タグ

ブックマーク / niigata-sanpo.hatenablog.com (145)

  • 山奥の廃村跡には Ⅰ - NIIGATAさんぽびと

    昔、山あいの小さな集落があった場所。 人が去り、荒れ地と化していた水田跡に、きれいな湿原が広がっている。 阿賀町上川地区の山あいにある「たきがしら湿原」へ。 ここは新潟県と福島県の境に近い山の奥。緑豊かな広葉樹に囲まれた人工の湿原。 それほど広くはないが、春から秋にかけて、素朴で可憐な花が楽しめる。 周囲の森には散策路も整備され、様々な動植物が生息する自然の宝庫。 気持ちいい新緑の季節。天気がいいので久しぶりに訪れた。 湿原から流れ落ちる水の音が響いていた。 湿原を見渡す展望塔へ。 中には休憩スペースがあり、説明パネルが飾られている。 デッキからは湿原を見渡せる。 かつてここには「滝首(たきがしら)」という集落があった。 この湿原は水田として耕作されていた場所。 水田耕作している頃の滝首集落(展示パネルより) 山奥の小さな集落は、時代とともに過疎が進み、後継者もいなくなった。 最後は5戸を

    山奥の廃村跡には Ⅰ - NIIGATAさんぽびと
    arashi_golf
    arashi_golf 2023/06/16
    こんばんは。いつもありがとうございます。湿原から滝につながるところがおもしろいですね。展望塔と木道も風情がありますね。
  • チューリップ品種保存計画 - NIIGATAさんぽびと

    広い畑の中ほどに、変わったチューリップがたくさん咲いていた。 胎内市チューリップフェスティバルの続きです。 80万が並ぶチューリップフェスティバル会場。 目移りしながら花畑を歩いていくと、少し変わったチューリップが並んでいた。 形が変わっていたり、カラフルな色だったり。 これらは、芳垣航輔(よしがきこうすけ)さんというチューリップ愛好家の方が展示していたもの。 胎内市でチューリップの品種収集と保存を行っている方らしい。 説明板によると… チューリップは毎年50〜100品種が国際登録され、 流行や生産の変化とともに栽培される品種はどんどん変化していく。 人の手で生まれた園芸品種は、栽培する人がいなくなれば消えてしまう。 消えていく品種を保存して残していくことができないか… という思いから芳垣さんは、 国内外に出回るあらゆる園芸品種を収集して栽培、保存するという 「チューリップ品種保存計画」

    チューリップ品種保存計画 - NIIGATAさんぽびと
  • チューリップ畑 - NIIGATAさんぽびと

    一面に広がる色鮮やかな花の絨毯。 80万が咲き誇るチューリップ畑へ。 胎内市のチューリップ畑へ。 毎年この時期に、2ヘクタールの畑に、約60種類、80万のチューリップが咲き誇り、 チューリップフェスティバルが開催される。 見渡す限りのチューリップ。 初めて来てみたが、色とりどりの絨毯が広がる景色は壮観だ。 さてどこから歩いていけばいいものか。迷路じゃないのに迷ってしまうぞ。 胎内市は全国有数のチューリップの生産地。 胎内砂丘の立地と新潟県特有の気象が、チューリップ球根の栽培に適しているという。 ここは観賞用の花畑ではなく、球根育成用のチューリップ畑。 花を刈り取るまでの間だけ楽しめる畑で、最終日には刈り取り作業も見学できる。 畑を見下ろす小高い場所に高所作業車が置かれていた。 地元の電気工事組合の協力で、クレーンに乗って上から花畑を見下ろすことができるのだとか。 かなり上に伸びそうな立

