ビートー警視庁強行犯係・樋口顕ー(新潮文庫)【電子書籍】[ 今野敏 ] 価格: 869 円楽天で詳細を見る 【あらすじ】 警視庁捜査二課・島崎洋平は疑念を持っていた。警察のガサ入れの日時を長男が大学柔道部の先輩である銀行員の富岡に漏らしてしまいガサ入れは失敗。その上自分と長男を脅していた銀行員の富岡が殺害されたが、殺したのは、次男の英次ではないかと疑いを抱いたからだ。 ダンスに熱中し、家族と折り合いの悪い息子ではあったが、殺害される直前に富岡と接触していたことが判明する。捜査本部で共にこの事件を追っていた樋口顕は、やがて島崎の疑念に気付く。 【感想】 樋口顕シリーズは1996年に刊行された「① リオ」からスタートしているが、2022年に新作「⑦ 無明」が出てもようやく7冊目と寡作。本作品はシリーズ3冊目で2000年に刊行されている。 樋口顕警部は安積警部補と似たキャラクターだが、比べるとや