに誕生? - その正体はロシアの宇宙灯台「Mayak」

    夜空で最も明るい星は月。2番目に明るいのは、明けの明星、宵の明星としておなじみの金星--。そんな、太古の昔から人類が慣れ親しんできた夜空の光景が、この夏の間だけ、少し変わるかもしれない。 7月14日、モスクワ工科大学(Moscow Polytechnic University)が開発した超小型衛星「マヤーク(Mayak)」が、宇宙へ打ち上げられた。衛星そのものは手で抱えられるほどの小ささながら、最大でマイナス10等級という、満月に次いで夜空で2番目に明るい星として、そして月が出ていないときには最も明るい星として輝くことができる、ある仕掛けが組み込まれている。 宇宙の灯台「マヤーク(Mayak)」 ロシア国営の宇宙企業ロスコスモスは7月14日15時36分(日時間)、カザフスタン共和国にあるバイコヌール宇宙基地から、「ソユーズ2.1a」ロケットの打ち上げに成功した。 この打ち上げでは、地球観

    夜空に最も明るい星が新たに誕生? - その正体はロシアの宇宙灯台「Mayak」