    チューリップ畑 - NIIGATAさんぽびと
  • 山あいの小さなダムへ Ⅱ - NIIGATAさんぽびと

    加茂市の山あいに50年程前に造られた下条川ダム。 川のようなダム湖のまわりをのんびりと進んでいく。前回の続きです。 あちこちで車を止めて花や景色を楽しみながら奥へ。 細長いダムの周回路の折り返し地点へ。 一番奥にあるのはトンボ生態園。 観察用の木道をちょっと散歩。まだトンボの姿はなかったが。 奥の山から流れてくるきれいな川。 足元の小さな花を。似ているようでみんな違う。 上流側の見晴らしの良い場所から。ダム湖というよりやっぱり川。奥に吊り橋が見える。 吊り橋に来て見ると、かなり前から通行禁止になっているようだった。楽しみにしていたのだが残念。 吊り橋の近くに咲いていた金(ウコン)桜。 ダム周辺に5点在しているらしい。 もう終わりかけで薄緑の花が白っぽく変わってきていたが、陽を浴びてきれいだった。 細長い周回路をぐるっとまわってダムに戻ってきた。 ここにも八重桜がきれいに咲いていた。 初

    山あいの小さなダムへ Ⅱ - NIIGATAさんぽびと
  • 山あいの小さなダムへ Ⅰ - NIIGATAさんぽびと

    釣り人が集う山あいの小さなダム。 胸のすくような絶景はないが、不思議と居心地のいい場所だった。 加茂市の山あいにある下条川ダムへ。 下条川流域の洪水防御を目的として昭和49年に完成した重力式コンクリートダム。 今まで来る機会がなかったが、天気もいいので散歩気分でやってきた。 ダムというと広々とした景色を思い浮かべるが、ここのダム湖(?)は山に挟まれた川のよう。 周囲には染井吉野が700ほど植えられているが、残念ながらこの日はすっかり終わっていた… その代わり、数は少ないが遅咲きの八重桜が咲いていた。 眩しい新緑に優しいピンク色。 遠くを見ると、水際で糸をたらす人々が。 へら鮒釣りのメッカとして知られるこのダムでは、毎年鮒釣り大会が開催され、 雑誌にも取り上げられたのだとか。 平時は低水位が維持されている防災専用ダムなので、水面ギリギリに造られた釣り場がいくつもある。 水位変動が大きい通常

    山あいの小さなダムへ Ⅰ - NIIGATAさんぽびと
  • 水に桜 - NIIGATAさんぽびと

    池の桜が散り始めていた。水に浮かんだ花びらもまた美しい。 お松の池の続きです。 去年も早かったが、今年の桜はそれ以上に早かった。 去年は急な満開に驚いているうちに、あれよあれよと見頃が過ぎていった。 その経験から心の準備ができていたのか、今年はいくつかの場所で花見ができた。 でも、早く咲けば早く散る。 紅葉を見ていても同じ思いにかられるが、この景色がもっと長く続かないものかと思う。 瞬く間に散ってしまうのを知っているから、より美しく感じるのかもしれないが… お松の池の満開の桜も少しだけ散り始めていた。 この池には、名前の由来になった「お松」という女性の逸話が残っている。 昔、この村に嫁いできたお松という娘がいた。 姑は村一番の機織上手で、機織に不慣れな嫁を早く一人前にしたいと厳しく指導した。 お松は一生懸命に織り続けたが、なかなか姑の気に入る機ができず、 だんだんと気落ちしていった… 何年

    水に桜 - NIIGATAさんぽびと
  • 静かな湖畔で Ⅱ - NIIGATAさんぽびと

    いつもより早く見頃を迎えた大崎ダム公園の桜。 桜が並ぶ湖畔の道をゆっくり散歩。前回の続きです。 天気もよく山の緑もきれいだ。 青空の下、湖のほとりをてくてくと。 湖のほとりの広場へ降りて。 水際で揺れる水面を眺めたり、 水鏡を撮ったりして、しばらく楽しんだ。 先へ進むと、キクザキイチゲやネコノメソウがあちこちに。 湖の一番奥にある砂防ダムから流れ込んでいた雪解け水。 折れて地面に落ちた桜の枝。きれいな花を咲かせていた。 帰り際、少し風が吹いて、さざなみがキラキラ。 静かな湖畔で今年もゆっくりと楽しめた大崎ダムでした。

    静かな湖畔で Ⅱ - NIIGATAさんぽびと
    arashi_golf
    arashi_golf 2023/05/20
    こんばんは。いつもありがとうございます。鏡のような静かな湖面や草花が連続する中に雪解け水の躍動感が印象的でした。
  • 静かな湖畔で Ⅰ - NIIGATAさんぽびと

    湖畔に植えられた満開の桜が綺麗な水鏡を見せていた。 静かなダム湖のほとりで静かなお花見。 今年も南魚沼市の大崎ダムへ。 まわりに植えられている約200の桜が見頃になっていた。 毎年、桜が咲く頃には、ダム湖の上にたくさんの鯉のぼりが泳ぐ姿が見られるのだが、 今年の桜は気が早くて、飾り付けされる前に咲いてしまったようだ。 鯉のぼりが泳ぐ時まで、この桜はもっているかなあ… 着いた時には人影もなく、期待通りの静かな湖畔。 風もほとんどなく水鏡が美しい。 鯉のぼりはまだだが、物の鯉はたくさん泳いでいた。 誰もいない遊歩道を歩いていく。聴こえるのは鳥のさえずりだけ。 今年も鮮やかな黄色を見せていたスイセン。 山からの流れの脇にショウジョウバカマがたくさん咲いていた。 落ち葉の標。 去年よりは少ないが、ところどころに雪が残っていた。ザクザクと冷たい感触が心地いい。 いつもの気まぐれで脇道へ。登った

    静かな湖畔で Ⅰ - NIIGATAさんぽびと
  • ヒガンザクラの樹林へ Ⅱ - NIIGATAさんぽびと

    頭上にも眼下にも桜が迫る。その造形に圧倒されながら登っていく。 小山田彼岸桜樹林の後半です。 光を浴びた花が輝いて。 老木が枝を縦横無尽に伸ばし、あたりを覆うように立ち並ぶ。 登っていくと道が倒木でふさがれていた。見渡せば何も倒れている。 歩いてくる途中にも、地面に落ちた枝が気になっていたのだが、 この斜面ではあちこちで木が倒れていた。 幹の途中から折れた木、根っこから倒れた木… 長い年月を生き抜いていきた木がこんな姿になるほど、この冬の雪は厳しかったようだ。 ここでこんな景色を見るのは初めてだった。 倒れた木を迂回して先へ。 あらためて眺めてみれば、途中で折れた木がたくさん立っている。 今年だけに限ったことではなく、今まで何度も折られながらも生きてきたのだろう。 ここにもシラネアオイが植栽されていた。優しい花にほっとする。 樹林の斜面を登りきって、見晴らしのいい広場に到着。ここが周回コ

    ヒガンザクラの樹林へ Ⅱ - NIIGATAさんぽびと
  • ヒガンザクラの樹林へ Ⅰ - NIIGATAさんぽびと

    空に向かってうねるように伸びる桜の巨木たち。 春になると歩きたくなるお気に入りの場所、エドヒガン桜が並ぶ山へ。 五泉市の小山田彼岸桜樹林。 昔から花の名所として知られ、かつて山腹は1000ものエドヒガン桜に覆われていて、 「花の吉野にまさるともおとらず」と称賛されたほどだったという。 現在残っているのは250ほどだが、山道沿いに巨木が並ぶ景色は素晴らしく、 国指定天然記念物になっている。 天気のいい日、例年より早く見頃を迎えたと聞いてワクワクしながらやってきた。 車を停め、杉林の中を登っていく。 途中で見かけたお猿。4匹くらい出てきて、前の枝に登って遊んでいた。 10分ほど登ると、杉林の中に桜の巨木が見えてくる。 樹齢150年を超える樹高20mほどのエドヒガンが並ぶ道。その高さに圧倒される。 見上げる方向で景色がくるくる変わる。 結構勾配があるので、写真を撮りながら(休みながら)ゆっく

    ヒガンザクラの樹林へ Ⅰ - NIIGATAさんぽびと
  • 晴れた日、桜公園へ - NIIGATAさんぽびと

    よく晴れた日、そろそろ見頃かなと大峰山桜公園へ。 春はやっぱり桜を青空の下で見たくなる。 駐車場の脇には、清楚なミズバショウ。華やかなレンギョウも咲いていた。 今年は春が一斉に来た感じ。 日一小さな山脈、櫛形山脈の大峰山の麓に広がる「大峰山桜公園」。 見晴らしのいい公園に、100種類以上、300の桜が植えられている。 入り口の桜はまだ少し早い感じだったが、天気がいいので気持ちいい。 広場では咲いている桜が結構あった。今年はやはり開花が早い。 公園内に植えられた桜のマップ。丁寧に表示されていていつも感心する。 100種類以上の桜が一斉に満開になることはないが、その代わり長い期間楽しめる。 入り口付近で目を引いていた「赤実大島」。 開花が早い品種のようで、だいぶ葉が多かったが、明るい緑色が華やかに見えた。 盆栽のように伸びた枝に白い花をたくさん咲かせていた木。 日の美を感じたこの桜の名は

    晴れた日、桜公園へ - NIIGATAさんぽびと
  • 春色のなかを Ⅱ - NIIGATAさんぽびと

    白い花が空に向かって春を喜ぶように咲いていた。 春色の上堰潟公園の続きです。 ポカポカ陽気のなか、春景色の公園をてくてくと。 歩いていくと、たくさんの白い花を空に向かって咲かせている木が。 白木蓮? コブシ?  見ているだけで元気をもらえた。 田んぼの用水を挟んで、2の桜が繋がるように咲いている布目夫婦桜。 公園を一周するとちょうど2km。ジョギングやウォーキングコースとして利用する人が多い。 広い景色が気持ちいい。 公園のあちこちで見かける不思議な土の小山。 これはモグラ塚。 作ったのは日最大のモグラ(!)、エチゴモグラ。 世界中でただ1か所、この辺りだけにしかいない希少な固有種なんだとか。 まだお目にかかったことはありません… さて、散歩も終盤。一面に広がる菜の花の香りに包まれて。 菜の花越しに角田山を。 去年はタイミングが合わず、見れなかった風景。 明るい春色に癒された上堰潟公園

    春色のなかを Ⅱ - NIIGATAさんぽびと
  • 堤の桜 - NIIGATAさんぽびと

    角田山の麓にある仁箇堤。 満開の桜の下、池のほとりで静かなお花見。 堤の上に植えられた20ほどのソメイヨシノ。 前回来たのは2月。その時はまだ小さく硬い蕾だったが見事に咲いた。 かなり歳をとった木ばかりだが樹勢はいい。花もたくさんつける。 堤の上は桜のアーケード。 光をたくさんもらおうと、明るい水の方へ枝を伸ばす桜。 いつものように脇の雑木林の道へ。こちらからは角田山がよく見える。 椿もまだ少し咲いていた。 堤の向こうの丘には柿畑が広がっている。 このあたりの柿は「越王(こしわ)おけさ柿」と言って、県内では佐渡市についで2位の生産量を誇るらしい。 「越王」の名は、角田山の山麓には古墳や遺跡が多くあることから、 「越の王」と呼ばれる統治者がこの地にいたことにちなんだもの。 いつもの朽ちた橋を眺めて引き返す。 花見客もあまり来ない小さな堤。堤に並んだ古木は今年もきれいに咲いてくれた。 静かな

    堤の桜 - NIIGATAさんぽびと
  • 春色のなかを Ⅰ - NIIGATAさんぽびと

    桜と菜の花が満開の上堰潟公園へ。 絵に描いたような春景色の中、一周2キロの散歩道。 新潟市西蒲区の上堰潟公園。 四季それぞれに美しい公園だが、桜と菜の花が同時に咲き誇る春は一番華やかになる。 この日は天気がいいこともあって、早い時間からたくさんの花見客が出ていた。 なんとか車を止めて、さあ、春の只中へ。 いつもながらタイムラグのある記事ですが、ゆるーくお付き合いください。 奥にそびえる角田山も春の陽気で気持ち良さそうだ。 桜の隙間を覗きながら、角田山がきれいに見える場所を探して歩くのが楽しい。 一周2キロの散歩道をこの日は反時計回りに。 タテにしたりヨコにしたり。嬉しがって撮りながら。 どうしたって桜と菜の花に目を奪われるが、ユキヤナギもきれいに咲いていた。 雪のような白い花を付けた枝が優しい。 その姿からヤナギの名が付いているが、サクラと同じバラ科の花。 目を凝らしてみると、なんだかサク

    春色のなかを Ⅰ - NIIGATAさんぽびと
  • 高田城址公園へ Ⅲ - NIIGATAさんぽびと

    春の陽気のなか、美術館に寄り道しながらのんびりとお花見。 高田城址公園の花見散歩のラストです。 小林古径邸でまったりした後は、隣に建っている画室へ。 古径の死後、元の画室は取り壊されたため、当時の写真や図面をもとに再建されたもの。 中に入ると、大きく窓を取った部屋に驚く。 ここが画室。 障子の上げ下げで微妙な調光も可能な気持ちのいい空間だ。 この写真に写っているのは取り壊される前の画室。 現在の建物は当時の写真や図面をもとに2001年に再建されたもの。 古径は広い画室で朝から日が暮れるまで絵を描いたという。なんとも贅沢な空間ですね。 外に出ると、竹ぼうきで通路を掃いていた庭師さんに声をかけられた。 「椿もいろいろあるので見ていってください。皆さん、建物しか見ていかないんです」 すでに散ってしまった木も多かったが、いろいろな種類が植えられていた。 散ったあともまた美しく。 美術館で静かな時間

    高田城址公園へ Ⅲ - NIIGATAさんぽびと
  • 高田城址公園へ Ⅱ - NIIGATAさんぽびと

    今年最初のお花見。満開の桜に囲まれて公園内をゆっくりと。 高田城址公園の花見散歩の続きです。 桜は満開。平日とはいえ人も多い。 ちょっと静かな場所に寄り道したくなって、公園内にある小林古径(こけい)記念美術館へ。 上越市出身の日画家・小林古径の作品とともに、上越市ゆかりの美術作家の作品を収集・展示する美術館。 敷地内には、東京から移築復原した小林古径邸(国の登録有形文化財)と、 再現された古径の画室もある。 数年前に新しい美術館としてオープンしたようで、綺麗な施設になっていて驚いた。 最初、昔の記憶を頼りに歩いていたが入口が見つからなくてウロウロ。 館内は撮影禁止ではないが、作品ごとに撮影OKかNGか表示してあった。 こういう場所に来ると、たとえ「撮影可」の作品でも、真正面から複写するようにカメラを構えるのはどうも抵抗がある。 明らかに「レプリカです」と謳っていたり、「ご自由にどうぞ」的

    高田城址公園へ Ⅱ - NIIGATAさんぽびと
  • 高田城址公園へ Ⅰ - NIIGATAさんぽびと

    毎年、県内でも早く開花する高田城址公園のソメイヨシノ。 今年は例年以上に早く満開になったと聞き、天気もいいし、今年最初のお花見に。 桜満開の高田城址公園へ。 上野の恩賜公園、弘前城公園とともに「日三大夜桜」の一つとして有名な公園。 他にも、「さくら名所100選の地」「日歴史公園100選」「日三大夜城」 「続日100名城」「日夜景遺産ライトアップ夜景遺産」… どんだけ〜!とツッコミたくなるほど、多くの肩書きを持つお花見スポット。 前に来たのはいつだっただろうか。 混んでいる場所と渋滞が苦手なので、かなりご無沙汰していた。 珍しく平日の休みの日、県内でもいち早く満開になったと発表があり、行くなら今日しかないとやってきた。 公園に比較的近い駐車場になんとか車を滑り込ませ、ポカポカ陽気のなか公園へ歩いていく。 内堀に架かる極楽橋。ここを渡るとお花見気分も盛り上がる。 春の陽気に、堀の錦

    高田城址公園へ Ⅰ - NIIGATAさんぽびと
  • 森の春探し Ⅲ - NIIGATAさんぽびと

    いつもの森で春探し。木漏れ日のなかで静かな時間を楽しんだ。 ラストは、今年も公園の入り口に咲いてくれた雪割草を。 毎年、この公園の駐車場の周りに雪割草が咲く。 なんともお手軽な鑑賞スポットなのだが、色も形もいろいろ、なかなか見事な株もあって楽しめる。 この咲き具合を覗きに来るのも、毎年の恒例行事になってしまった。 というわけで、いつもの森のラストは雪割草ばっかりです。よろしければお付き合いください。 今年もたくさん咲いてくれた。光の中で花も嬉しそうだ。 新芽とおしゃべり? ここまでのカットを撮ったのはこんな場所。 駐車場から弥彦の丘美術館までの短いエントランスの両脇。目線に近い高さに雪割草が咲いている。 森の中ではほとんど見かけないので、植栽したのだろう。 小さな花なので興味のない人は素通りしてしまう。 せめて写真に残してあげようと、しゃがんだり、中腰になったり、不審なおじさんが撮っている

    森の春探し Ⅲ - NIIGATAさんぽびと
  • 風雪に耐えて - NIIGATAさんぽびと

    花に誘われるように歩いてきた道もいよいよ終点。 日海を見下ろす高台で力強く枝を広げる木にパワーをもらう。春の里山散歩のラストです。 今年もちょっと寄り道して、最後の分岐で久田城址と反対側へ。 海辺の集落へ続く斜面に曲がりくねった木が並んでいる。 日海の風雪に耐えながら立っている木々。 ここまで見てきた可憐な花とは対照的な自然の姿。 曲がりくねった太い幹、その生命力溢れる姿が見たくて寄り道してしまう。 奥の方の海を望む場所に立つ、何か碑のようなものを抱いている木。 なんだか気になって、ついここまで来てしまう。 何かの祠なのか、それとも墓だろうか。 日海を見下ろす場所で大樹に守られるように立っている。いつからこの景色を見ているのだろう。 木の向こうに見える小高い場所が目的地の久田城址。さてそろそろ行こうか。 杉林を通って、 道の分岐まで戻り、今度こそ久田城へ。 大きな木の間を抜けると視界

    風雪に耐えて - NIIGATAさんぽびと
  • 雪割草に誘われて - NIIGATAさんぽびと

    この時期になると、毎年出かけるお気に入りの里山へ。 今年もたくさんの可憐な花に出会えた。 春。 雪割草が咲き出す頃になると、散歩の虫がウズウズしてくる。 今年の桜は早いというので、雪割草も早いに違いないと、ややフライング気味にいつもの里山へ。 杉林の道を登って行くと、いつも最初に迎えてくれるのはキクザキイチゲ。 今年も会えた雪割草。やっぱり例年より開花が早いようだ。 ファインダーの中でこの花を覗くと、今年も春が来たなあ、と実感する。 坂を登って、いつものように村岡城址を覗く。 南北朝時代の山城の丸跡で、東屋も建っているのでお弁当を広げるには絶好の広場。 15年程前に初めてここへ来た時、一面に咲く雪割草に感動した。 「誰も知らない秘密の花園」という言葉がぴったりの場所で、それ以来、いつ来ても癒された。 しかし、次第に訪れる人が増え、花が減り始めた。盗掘被害も多いらしい。 特に数年前から、の

    雪割草に誘われて - NIIGATAさんぽびと